書籍概要

最短突破

最短突破
LinuCレベル1 合格教本
[101試験, 102試験対応]

著者
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更新日

概要

LinuCは,2018年から始まった新しいLinux技術者認定資格試験です。本書は,このLinuC試験のうち,レベル1(101試験,102試験)の出題範囲をカバーする新しい教科書です。実績ある講師によるわかりやすい解説で,資格取得に必要な確かな力を身に付けることができます。付属DVD-ROMには,Oracle VM VirtualBox上で動作する学習用のLinux仮想マシン(CentOS,Debian GNU/Linux)を収録していますので,実際に手を動かしながら学ぶことが可能です。各章末には演習問題を用意しているほか,101試験,102試験それぞれの出題範囲に対応した模擬問題も用意しました。

こんな方におすすめ

  • LinuCレベル1資格の取得を目指している人
  • Linuxの基礎知識を学びたい人

サンプル

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目次

基礎編 Linuxの基本
1章 システムアーキテクチャ

  • 1.1 ハードウェア設定の決定と構成
  • 1.2 システムのブート
  • 1.3 ランレベル/ブートターゲットの変更とシステムのシャットダウン

2章 Linuxのインストールとパッケージ管理

  • 2.1 ハードディスクのレイアウト設計
  • 2.2 ブートローダ
  • 2.3 共有ライブラリの管理
  • 2.4 アプリケーション管理

3章 GNUとUnixのコマンド

  • 3.1 コマンドラインの動作
  • 3.2 テキストストリームの処理
  • 3.3 基本的なファイル管理の実行
  • 3.4 リダイレクトとパイプ
  • 3.5 プロセスの生成,監視,終了
  • 3.6 プロセスの実行優先度の変更
  • 3.7 正規表現を使用したテキストファイルの検索
  • 3.8 viエディタ

4章 デバイス,Linuxファイルシステム,ファイルシステム階層標準

  • 4.1 パーティションとファイルシステムの作成
  • 4.2 ファイルシステムのマウントとアンマウントの制御
  • 4.3 ファイルシステムの整合性の保守
  • 4.4 ディスククォータの管理
  • 4.5 ファイルのパーミッションと所有者の管理
  • 4.6 ハードリンクとシンボリックリンクの作成
  • 4.7 システムファイルの確認と適切な位置

101試験模擬問題
5章 シェル,スクリプト,データ管理

  • 5.1 シェル環境のカスタマイズと使用
  • 5.2 簡単なスクリプトのカスタマイズと作成
  • 5.3 SQLデータ管理

6章 ユーザインターフェイスとデスクトップ

  • 6.1 X11のインストールと設定
  • 6.2 ディスプレイマネージャの設定
  • 6.3 アクセシビリティ

7章 管理業務

  • 7.1 ユーザとグループの管理
  • 7.2 ジョブ管理
  • 7.3 ローカライゼーションと国際化

8章 重要なシステムサービス

  • 8.1 システム時刻の保守
  • 8.2 システムのログ
  • 8.3 メール転送エージェント(MTA)の基本
  • 8.4 プリンタと印刷の管理

9章 ネットワークの基礎

  • 9.1 インターネットプロトコルの基礎
  • 9.2 基本的なネットワーク構成
  • 9.3 基本的なネットワークの問題解決
  • 9.4 クライアント側のDNS設定

10章 セキュリティ

  • 10.1 セキュリティ管理業務の実施
  • 10.2 ホストのセキュリティ設定
  • 10.3 暗号化によるデータの保護

102試験模擬問題

サポート

ダウンロード

電子版用ダウンロード

電子版用に,付録DVD-ROM収録のコンテンツを以下から入手できます。ダウンロードには電子版本紙に掲載されているIDとパスワードが必要です。

補足情報

付属DVD-ROMを使った動作確認に関する補足説明と訂正

本書の付属DVD-ROMの仮想環境を使って動作検証をする際の補足説明を以下にまとめました。ご迷惑をおかけしてしまったことを深くお詫びいたします。

(2019年7月12日最終更新)

P.186 3つめの実行結果

先に/dev/sdb1をアンマウントしてから実施してください。

P.193 2つめの実行結果の上から2行目

[testuser@centos6 ~]$ echo testuser >> /testdir/1.txt [Enter]

上記を実行する際には,先に以下のコマンドでディスククォータを無効にしてください。

[root@centos6 ~]# quotaoff /testdir [Enter]

P.267 実行結果内の下から7行目

[root@centos6 ~]# ./iftest2.sh iftest2.sh iftest.sh.bak [Enter]

1回目の実行では,iftest.sh.bakが存在しないためcpコマンドが実行されます。同じ構文を2回実行して,動作確認してください。

P.323 4つめの実行結果

root@debian:~# ls /var/backups/*.bak [Enter]

1回もpasswdスクリプトが実行されていない場合,指示されたファイルは存在しません。確認したい場合は,以下のように手動で実行してください。

root@debian:~# /etc/cron.daily/passwd [Enter]

P.336 3つめの実行結果内の3行目

dateコマンドを実行した日時によっては,ESTではなくEDT(夏時間)が表示されます。

P.397 3つめの実行結果内

[root@centos6 ~]# ifup eth1 [Enter]

dhclientに関するエラーが表示された場合は,dhclientプロセスを停止してから実行してください。

P.449 4つめの実行結果

[root@centos6 ~]# ssh 192.168.56.20 [Enter]

GUIのダイアログが表示されるので,パスフレーズはそちらに入力して実行してください。

P.451 実行結果内の下から4行目

[root@centos6 ~]# scp scptest1.txt 192.168.56.20:~ [Enter]

GUIのダイアログにパスフレーズを入力すると,ssh-agentの役割を果たしてしまいます。動作確認する場合は,Debian環境からCentOS環境に公開鍵接続するように構成してください。

正誤表

本書の内容に誤りがありました。読者の皆様,関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまったことをお詫びするとともに,下記の通り訂正いたします。

(2019年7月12日最終更新)

P.46 2つめの実行結果内


root@debian:~# systemctl list-unit-files [Enter]
is-enabled apache2


root@debian:~# systemctl is-enabled apache2 [Enter]
enabled

p.47 最初の実行結果内


root@debian:~# systemctl get-default [Enter]
multi-user.target


root@debian:~# systemctl get-default [Enter]
graphical.target

※上記以降の操作に支障はありません

P.57 実行結果内の上から7行目


[root@centos6 ~]# touch /boot/test.txt [Enter]


[root@centos6 ~]# touch /boot/test2.txt [Enter]

P.63 最初の実行結果内の上から5行目


root@debian:~# grub-mkconfig/boot/grub/grub.cfg [Enter]


root@debian:~# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg [Enter]

P.81 最初の実行結果の下から3行目

太字になっており[Enter]記号が付いていますが、実際には入力箇所ではありません。

P.258 2つめの実行結果の上から3行目


[root@centos6 ~]# su - testuser mar [Enter]


[root@centos6 ~]# su - testuser [Enter]

P.271 3つめの実行結果の上から3行目

太字になっており[Enter]記号が付いていますが、実際には入力箇所ではありません。

P.434 2つめの実行結果の1行目


[root@centos6 ~]# nmap 192.168.56.20 [Enter]


[root@centos6 ~]# yum -y install nmap [Enter]
[root@centos6 ~]# nmap 192.168.56.20 [Enter]

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