書籍概要

WEB+DB PRESS Vol.110

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概要

Vol.1~120までのPDFを収録したDVD-ROMが付いているお得な総集編もあります!

WEB+DB PRESS総集編[Vol.1~120]
https://gihyo.jp/book/2021/978-4-297-12215-7

特集1
名前付け大全
設計も,実装も,ここから始まる!

クラス名やメソッド名,変数名……。私たちは日々「名前」を使っています。書き手として「ふさわしいクラス名を思い付かない」と悩むこともあれば,読み手として「こんなメソッド名ではわからない」と悩まされることもあります。そこで今回の「名前付け」特集です。「良い名前」とは「適切な名前を選び」「正しく書かれた」ものと定義したうえで,「適切な名前選び」の理論と実践(ケーススタディ)をじっくりと解説。そして「正しく書く」ために大切な英語のポイントを紹介します。

特集2
速習gRPC
高速! 安全! 高信頼! マイクロサービス接続の大本命

gRPC は,Google が開発し,OSS として提供されているRPC(遠隔手続き呼び出し)フレームワークです。gRPC を用いることで,さまざまな言語で書かれたクライアントアプリケーションから,別のマシンのサーバアプリケーションへ通信手段を意識せずに接続できます。そのため,マイクロサービス間の通信に適しています。本特集では,タスク管理マイクロサービスの実装を通して,gRPC を使用した開発について解説していきます。

特集3
最新TLS 1.3徹底解剖
通信を覗いてHTTPSの裏側を知る

2018年8月にリリースされたTLS 1.3を徹底的に紹介する特集です。TLS 1.2からTLS 1.3になり,たくさんの重要な変更,機能追加が行われています。それらを実際に見て実感してもらうため,TLS 1.3による通信の模様をWiresharkでパケットを覗いて,1.2との違いや重要なポイントを解説します。また,大きな特徴であるパフォーマンス改善についても,1.2からの改善,暗号アルゴリズムによる変化などベンチマークを交えて解説します。

一般記事
オープンデータのためのWikidata入門
SPARQLで知識データベースを自在に検索!

目次

特集1
名前付け大全
設計も,実装も,ここから始まる!

  • 第1章:「良い名前」とは何か
    理解しやすく,変更に強く,読みやすく……藤村 大介
  • 第2章:名前付けの理論
    意味と挙動を3つのパターンから考える……藤村 大介
  • 第3章:名前付けの実践
    ケーススタディで攻略する……藤村 大介
  • 第4章:英語の壁の克服
    品詞,時制,語彙,スペリング……森田 リーナ
  • 第5章:さらなる効率化の手法
    辞書の使い分け,共通語彙の活用……藤村 大介

特集2
速習gRPC
高速! 安全! 高信頼! マイクロサービス接続の大本命

  • 第1章:gRPCとは何か
    Googleが開発した背景,RESTやGraphQLとの比較……渡邉 祐一
  • 第2章:Protocol Buffersの基礎知識
    gRPCで用いる強い型付けのインタフェース定義言語……渡邉 祐一
  • 第3章:gRPCの基礎知識
    開発環境の構築,開発フロー,4種類の通信方式……渡邉 祐一
  • 第4章:gRPCの実践的な機能
    エラーハンドリング,タイムアウト設定,メタデータ,インタセプタ……渡邉 祐一
  • 第5章:タスク管理マイクロサービスの設計
    サービス間のインタフェースを定義し,コードを自動生成しよう!……渡邉 祐一
  • 第6章:タスク管理マイクロサービスの開発
    サービスとフロントサーバを実装し,動かそう!……渡邉 祐一

特集3
最新TLS 1.3徹底解剖
通信を覗いてHTTPSの裏側を知る

  • 第1章:Webの安心/安全を支えるTLS
    SSL/TLSの歴史,TLS 1.3の改善点……市原 創
  • 第2章:暗号技術の基礎
    共通鍵暗号,公開鍵暗号,ハッシュ関数,証明書,アルゴリズム……市原 創
  • 第3章:TLS 1.3の通信を覗いてみよう
    TLS 1.2との違い,ハンドシェイク/セッション再開の高速化……板倉 広明
  • 第4章:パフォーマンスを比較してみよう
    TLS 1.2と1.3,暗号アルゴリズムの種類,ハードウェアサポートの有無……板倉 広明

