Software Design 2018年9月号
2018年8月18日紙版発売
2018年8月18日電子版発売
B5判/192ページ
定価1,342円(本体1,220円+税10%)
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今号の特集概要
第1特集
R,Python活用していますか?
ITエンジニアのための統計学入門
「データサイエンティスト」という職種が今注目を集めており,企業での求人も続々増えています。加えて,プログラミング言語のライブラリからクラウドサービスまで,データ分析を行える環境が一気通貫で整いつつあります。データサイエンスを始めるには,絶好の機会と言えるでしょう。
本特集ではデータサイエンスへの入り口とも言える「統計学」について学びます。まずはITエンジニアが統計学を学ぶことのメリット,実際の仕事現場で求められるスキルについて知り,データサイエンティストのイメージをつかみます。統計の基礎知識を一通り押さえたあとは,RとPythonを使ってデータ分析を実践しつつ,より柔軟にデータを分析できる「ベイズ統計」についても学びます。
第2特集
Webアプリ+機械学習の即戦力
君は使わずにいられるか? TensorFlow.js
機械学習をWebアプリケーションに組み込む手段が増えました!
TensorFlow.jsはその名のとおり,機械学習・深層学習によく使われるTensorFlowのJavaScript版です。では,JavaScriptで書ける利点とはなんでしょう。本特集ではTensorFlow.jsを使った実例として,スマホカメラを使った画像認識による絵合わせゲーム「Emoji Scavenger Hunt」,そして本気すぎるエイプリルフールネタアプリ「Gboard物理手書きバージョン」を紹介しながら,その答えに迫ります。元となるTensorFlowのしくみを理解し,実装コードで納得したら,新たな体験を届ける準備は万端です。
一般記事
[特別企画]Jenkins X+クラウドで快適CI/CD
【2】Jenkins Xをデプロイしよう
本特別企画では,仮想環境で開発にマッチした技術体系としてJenkins Xの導入を図り,数回にわたって環境構築を詳説します。
第2回は,実際にJenkins Xをインストールしていきます。Jenkins Xにはサーバとクライアントがあります。まずはクライアントからインストールを開始し,その後にサーバをインストール+設定します。Kubernetes 設定などやることは盛りだくさんです。
一般記事
[短期連載]オープンソース&GitHub開発で役立つGPGの使い方
【3】GitHubでの署名や認証にはGPG+YubiKeyが便利
暗号ソフトウェア「GPG(GnuPG)」は,コードやメールなどの作者を証明し,改ざんなどを防ぐ手段として,オープンソースソフトウェアの開発にはなくてはならない重要なツールです。本連載では,GitやGitHubで自分の電子署名を付けられるようになることを目標に,GPGの使い方を解説していきます。
最終回となる第3回は,GitやGitHubでのGPG利用について取り上げます。コミットやタグなどに署名を付ける方法のほか,YubiKeyというハードウェアトークンとGPGを組み合わせることでリスクを冒さずに任意のマシンでPGP鍵を使う方法も紹介します。これを習得すれば,GitHubの署名や認証も格段にやりやすくなります。