書籍概要

WEB+DB PRESS Vol.126

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概要

特集1
開発環境から本番環境まで一気通貫!
実践コンテナ活用
VS Code,Docker,Kubernetes,Azure

めまぐるしく変化する社会や技術に適応するため,アプリケーション開発者は「頻繁なリリースと迅速なデプロイ」「道具,環境の多様化」「役割分担とコラボレーション」といった課題に追われています。本特集ではコンテナ技術を使い,手もとの開発環境構築,アプリケーション開発と運用の実践を通じて,こうした課題の多くが解決できることを紹介します。

特集2
iOS 15開発最前線
Swift 5.5,UI開発,通知管理,Xcode Cloud

本特集では,iOS 15 以降のアプリ開発で使える新機能を解説します。Swift 5.5 では,非同期処理と同時並行処理を書くためにSwift Concurrency が追加されました。SwiftUI やUIKit によるUI開発,開発環境のXcode,アプリの通知管理や配信環境にも,多くの機能が追加されています。これらの新機能を使いこなし,魅力的なアプリを効率良く提供しましょう。

特集3
作って学ぶ検索エンジンのしくみ
Goで実装! 膨大な情報からどう高速に探すのか

検索エンジンで知りたいことを調べる行為は,今や日常になっています。では,膨大なWebページの中から,なぜ一瞬で目的のページを探せるのでしょうか。それは,検索エンジンに使われているさまざまな工夫によるものです。本特集では検索エンジンをGo言語で作ってみることで,そのしくみを学びます。ユーザーが入力したキーワードがどう処理されるのか,検索のためのデータがどう保持されているのかなど,実装することでしっかりと理解できるはずです。

目次

特集1
開発環境から本番環境まで一気通貫!
実践コンテナ活用
VS Code,Docker,Kubernetes,Azure

  • 第1章:アプリケーション開発者のためのコンテナ技術
    Develop/Build/Share/Runでコンテナの価値を再認識……真壁 徹
  • 第2章:コンテナを活用したアプリケーション開発の体験
    VS Code Remote - Containersとdevcontainerで開発環境を一発構築……真壁 徹
  • 第3章:Kubernetesではじめるコンテナアプリケーション
    クラウド環境での開発,運用のポイントを知ろう……阿佐 志保
  • 第4章:マネージドサービスでのより簡単なコンテナのホスティング
    Azure Web App for Containersで運用してみよう……東方 雄亮,米倉 千冬

特集2
iOS 15開発最前線
Swift 5.5,UI開発,通知管理,Xcode Cloud

  • 第1章:iOS 15の新機能
    SharePlayで体験共有,ShazamKitで音声識別,位置情報取得の標準UI……宇佐見 公輔
  • 第2章:Swift 5.5の新機能
    async/await構文による非同期処理,Task APIによる同時並行処理,データ競合の防止……高田 新山
  • 第3章:SwiftUIの新機能
    リストビューの機能強化,文字装飾の新API,新しいフォーカス制御……栗山 徹
  • 第4章:UIKitの新機能
    リサイズ可能なシート,表現力が増したUIButton……須藤 槙
  • 第5章:通知管理の新機能
    時刻指定要約,集中モードによる通知フィルタリング,適切な即時通知……大川 葵
  • 第6章:Xcodeの新機能
    Xcode Cloudで継続的インテグレーション,DocCでドキュメント作成……宇佐見 公輔
  • 第7章:App Storeの新機能
    App内イベントで期間限定告知,複数のプロダクトページ,A/Bテスト……長谷川 敬,松居 麻衣

特集3
作って学ぶ検索エンジンのしくみ
Goで実装!膨大な情報からどう高速に探すのか

  • 第1章:検索エンジンの全体像
    各コンポーネントの役割を理解する……安達 光太郎
  • 第2章:アナライザ
    ユーザーが入力した自然言語のキーワードをどのように扱うか……安達 光太郎
  • 第3章:インデクサ
    検索対象ドキュメントをどのように検索しやすく保存するか……安達 光太郎
  • 第4章:サーチャ
    データベースから検索対象ドキュメントをどのように探すか……安達 光太郎
  • 第5章:ストレージ
    データベースには検索対象をどのような形式で保存するか……安達 光太郎

21周年記念エッセイ
今も読みつづける1冊の本
どんなふうに読み,何を感じ,どう行動したか?

