書籍概要

Software Design 20174月号

バックナンバー一覧

発売日
更新日

概要

第1特集
目的から考える! 実作業から学ぶ
Linux入門(OS操作編)

今回の特集は,新人歓迎企画の第1弾として,入社したて(もしくは他部署から配属したて)の新人が先輩から依頼を受け,その問答を通して最終的なゴールに向かってどのように考え,作業したら良いかを解説していきます。

GUIしか触ったことのない新人が,LinuxをCUI環境で動作させ,Webサーバを立ち上げるまでを想定しました。

それでは,Linuxの仮想環境を,仮想先輩・新人が作成する二重仮想劇場の幕開けです。

第2特集
はじめてのサーバーレスアーキテクチャ
AWS LambdaとMicrosoft Azure Functionsで体験

昨今,大規模なWebサービスへの導入も聞くようになってきた「サーバーレスアーキテクチャ」。この新しい開発手法について,みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか? 「サーバーレスとはどういう状態なのか」「ここでのサーバとは何を指すのか」など,そもそも論な疑問を持つ方も多いはずです。本特集ではまずこういった素朴な問いからスタートし,新手法が確立されるに至った経緯を解説します。百聞は一見に如かず,「AWS Lambda」「Microsoft Azure Functions」という2つのサービスを実際に使って,これまでの開発がどのように変わるのかを体験しましょう。

一般記事
[ニフティクラウド mobile backend]mBaaSのしくみ紹介【1】
クラウドサービスで運用不要! すべておまかせシステムの舞台裏

ニフティクラウド mobile backendを題材に,モバイルアプリで利用するバックエンドをサービス化したmBaaS(mobile Backend as a Service)のしくみと,その活用について解説する短期連載。今回は前半でニフティクラウド mobile backendの概要を説明し,後半は環境センサーと組み合わせたアプリ開発の事例を紹介します。

一般記事
PG-Stromの構造と機能,そしてその威力とは【後編】
どのようにGPU は集約演算を実行するのか?

PG-Stromとは,PostgreSQL v9.5以降に対応したオープンソースの拡張モジュールで,GPUを使用することでPostgreSQLの計算能力を増強し,集計・解析系処理を高速化することを目的としています。後編では,SQLにおける基本的な操作の1つである集約関数GROUP BYを例に,これをどのようにGPU上で実行するのか掘り下げるとともに,現在進行中の機能強化について紹介します。

一般記事
Jamesのセキュリティレッスン【9】
IPsecの暗号化通信を復号してみよう!

Wiresharkを使ったパケットキャプチャへの理解を深める本連載。今回はIPsecの暗号化通信を復号する方法を解説します。

目次

第1特集
目的から考える! 実作業から学ぶ
Linux入門(OS操作編)

  • 第1章:ルーキー君,Webサーバを動かしてみる…… 宮原 徹
  • 第2章:ディレクトリ構造と役割がわかりますか?…… 佐野 裕
  • 第3章:ルートとユーザの違いがわかりますか?…… 佐野 裕
  • 第4章:設定ファイルが書けますか?…… 鶴長 鎮一
  • 第5章:コマンド,スクリプトが使えますか?…… 鶴長 鎮一

第2特集
はじめてのサーバーレスアーキテクチャ
AWS LambdaとMicrosoft Azure Functionsで体験

  • Part1:“サーバーレス”とはなにか?…… 仲山 昌宏
  • Part2:[実践]AWS Lambda…… 永田 明
  • Part3:[実践]Microsoft Azure Functions…… 東 聡志/日本マイクロソフト㈱監修

一般記事

  • [ニフティクラウド mobile backend]mBaaSのしくみ紹介【1】
    クラウドサービスで運用不要! すべておまかせシステムの舞台裏…… 中津川 篤司,小山 哲志
  • PG-Stromの構造と機能,そしてその威力とは【後編】
    どのようにGPU は集約演算を実行するのか?…… 海外 浩平
  • Jamesのセキュリティレッスン【9】
    IPsecの暗号化通信を復号してみよう!
    ……吉田 英二

Catch up trend

  • うまくいくチーム開発のツール戦略【7】
    もっとJIRAを活用しよう! いろいろな業務で使ってみる……樋口 晃,大塚 和彦
  • [Special Interview]3年で300%急成長のベンチャーがSE・PGを大募集!!……編集部

