書籍概要

コンピューターで「脳」がつくれるか

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概要

囲碁で人間を打ち負かす人工知能ロボットや自動運転車が進歩を続けても「人間のようなロボット」にはなりません。世間は人工知能ブームに沸いていますが,人間のように自ら学習して成長していく「汎用人工知能」を実現するにはまだ道なかばです。そもそも汎用人工知能とディープラーニングやIBMのWatsonに代表されるようなふつうの人工知能は何が違うのでしょうか。
本書では,脳の各部位がどんな役割を持ち,どうやって情報を処理しているのかを解説し,人間らしい知能を実現するにはどのようなしくみが必要かふれていきます。続いて,身近にある人工知能のなかで動いている機械学習やディープラーニングなどのコンピューター技術のしくみを説明します。人間の脳のしくみと最新の機械学習のアルゴリズムを照らし合わせてみると,なんだか人間のような知能が再現できそうな感じがしてきます!
近い将来,心を持つ人工知能を作ることは現実になるのでしょうか。本書で人類の技術がどこまで人間の「脳」に近づいているのか確かめてください。

こんな方におすすめ

  • 人工知能について知りたい方
  • 汎用人工知能に興味のある方

目次

1章 人工知能は人工知能ではない?

2章 生きるための知能、道具としての知能

3章 どこまで脳のしくみを解明できるか

4章 人間を追い越したコンピューター

5章 汎用人工知能をつくるには

6章 変わる人間の未来

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