概要
子ども向けプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」を,楽しく学ぼう!
本書ではプログラミング言語「Scratch」を使って,ゲームをつくりながら学んでいきます。
ITスキルの重要性が高まり,プログラミング教育への関心が高まる昨今ですがつめこみ式では本当の力は身につきません。
本書で,まずはゲームづくりからプログラミングに触れてみませんか?
特徴
- ゲームづくりだからあきない!
- ルビがふってあるから挫折しない,読みやすい!
- ゲームはすべてお手本付き!
こんな方におすすめ
- パソコンが好きなお子様
- ゲームづくりに興味がある小学校中学年以上のお子様
- 子どもにプログラミングを教えたい保護者の方
- 子どもと一緒にプログラミングを勉強したい保護者の方
目次
1章 Scratchプログラミングを始めよう
- 1-1 プログラミングってなに?
- 1-2 Scratchをパソコンに入れよう
2章 はじめてのプログラムをつくろう
- 2-1 Scratchの画面を知ろう
- 2-2 ネコの動きをプログラミングしよう
- 2-3 ネコをアニメーションさせよう
- 2-4 ネコを自由自在に動き回らせよう
- 2-5 プログラムを保存しよう
3章 マウスの動きで操作する「鬼ごっこ」
- 3-1 ゲームに必要なものを用意しよう
- 3-2 主人公と鬼をゲーム画面に配置しよう
- 3-3 マウスについてくるキャラクターを作ろう
- 3-4 もしも鬼に追いつかれてしまったらどうする?
- 3-5 作ったゲームをアレンジしよう
- 3-6 作ったゲームを保存しよう
4章 クリックでモンスターをたおす 「モンスタークリッカー」
- 4-1 用意しよう
- 4-2 モンスターが操作に反応するようにしよう
- 4-3 クリック回数を表示しよう
- 4-4 モンスターをクリックでたおそう
- 4-5 作ったゲームをアレンジしよう
5章 あちこちに出てくるゆうれいをたいじ 「キャッチアゴースト」
- 5-1 用意しよう
- 5-2 ゲームに時間制限を加えよう
- 5-3 予想できない動きをさせよう
- 5-4 オバケを半とうめいにしよう
- 5-5 ゲームが終わったらテロップを出そう
- 5-6 オバケごとに得点を変えてみよう
- 5-7 作ったゲームをアレンジしよう
6章 タイピング練習もデキる 「カースタイピング」
- 6-1 用意しよう
- 6-2 ステージにクルマを走らせよう
- 6-3 クルマがタイピングで消えるようにしよう
- 6-4 タイトルやスタートの合図を表示しよう
- 6-5 スコアと制限時間を表示しよう
- 6-6 作ったゲームをアレンジしよう
7章 直感力でほり進めよう「お宝ホリダー」
- 7-1 用意しよう
- 7-2 ブロックをカスタマイズしてみよう
- 7-3 パネルをランダムにならべよう
- 7-4 ルールや得点を表示してわかりやすくしよう
- 7-5 お宝ゲージでゲットできるお宝を変えてみよう
- 7-6 作ったゲームをアレンジしよう
8章 もっといろんなゲームにチャレンジしよう
- 8-1 もう1ランク上のScratchテクニック
- 8-2 ゲームテクニック集
- 8-3 ゲームレシピをダウンロードしよう
9章 プログラミングが成功しない時はこうしよう
- 9-1 似ているブロックに気をつけよう
- 9-2 ゲームが止まっちゃうのはどうして?
- 9-3 動かない原因を探してみよう
- 9-4 お手本と比べて確認しよう
サポート
ダウンロード
書籍中で紹介しているサンプルファイルをダウンロードできます。お手本にしてください。サンプルファイルをダウンロードした後,ファイルを展開(解凍)して利用します。
展開後,中にはプロジェクトのファイル(sb3ファイル)が入っています。これをScratchで開いて利用してください。URL.txt(もしくはURL)というテキストファイルを開いて中のURLからプロジェクトを開くこともできます。
- ダウンロード
- サンプルファイル
6章の画像ファイル
6章で紹介した追加の画像です。ダウンロードして利用します。
m.svgはそのまま,追加の画像ファイルは展開して使います。
- ダウンロード
- m.svg
- 追加の画像ファイル
レシピとプロジェクト
8章で紹介したゲームのレシピとプロジェクトページへのリンクを掲載します。
まんぷくネズミ
補足情報
# 5-7 121ページのパーツ(プログラム)に関する注意
P.121までで,ステージ1・ステージ2のパーツを作っておき,P.125以降でそれぞれのステージをフロー通りにつなげていくような形になっています。
意図したものですが,操作が少し離れていてわかりづらくなってしまいました。
わかりづらい場合はサンプルを参考にしてプログラムをつくってください。