  • 第1章:より良いソフトウェア設計を求めて
    『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(Eric Evans著)……加藤 潤一
  • 第2章:VR技術のある未来への強い期待
    『バーチャルリアリティ学』(日本バーチャルリアリティ学会編)……戸倉 彩
  • 第3章:数学が世界とつながった瞬間
    『囚人のジレンマ』(William Poundstone著)……高橋 直大
  • 第4章:音楽のように理想し,美術のように表現する
    『詩の原理』(萩原朔太郎著)……上野 学

連載

  • PHPで複雑さに立ち向かう
    【第4回】PHP 8.1の新機能・変更点を追う ……Fiber,Enum,readonly,交差型など……五十嵐 進士
  • Goに入りては…… ── When In Go...
    【第28回】GoにFuzzingが来た! ……データを自動的に作ってテストの幅を広げる……牧 大輔
  • Perl Hackers Hub
    【第71回】ISUCONの実装から最近のPerlを学ぶ ……わかりやすく変更しやすいコードを実現する考え方と方法……小林 謙太 監修:牧 大輔,福本 貴之,松木 雅幸,大沢 和宏
  • 見なおそう! モダンJavaの流儀
    【第10回】いまさらジェネリクス ……制約や留意点を把握して苦手意識を克服……櫻庭 祐一
  • フロントエンド羅針盤 ── Web体験向上へのアプローチ
    【第4回】Webプライバシーの要求水準への適応 ……トラッキングに対する法的,技術的動向を押さえる……菅原 良太
  • 現場のPython ── システム開発も! 機械学習も!
    【第10回】Django ORMの速度改善 ……クエリ発行の基礎,測定,親子モデルの情報取得,大量レコードの作成・更新……altnight
  • Ruby 3標準添付ライブラリ紹介
    【第4回】URIや子プロセスのオープンを簡単に ……open-uri/open3/uri……西山 和広

コラム

  • 漫画から学ぶマネジメント
    【第5回】『ああっ女神さまっ』の森里螢一から学ぶ折れない心で成長するスタンス……是澤 太志
  • 縁の下のUIデザイン ── 少しの工夫で大きな改善!
    【第28回】未読と既読のデザイン……池田 拓司
  • ちょっと気になる隣の技術畑
    【第3回】アプリ開発の福音となるGraphQL ……佐野健介(そな太)さん……日高 正博
  • はまちちゃんとわかばちゃんのREADER'S FORUM ── 読者のページ
    【第77回】……はまちや2,竹原

サポート

ダウンロード

(2021年12月13日更新)

■ご注意
  • 本コーナーは,本誌記事参考用資料としてのご提供を目的としております。
  • 本誌記載の内容およびサポートサイトで公開しているサンプルコードに基づく運用の結果について,記事の筆者,プログラムの作者/提供元,(株)技術評論社は一切の責任を負いかねます。ご自身の責任のもと,ご使用ください。
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特集1「実践コンテナ活用」

  • 第2章「コンテナを活用したアプリケーション開発の体験」
    本記事で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)
  • 第3章「Kubernetesではじめるコンテナアプリケーション」
    本記事で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)

特集2「iOS 15開発最前線」

特集3「作って学ぶ検索エンジンのしくみ」

連載

  • 「PHPで複雑さに立ち向かう」
    本記事で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)
  • 「Goに入りては…… ── When In Go...」
    本記事で使用されたソースコード
  • 「Perl Hackers Hub」
    本記事で使用されたソースコード
  • 「現場のPython ── システム開発も! 機械学習も!」
    本記事で使用されたソースコード

正誤表

本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2022年2月22日最終更新)

特集1「実践コンテナ活用」
第4章「マネージドサービスでのより簡単なコンテナのホスティング」
P.39「組み込みの認証機能のしくみ」の11行目から

HTTPヘッダX-MS-CLIENT-PRINCIPAL-NAMEにユーザーID、X-MS-CLIENT-PRINCIPAL-NAMEにユーザー名を付与して、アプリケーションのコンテナにリクエストを転送します。
HTTPヘッダX-MS-CLIENT-PRINCIPAL-IDにユーザーID、X-MS-CLIENT-PRINCIPAL-NAMEにユーザー名を付与して、アプリケーションのコンテナにリクエストを転送します。

(以下2021年12月27日更新)

特集1「実践コンテナ活用」P.39 注10のURL

https://developers.google.com/identity/sign-in/web/server-side-flow#step1createaclientidandclientsecret
https://developers.google.com/identity/sign-in/web/server-side-flow#step_1_create_a_client_id_and_client_secret

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