概要
本書は,ニコンのフルサイズミラーレス機「Z6」の解説書です。フォーカス機能,撮影モードといった基本から,撮影に活かせる「詳細機能」Zマウントレンズ,までを徹底的に紹介します。もちろん,電子ビューファインダーの使いこなしや,ピント面が目で見える「ピーキング機能」など,ミラーレス特有の装備や機能もバッチリ網羅。Z6を使い倒したい,すべての方におすすめの1冊です!
こんな方におすすめ
目次
Chapter 1 Z6の基本操作をマスターする
- Z6の各部名称を確認する
- 撮影前の準備を行う
- 基本の操作を覚える
- 画像モニターの使い方を覚える
- オートで撮影する
- 画像の再生/削除を行う
- スピードライトで撮影する
Chapter 2 電子ビューファインダーを活用して撮影する
- 電子ビューファインダーを使うと便利なこと
- 電子ビューファインダーの使い方を覚える
- 電子ビューファインダーの見やすさを設定する
- 電子ビューファインダーの表示動作を設定する
- 電子ビューファインダー撮影の便利設定を行う
- 電子ビューファインダーでの撮影操作を最適化する
- COLUMN ピント面が目で見えるピーキング表示
Chapter 3 フォーカスシステムを理解して被写体を正確にとらえる
- フォーカスモードの種類を理解する
- AFエリアモードの種類を理解する
- フォーカス機能の組み合わせ(AF-S)
- フォーカス機能の組み合わせ(AF-C)
- フォーカス機能の詳細設定を変更する
- フォーカスを固定する
- 親指AFを設定する
- ターゲット追尾AFで撮影する
- 顔認識で撮影する
- フォーカスシフト撮影で深度合成の素材を得る
- MFで撮影する
- ピーキング表示でMF撮影を便利にする
Chapter 4 露出を理解して撮影モードを使い分ける
- 露出について理解する
- 露出補正で明るさを調整する
- プログラムオートで撮影する
- 絞り優先オートで撮影する
- シャッター優先オートで撮影する
- ISO感度を理解する
- ISO感度の詳細設定を行う
- 測光モードを使い分ける
- 測光モードの詳細設定を行う
- 測光モードを生かして撮影する
- マニュアル/バルブで撮影する
Chapter 5 交換レンズで表現の幅を広げる
- 交換レンズによる効果の違いを理解する
- 標準ズームレンズの効果を知る
- 広角単焦点レンズの効果を知る
- 標準単焦点レンズの効果を知る
- 超広角ズームレンズの効果を知る
- マウントアダプターを利用する
- 望遠ズームレンズの効果を知る
- COLUMN Zマウントレンズの読み方
Chapter 6 便利な機能を使いこなす
- ボタンの割り当て機能をカスタマイズする
- メニューの項目をカスタマイズする
- 水準器で水平・垂直を出す
- 2点拡大機能で厳密に水平・垂直を出す
- アスペクト比を変更する
- 手ブレ補正の設定を変更する
- 回折補正/自動ゆがみ補正を設定する
- 長秒時/高感度ノイズ低減の設定を変更する
- 複数の撮影設定を一括で切り換える
- 再生画面の表示項目をカスタマイズする
- タッチ操作/電子音の設定を行う
- ADLとHDRで明暗部をコントロールする
- ホワイトバランスで白の基準を合わせる
- ホワイトバランスで色味を変化させる
- ピクチャーコントロールで雰囲気を変える
- クリエイティブピクチャーコントロールを活用する
- 連写で撮影する
- セルフタイマーで撮影する
- オートブラケティングで撮影する
- サイレント撮影を利用する
- フリッカー低減撮影でフリッカーを抑える
- 動画撮影の各種設定を行う
- 4K動画を撮影する
- スローモーション動画を撮影する
- タイムラプス動画を撮影する
Chapter 7 スマホやPCと連携する
- SnapBridgeの概要とペアリング操作を知る
- SnapBridgeでスマホに画像を転送する
- SnapBridgeでリモート撮影をする
- PCで画像整理やRAW現像を行うには
- PCに画像を転送する
- View NX-iで画像を整理する
- Capture NX-DでRAW現像を行う
- Helicon Focusで深度合成を行う
サポート
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
P.142 1~2行目
誤 |
「オートブラケティング」とは、一度のシャッターで露出やホワイトバランスなどの設定が違う画像を撮影する機能のことだ。
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正 |
「オートブラケティング」とは、露出やホワイトバランスなどの設定を自動で変更しながら撮影する機能のことだ。
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P.142 項1 1行目
誤 |
「オートブラケティング」は、1回のシャッターで記録する「コマ数」と、
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正 |
「オートブラケティング」はあらかじめ、撮影する「コマ数」と、
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P.142 項2 最終行として追加
追加分 |
なお、WBブラケティング以外は撮影コマ数分のシャッターを切る必要がある。
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P.143 「要点」内
誤 |
「オートブラケティング」は設定の異なる画像を一度のシャッターで撮影する。
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正 |
「オートブラケティング」は自動で設定を切り換えながら、複数枚の画像を撮影できる機能。
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