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すっかり市民権を得たネットオークション。最大規模のヤフオクの出品点数は1日に1千万件にも達する。いまから出品に参加するのに尻込みしてしまう人もいるだろう。しかし,ルールさえ押さえていれば,恐るるに足らずなのだ!
巨大な「売ります」掲示板
現在600万ユーザーを超えたといわれるヤフオク。あなたは600万人を相手に「売ります」の広告を出せるわけだ。そこらへんのスーパーの掲示板に貼っているのとはわけが違う桁数だ。いま入札に関しては無料でできるようになっており(2007年6月20日までのキャンペーンだがその後も継続される可能性大),潜在的な買い手はそれ以上に期待できるのだ。
プレステ3が99億円!
最近ヤフオクで話題となったのは,発売直後のプレイステーション3(PS3)が転売目的で多数出品されたことだ。値上がりを期待する転売ヤーたちを,2ちゃんねらーたちが叩いて祭りとなった。億単位というありえない価格をつけた出品も頻出した。
もちろん,これがそのまま取引されるわけはなく,落札しても取り消しだ。別の捨てIDで高値入札しておいて(規約違反だが),終了直前に取り消して1円で落札という出品者泣かせの荒業も公然となった。これは入札無料化の弊害とも言えそうだが,そうこうするうちPS3は定価割れも出てきており,儲けそこなった人も多かったようだ。
ヤフオク長者は目立たずガッポリ
これを聞いてヤフオクは怖いところだと思うかもしれないが,帰するところはブームに乗って一攫千金を狙った転売ヤーたちの読みの甘さだ。一時的な話題商品は旬は短く,供給過剰となると価格の低落も早い。儲け損ねたのは出品者の未熟さでしかない。
ヤフオクの勝ち組はこんなことに手を出さなくても毎日ガッポリ確実に稼いでいるのだ。それはどういう方法かって? そこは各出品者の企業秘密なんだが,共通する基本的なルールはある。それを知っていればこんな痛い目には会わないで済むだろう。加えてまだヤフオクの基本的なマナーも知らないというなら,ぜひ『最新 あなたも稼げる!ヤフオクで儲ける100のルール』を読んでから参加されることをオススメする。
図1 入札するには,Yahoo! IDを取得して登録メールアドレスを確認するだけ。だれでも無料でとても簡単だ