概要
IT系資格の登竜門となる,基本情報技術者をめざす方のための参考書です。最新の傾向を分析し,出題頻度の高い分野を中心に,イラストや豊富な図解・例え話を駆使して理解しやすく・記憶に残りやすいように説明し,「〇〇とくれば××」方式で重要ポイントを再確認。さらに関連の本試験問題をすぐ解くことで,知識が定着し応用力もつきます。平成31/01年版では章構成を変更し,未経験の方が苦手意識をもちがちな2進数やアルゴリズムの項などに記述を増やすなど,さらにわかりやすくなりました。無駄なく効率よく短時間で合格レベルに到達することができる,受験者必携の1冊です。
こんな方におすすめ
- 基本情報技術者試験に一発で合格したい方
- わかりやすく効率良い本を探している方
サンプル
目次
本書の使い方
第1章 ハードウェア
- 1-01 情報の表現
- 1-02 コンピュータの5大装置
- 1-03 CPU
- 1-04 アドレス指定
- 1-05 CPUの高速化
- 1-06 記憶素子
- 1-07 磁気ディスク装置
- 1-08 補助記憶装置
- 1-09 入力装置
- 1-10 出力装置
- 1-11 入出力インタフェース
第2章 ソフトウェア
- 2-01 ソフトウェアとOSS
- 2-02 ジョブ管理とタスク管理
- 2-03 記憶管理
- 2-04 ファイル管理
- 2-05 プログラムの性質
- 2-06 プログラム言語
- 2-07 マルチメディアと標準化
第3章 情報の基礎理論
- 3-01 基数変換
- 3-02 補数表現と固定小数点表示
- 3-03 浮動小数点表示
- 3-04 誤差
- 3-05 シフト演算
- 3-06 計測・制御
- 3-07 オートマトン
- 3-08 AIと機械学習
- 3-09 論理演算と論理回路
- 3-10 半加算器と全加算器
第4章 データ構造とアルゴリズム
- 4-01 アルゴリズム
- 4-02 配列
- 4-03 リスト構造
- 4-04 キューとスタック
- 4-05 木構造
- 4-06 データの整列
- 4-07 データの探索
- 4-08 計算量
第5章 システムの構成と方式
- 5-01 システムの処理形態
- 5-02 高信頼化システム
- 5-03 RAIDと高信頼化技術
- 5-04 システムの性能評価
- 5-05 稼働率
第6章 システム開発技術と監査
- 6-01 システム企画
- 6-02 業務プロセスとモデル化
- 6-03 システム開発手法
- 6-04 画面設計と入力チェック
- 6-05 モジュール分割
- 6-06 オブジェクト指向
- 6-07 テスト手法
- 6-08 レビュー
- 6-09 ITサービスマネジメント
- 6-10 プロジェクト管理
- 6-11 工程管理
- 6-12 システム監査
第7章 ネットワーク技術
- 7-01 LANとWAN
- 7-02 OSI基本参照モデルとTCP/IP
- 7-03 IPアドレス
- 7-04 クラスとサブネット分割
- 7-05 LAN間接続装置
- 7-06 同期方式・誤り制御と伝送計算
第8章 データベース技術
- 8-01 データベース
- 8-02 関係データベース
- 8-03 正規化
- 8-04 排他制御と2相コミット
- 8-05 バックアップとデータベース復旧
- 8-06 SQL(基本)
- 8-07 SQL(並べ替え・グループ化)
- 8-08 SQL(応用)
第9章 情報セキュリティ
- 9-01 情報セキュリティ
- 9-02 マルウェアとサイバー攻撃
- 9-03 暗号化方式
- 9-04 ネットワークセキュリティ
第10章 情報化と経営
- 10-01 関連法規
- 10-02 企業会計
- 10-03 経営戦略と技術戦略
- 10-04 ビジネスインダストリ
- 10-05 QC七つ道具
- 10-06 オペレーションズリサーチ
- 10-07 確率
サポート
補足情報
シラバス5.0でも本書は問題なく使用できます
(2018年11月22日更新)
本書のカバーには「シラバスVer4.0」対応と表示していますが,本書の発売直前に,試験センターから「シラバスVer.5.0」が発表されました。
試験センターによると「今回の見直しは,主要な規格・基準との整合を高めることを目的として表記を見直すもので,試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更はありません」とあります。
発表されたシラバスVer5.0を精査いたしましたが,「プロジェクトマネジメント」及び「システム監査」のなどの分野で若干の表現の変更があるものの,試験センターの発表どおり,試験で問う知識・技能の範囲そのものに変更がないことを確認いたしました。
シラバス5.0に基づいて出題される2019年の試験においても,本書はまったく問題なくお使いいただけます。
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電子版用ダウンロード
電子版用に,付録PDFを以下から入手できます。ダウンロードには電子版本紙に掲載されているIDとパスワードが必要です。