概要
IT系資格の登竜門となる,基本情報技術者をめざす方のためのやさしいオールインワンタイプの参考書&問題集です。最新の傾向を分析し,出題頻度の高い分野を中心に,イラストや豊富な図解・例え話を駆使して理解しやすく・記憶に残りやすいように説明し,「〇〇とくれば××」方式で重要ポイントを再確認。さらに関連の本試験問題をすぐ解くことで,知識が定着し応用力もつきます。令和02年版では,新シラバスで追加された線形代数や確率統計の項目を拡充するなど,ますます充実。収録問題数は,令和の最新過去問含めたっぷり263問。無駄なく効率よく短時間で合格レベルに到達することができる,受験者必携の1冊です。
こんな方におすすめ
- 基本情報技術者のわかりやすい本を探している方
- 効率良く合格点をとりたい方
目次
本書の使い方
第1章 ハードウェア
- 1-01 情報の表現
- 1-02 コンピュータの5大装置
- 1-03 CPU
- 1-04 アドレス指定
- 1-05 CPUの高速化
- 1-06 記憶素子
- 1-07 補助記憶装置
- 1-08 入力装置
- 1-09 出力装置
- 1-10 入出力インタフェース
第2章 ソフトウェア
- 2-01 ソフトウェアとOSS
- 2-02 ジョブ管理とタスク管理
- 2-03 記憶管理
- 2-04 ファイル管理
- 2-05 プログラムの性質
- 2-06 プログラム言語
- 2-07 マルチメディアと標準化
第3章 情報の基礎理論
- 3-01 基数変換
- 3-02 補数表現と固定小数点表示
- 3-03 浮動小数点表示
- 3-04 誤差
- 3-05 シフト演算
- 3-06 計測・制御
- 3-07 オートマトン
- 3-08 線形代数
- 3-09 AIと機械学習
- 3-10 論理演算と論理回路
- 3-11 半加算器と全加算器
第4章 データ構造とアルゴリズム
- 4-01 アルゴリズム
- 4-02 配列
- 4-03 リスト構造
- 4-04 キューとスタック
- 4-05 木構造
- 4-06 データの整列
- 4-07 データの探索
- 4-08 計算量
第5章 システムの構成と方式
- 5-01 システムの処理形態
- 5-02 高信頼化システム
- 5-03 RAIDと高信頼化技術
- 5-04 システムの性能評価
- 5-05 稼働率
第6章 システム開発技術と監査
- 6-01 システム企画
- 6-02 業務プロセスとモデル化
- 6-03 システム開発手法
- 6-04 画面設計と入力チェック
- 6-05 モジュール分割
- 6-06 オブジェクト指向
- 6-07 テスト手法
- 6-08 レビュー
- 6-09 ITサービスマネジメント
- 6-10 プロジェクト管理
- 6-11 工程管理
- 6-12 システム監査
第7章 ネットワーク技術
- 7-01 LANとWAN
- 7-02 OSI基本参照モデルとTCP/IP
- 7-03 IPアドレス
- 7-04 クラスとサブネット分割
- 7-05 LAN間接続装置
- 7-06 同期方式・誤り制御と伝送計算
第8章 データベース技術
- 8-01 データベース
- 8-02 関係データベース
- 8-03 正規化
- 8-04 排他制御と2相コミット
- 8-05 バックアップとデータベース復旧
- 8-06 SQL(基本)
- 8-07 SQL(並べ替え・グループ化)
- 8-08 SQL(応用)
第9章 情報セキュリティ
- 9-01 情報セキュリティ
- 9-02 マルウェアとサイバー攻撃
- 9-03 暗号化方式
- 9-04 ネットワークセキュリティ
第10章 情報化と経営
- 10-01 関連法規
- 10-02 企業会計
- 10-03 経営戦略と技術戦略
- 10-04 ビジネスインダストリ
- 10-05 QC七つ道具
- 10-06 オペレーションズリサーチ
- 10-07 確率・統計
サポート
ダウンロード
電子版用ダウンロード
電子版用に,付録PDFを以下から入手できます。ダウンロードには電子版本紙に掲載されているIDとパスワードが必要です。
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
P. 124「桁あふれ誤差」の項の4行目
誤 |
特に、表現できる範囲の最大値を超えることをオーバフロー、最小値を超えることを
アンダフローといいます。 |
正 |
特に、表現できる範囲の絶対値が最大値を超えることをオーバフロー、最小値を超えること
(0に近すぎること)をアンダフローといいます。
|
補足しますと,以下のようなイメージとなります。
(例 浮動小数点表示の場合)
P.144 6行目および図内
行ベクトルと列ベクトルの記述が逆になってしまっています。
正しくは以下の通りです。