連載

  • 及川卓也のプロダクト開発の道しるべ
    【6】PMとプロジェクトマネージメント……及川 卓也
  • ITエンジニア必須の最新用語解説
    【100】Amazon AI……杉山 貴章
  • digital gadget
    【220】デジタルガジェットと触覚……安藤 幸央
  • 結城浩の再発見の発想法
    【47】アイコン……結城 浩
  • 【最終回】[増井ラボノート]コロンブス日和
    【18】発見プログラミング……増井 俊之
  • 宮原徹のオープンソース放浪記
    【14】大阪は裏なんばが熱いし,OSC大阪も熱かった……宮原 徹
  • ツボイのなんでもネットにつなげちまえ道場
    【22】「さくらのIoT Platform β」の通信モジュールを使ってみる(後編)……坪井 義浩
  • 使って考える仮想化技術
    【11】仮想マシンネットワークの利用……笠野 英松
  • RDB性能トラブルバスターズ奮闘記
    【14】ExcelでSQL操作のイメージをつかむ法……生島 勘富,開米 瑞浩
  • Vimの細道
    【17】置換コマンドの基本をおさらい……mattn
  • るびきち流Emacs超入門
    【35】安定の横断検索パッケージanything.el……るびきち
  • 書いて覚えるSwift入門
    【24】型の探求……小飼 弾
  • セキュリティ実践の基本定石
    【42】WordPressサイトの改ざんで問われる自主運営の是非……すずきひろのぶ
  • SOURCES~レッドハット系ソフトウェア最新解説
    【8】OSスキルアップのススメ……小島 啓史
  • Debian Hot Topics
    【45】地道に進むDebian 9に向けたパッケージ更新……やまねひでき
  • Ubuntu Monthly Report
    【84】Let's noteにUbuntu GNOME 16.04 LTSをインストールする……あわしろいくや
  • Unixコマンドライン探検隊
    【12】ゲーム&ジョーク特集(その2)……中島 雅弘
  • Linuxカーネル観光ガイド
    【60】Linux 4.4の新機能~NVMe SSDを活用するI/O pollingとLightNVM……青田 直大
  • Monthly News from jus
    【66】できるエンジニアはクリスマスも旧正月も勉強会……りゅうちてつや,法林 浩之
  • Hack For Japan~エンジニアだからこそできる復興への一歩
    【64】南相馬市小高の学生生活を楽しくしたい!〜小高ハッカソン……小泉 勝志郎,高橋 憲一
  • 温故知新 ITむかしばなし
    【64】MC68000~黎明期の高性能16bit CPU~……速水 祐
  • ひみつのLinux通信
    【38】ねんどまつ……くつなりょうすけ

サポート

ダウンロード

P.152「Unixコマンドライン探検隊 第12回」

本誌P.152からの「Unixコマンドライン探検隊 第12回」で紹介した,bangbanのシェルスクリプトとtrekのマニュアル日本語訳HTMLがダウンロードできます。

ダウンロードしたsd201704-unix-12-DL.zipファイルに,bangban.sh(bangban実行用シェルスクリプト)とtrek.html(trekマニュアルの日本語訳HTML)の2つのファイルが含まれています。

bangban.shの詳細については本誌を参照ください。

trek.htmlは,trekのパッケージに含まれる“trek.me.gz”を本連載の著者が翻訳したものです。Webブラウザで開き,本HTML文書の「はじめに」をお読みください。なお,このドキュメントに含まれるいかなる内容も,ソフトウェアの原作者及びSTAR TREKの商標を保有するCBS Studios Inc.の権利を尊重します。原文は,パッケージbsd-games for Linux中のtrekの一部であり,本翻訳もbsd-gamesのDFSG/OSDライセンスに従います。

ダウンロード
「bangban実行用シェルスクリプト」と「trekマニュアルの日本語訳(著者による翻訳版)」

免責:本サンプルを使用することによって,使用者が受けたあらゆる不利益に対して,原著者および技術評論社はその責任を負いません。

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2017年3月21日更新)

連載「Vimの細道 第17回」
P.125 右段下から12行目

Vimの場合、次のメタ文字が正規表現でエスケープ対象となります。

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Vim の場合、次のメタ文字が正規表現でエスケープ対象となります。

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※エスケープが必要な文字の一部です。

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