概要
特集1
目的に応じて,適材適所で使い倒せ!
Javaライブラリ徹底活用
Javaには便利なオープンソースライブラリがたくさんあります。これらのライブラリを目的に応じて適材適所で利用することで,自分でゼロから作るよりも,より効率的に,より信頼できるアプリケーションを開発することができます。
本特集では,オープンソースのライブラリを目的ごとに分類して紹介していきます。数あるライブラリの中から,本当に使えるものだけを厳選しましたので,みなさんの現場で役立つものばかりです。
特集2
Java,.NET,Flashの注目クライアント技術を徹底攻略
そろそろ本番!リッチクライアント大研究
インターネットにおけるホテル予約,生命保険などの対話的申し込みシステムから,コントロールキー,ファンクションキーなどを駆使したキーボード操作主体の社内システムまで,さまざまな場面,規模のシステムで利用されるようになりつつあるリッチクライアントですが,現在のところ,そのソリューションとしては商用からオープンソースまで多数の実装があり,群雄割拠とも言えるような状況です。
本特集では,その中でもとくにJava,Microsoft .NET,Flashという3つのプラットフォームにスポットを当て,Eclipse RCP,スマートクライアント,Flexという実力派テクノロジについて,その活用技法を基礎からわかりやすく解説していきます。
特集3
導入計画から運用ノウハウまで全部見せます!
PostgreSQL本番環境構築術
PostgreSQLをLinuxサーバにインストールして動かすだけなら,とても簡単です。しかし,それを実運用の環境にしようとする場合,自信を持って「大丈夫」と言えますか?
本特集では,ネットワーク設計やRAIDなどのハードウェア設計も含めたサーバ導入計画から,PostgreSQLの最新ソースのコンパイルによるインストールやパッチ適用方法などを,とことん「本番環境」にこだわってお届けします。Appendixには「本番環境導入チェックシート」をお付けいたします。ご活用ください。
新春! 特別企画
自分の手に馴染む環境を選ぼう
2005年 僕らのWebアプリケーション開発環境
本特別企画では,Webアプリケーションを開発するための環境,開発環境にスポットを当てます。第1章では,本誌で記事をご執筆されている方々にアンケートを実施し,普段使いの開発環境をお聞きしました。本誌らしい(?)アンケート結果になりました。お楽しみに。続く第2章ではJ2EE開発の現場で動向が注目される2つのフリーIDE,EclipseとNetBeansを比較検討してみます。それぞれの長所と短所が浮き彫りになります。第3章では最初は誰もが失敗する,開発環境から実行環境への移行方法を解説します。第1章から第3章は個々人の開発環境に注目しましたが,最後の第4章ではグループ開発に視点を移し,Subversionの利用方法を考えます。本特別企画を通して,今お使いの開発環境をもう一度見直してみるのもよいでしょう。
特別企画
プロジェクトの敵か味方か。システムコンサルタントの手の内を知る
そのとき,コンサルは何を考えているのか?
プロジェクトの成功という共通の目標を持った存在であるにもかかわらず,開発者にとってはともすれば疎ましく思えてしまうこともある,システムコンサルタント。確かに考え方や行動はエンジニアとはちょっと違うようですが,本来,コンサルタントは上手につきあっていけば,強力なパートナーとなりうる存在でもあります。本特別企画では,技術者出身にしてコンサル経験のたいへん豊富な筆者が,プロジェクトにおけるさまざまな場面でのコンサルタントの胸の内をエピソード形式で解き明かします。その行動の背景が見えてくれば,意外と親しみを持てる存在であることに気づくはずです。