一般記事

  • オープンデータのためのWikidata入門
    SPARQLで知識データベースを自在に検索!……高橋 征義

連載

  • Rubyのウラガワ ── Rubyインタプリタに学ぶデータ構造とアルゴリズム
    【第1回】オブジェクトはどうやって表現するのか?──ポインタと埋め込み表現……笹田 耕一
  • 知りたい! フロントエンドトレンド
    【第1回】マイクロフロントエンド ……チームごとに独立して最適な技術で開発……大原 壯太
  • モダンPHPエンジニアへの道
    【第1回】Composer実践活用術 ……チームでのパッケージ管理,共通処理の切り出し,本番環境との切り替え……新倉 涼太
  • Dive to Java ── OpenJDK開発者が明かす,最新開発/運用テクニック
    【第6回】注目!Java 12新機能 ……新元号・令和対応,switch式の導入,メモリデバイスへのオブジェクト配置……末永 恭正,久保田 祐史
  • Goに入りては…… ── When In Go...
    【第12回】Goのビルドキャッシュ/テストキャッシュのしくみ……牧 大輔
  • Perl Hackers Hub
    【第55回】Perlコードの高速化 ……文字列処理の時間短縮とデータ構造の効率化……東 邦之 監修:牧 大輔,松木 雅幸,大沢 和宏
  • 大規模インフラ解体新書 ── ソフトウェアエンジニアリングの視点から
    【最終回】クラウド時代の可用性向上 ……オートスケーリング,Envoy Proxyの活用……星 北斗

コラム

  • 縁の下のUIデザイン ── 少しの工夫で大きな改善!
    【第13回】保存のデザインの使い分け ……「自動保存」「行ごとに保存」「すべて保存」……池田 拓司
  • at the front ── 前線にて
    【第4回】若きCTOが語る,経営と エンジニアリングのこれから ……合同会社 DMM.com 松本勇気さん……竹馬 光太郎
  • はまちちゃんとわかばちゃんのREADER'S FORUM ── 読者のページ
    【第61回】……はまちや2,竹原

Special Report

  • try! Swift Tokyo 2019……八谷 賢

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  • 本コーナーは,本誌記事参考用資料としてのご提供を目的としております。
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特集2「「速習gRPC」」

  • 第3章
    本記事で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)
  • 第5章,第6章
    本記事で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)

特集3「最新TLS 1.3徹底解剖」

本記事で使用されたソースコードは,執筆者GitHubリポジトリにて公開しています。詳細は記事を参照してください。

一般記事「オープンデータのためのWikidata入門」

連載

  • 「Rubyのウラガワ ── Rubyインタプリタに学ぶデータ構造とアルゴリズム」で使用されたソースコード
  • 「知りたい!フロントエンドトレンド」で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)
  • 「Dive to Java ── OpenJDK開発者が明かす,最新開発/運用テクニック」で使用されたソースコード
  • 「Perl Hackers Hub」で使用されたソースコード
  • 「大規模インフラ解体新書」で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2019年5月16日最終更新)

特集1「名前付け大全」
第3章「名前付けの実践」
P.23「意味の絞られた単語を探す」 の2行目

そもそも「受信するユーザー」にはuser というどちらとも取れる単語ではなく、recipientというズバリ送信者を意味する単語があります。
そもそも「受信するユーザー」にはuser というどちらとも取れる単語ではなく、recipientというズバリ受信者を意味する単語があります。

(以下2019年5月7日更新)

P.1 読者プレゼント ②Oriback(オリバック)チェア提供DIPDA JAPANさんのURL

https://thinkboardjapan.com/
https://dipdajapan.com/

P.4 コラム「at the front」

本誌ならでは切り口で
本誌ならでは切り口で

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