概要
第1特集
R,Python活用していますか?
ITエンジニアのための統計学入門
「データサイエンティスト」という職種が今注目を集めており,企業での求人も続々増えています。加えて,プログラミング言語のライブラリからクラウドサービスまで,データ分析を行える環境が一気通貫で整いつつあります。データサイエンスを始めるには,絶好の機会と言えるでしょう。
本特集ではデータサイエンスへの入り口とも言える「統計学」について学びます。まずはITエンジニアが統計学を学ぶことのメリット,実際の仕事現場で求められるスキルについて知り,データサイエンティストのイメージをつかみます。統計の基礎知識を一通り押さえたあとは,RとPythonを使ってデータ分析を実践しつつ,より柔軟にデータを分析できる「ベイズ統計」についても学びます。
第2特集
Webアプリ+機械学習の即戦力
君は使わずにいられるか? TensorFlow.js
機械学習をWebアプリケーションに組み込む手段が増えました!
TensorFlow.jsはその名のとおり,機械学習・深層学習によく使われるTensorFlowのJavaScript版です。では,JavaScriptで書ける利点とはなんでしょう。本特集ではTensorFlow.jsを使った実例として,スマホカメラを使った画像認識による絵合わせゲーム「Emoji Scavenger Hunt」,そして本気すぎるエイプリルフールネタアプリ「Gboard物理手書きバージョン」を紹介しながら,その答えに迫ります。元となるTensorFlowのしくみを理解し,実装コードで納得したら,新たな体験を届ける準備は万端です。
一般記事
[特別企画]Jenkins X+クラウドで快適CI/CD
【2】Jenkins Xをデプロイしよう
本特別企画では,仮想環境で開発にマッチした技術体系としてJenkins Xの導入を図り,数回にわたって環境構築を詳説します。
第2回は,実際にJenkins Xをインストールしていきます。Jenkins Xにはサーバとクライアントがあります。まずはクライアントからインストールを開始し,その後にサーバをインストール+設定します。Kubernetes 設定などやることは盛りだくさんです。
一般記事
[短期連載]オープンソース&GitHub開発で役立つGPGの使い方
【3】GitHubでの署名や認証にはGPG+YubiKeyが便利
暗号ソフトウェア「GPG(GnuPG)」は,コードやメールなどの作者を証明し,改ざんなどを防ぐ手段として,オープンソースソフトウェアの開発にはなくてはならない重要なツールです。本連載では,GitやGitHubで自分の電子署名を付けられるようになることを目標に,GPGの使い方を解説していきます。
最終回となる第3回は,GitやGitHubでのGPG利用について取り上げます。コミットやタグなどに署名を付ける方法のほか,YubiKeyというハードウェアトークンとGPGを組み合わせることでリスクを冒さずに任意のマシンでPGP鍵を使う方法も紹介します。これを習得すれば,GitHubの署名や認証も格段にやりやすくなります。
サポート
ダウンロード
P.126 連載「scikit-learnで学ぶ機械学習アルゴリズム」
記事で紹介した決定木とランダムフォレストによるクラス分類の機械学習を試すためのサンプルコードを以下からダウンロードできます。ダウンロードファイル「TreeModel.zip」は圧縮ファイルです。解凍したうえでご利用ください。
圧縮ファイル内の「TreeModel.ipynb」をGoogle Colaboratoryにアップロードすることで機械学習を試せます。Google Colaboratoryへのアップロード方法は,圧縮ファイル内の「Readme.txt」を参照してください。
- ダウンロード
- サンプルコード(TreeModel.zip)
免責:本サンプルを使用することによって,使用者が受けたあらゆる不利益に対して,原著者および技術評論社はその責任を負いません。
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
P.86 第2特集 第3章 右段上から6行目
誤 |
[244, 244, 3]から[1, 244, 244, 3]
|
正 |
[224, 224, 3]から[1, 224, 224, 3]
|
P.86 第2特集 第3章 右段上から8~9行目
誤 |
[1, 244, 244, 3]
|
正 |
[1, 224, 224, 3]
|
P.90 第2特集 第3章 右段下から14行目
P.120 脚注1(連載「応用がきくDockerイメージの作り方」)
誤 |
今回紹介しているソースコードは、https://github.com/taru0216/sd の第3回(series3)にあります。
|
正 |
今回紹介しているソースコードは、https://github.com/taru0216/sd の第4回(series4)にあります。
|
(以下2018年8月21日更新)
P.192 次号予告