概要
特集1
開発環境から本番環境まで一気通貫!
実践コンテナ活用
VS Code,Docker,Kubernetes,Azure
めまぐるしく変化する社会や技術に適応するため,アプリケーション開発者は「頻繁なリリースと迅速なデプロイ」「道具,環境の多様化」「役割分担とコラボレーション」といった課題に追われています。本特集ではコンテナ技術を使い,手もとの開発環境構築,アプリケーション開発と運用の実践を通じて,こうした課題の多くが解決できることを紹介します。
特集2
iOS 15開発最前線
Swift 5.5,UI開発,通知管理,Xcode Cloud
本特集では,iOS 15 以降のアプリ開発で使える新機能を解説します。Swift 5.5 では,非同期処理と同時並行処理を書くためにSwift Concurrency が追加されました。SwiftUI やUIKit によるUI開発,開発環境のXcode,アプリの通知管理や配信環境にも,多くの機能が追加されています。これらの新機能を使いこなし,魅力的なアプリを効率良く提供しましょう。
特集3
作って学ぶ検索エンジンのしくみ
Goで実装! 膨大な情報からどう高速に探すのか
検索エンジンで知りたいことを調べる行為は,今や日常になっています。では,膨大なWebページの中から,なぜ一瞬で目的のページを探せるのでしょうか。それは,検索エンジンに使われているさまざまな工夫によるものです。本特集では検索エンジンをGo言語で作ってみることで,そのしくみを学びます。ユーザーが入力したキーワードがどう処理されるのか,検索のためのデータがどう保持されているのかなど,実装することでしっかりと理解できるはずです。
目次
特集1
開発環境から本番環境まで一気通貫!
実践コンテナ活用
VS Code,Docker,Kubernetes,Azure
- 第1章:アプリケーション開発者のためのコンテナ技術
Develop/Build/Share/Runでコンテナの価値を再認識……真壁 徹
- 第2章:コンテナを活用したアプリケーション開発の体験
VS Code Remote - Containersとdevcontainerで開発環境を一発構築……真壁 徹
- 第3章:Kubernetesではじめるコンテナアプリケーション
クラウド環境での開発,運用のポイントを知ろう……阿佐 志保
- 第4章:マネージドサービスでのより簡単なコンテナのホスティング
Azure Web App for Containersで運用してみよう……東方 雄亮,米倉 千冬
特集2
iOS 15開発最前線
Swift 5.5,UI開発,通知管理,Xcode Cloud
- 第1章:iOS 15の新機能
SharePlayで体験共有,ShazamKitで音声識別,位置情報取得の標準UI……宇佐見 公輔
- 第2章:Swift 5.5の新機能
async/await構文による非同期処理,Task APIによる同時並行処理,データ競合の防止……高田 新山
- 第3章:SwiftUIの新機能
リストビューの機能強化,文字装飾の新API,新しいフォーカス制御……栗山 徹
- 第4章:UIKitの新機能
リサイズ可能なシート,表現力が増したUIButton……須藤 槙
- 第5章:通知管理の新機能
時刻指定要約,集中モードによる通知フィルタリング,適切な即時通知……大川 葵
- 第6章:Xcodeの新機能
Xcode Cloudで継続的インテグレーション,DocCでドキュメント作成……宇佐見 公輔
- 第7章:App Storeの新機能
App内イベントで期間限定告知,複数のプロダクトページ,A/Bテスト……長谷川 敬,松居 麻衣
特集3
作って学ぶ検索エンジンのしくみ
Goで実装!膨大な情報からどう高速に探すのか
- 第1章:検索エンジンの全体像
各コンポーネントの役割を理解する……安達 光太郎
- 第2章:アナライザ
ユーザーが入力した自然言語のキーワードをどのように扱うか……安達 光太郎
- 第3章:インデクサ
検索対象ドキュメントをどのように検索しやすく保存するか……安達 光太郎
- 第4章:サーチャ
データベースから検索対象ドキュメントをどのように探すか……安達 光太郎
- 第5章:ストレージ
データベースには検索対象をどのような形式で保存するか……安達 光太郎
21周年記念エッセイ
今も読みつづける1冊の本
どんなふうに読み,何を感じ,どう行動したか?
- 第1章:より良いソフトウェア設計を求めて
『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(Eric Evans著)……加藤 潤一
- 第2章:VR技術のある未来への強い期待
『バーチャルリアリティ学』(日本バーチャルリアリティ学会編)……戸倉 彩
- 第3章:数学が世界とつながった瞬間
『囚人のジレンマ』(William Poundstone著)……高橋 直大
- 第4章:音楽のように理想し,美術のように表現する
『詩の原理』(萩原朔太郎著)……上野 学
連載
- PHPで複雑さに立ち向かう
【第4回】PHP 8.1の新機能・変更点を追う ……Fiber,Enum,readonly,交差型など……五十嵐 進士
- Goに入りては…… ── When In Go...
【第28回】GoにFuzzingが来た! ……データを自動的に作ってテストの幅を広げる……牧 大輔
- Perl Hackers Hub
【第71回】ISUCONの実装から最近のPerlを学ぶ ……わかりやすく変更しやすいコードを実現する考え方と方法……小林 謙太
監修:牧 大輔,福本 貴之,松木 雅幸,大沢 和宏
- 見なおそう! モダンJavaの流儀
【第10回】いまさらジェネリクス ……制約や留意点を把握して苦手意識を克服……櫻庭 祐一
- フロントエンド羅針盤 ── Web体験向上へのアプローチ
【第4回】Webプライバシーの要求水準への適応 ……トラッキングに対する法的,技術的動向を押さえる……菅原 良太
- 現場のPython ── システム開発も! 機械学習も!
【第10回】Django ORMの速度改善 ……クエリ発行の基礎,測定,親子モデルの情報取得,大量レコードの作成・更新……altnight
- Ruby 3標準添付ライブラリ紹介
【第4回】URIや子プロセスのオープンを簡単に ……open-uri/open3/uri……西山 和広
コラム
- 漫画から学ぶマネジメント
【第5回】『ああっ女神さまっ』の森里螢一から学ぶ折れない心で成長するスタンス……是澤 太志
- 縁の下のUIデザイン ── 少しの工夫で大きな改善!
【第28回】未読と既読のデザイン……池田 拓司
- ちょっと気になる隣の技術畑
【第3回】アプリ開発の福音となるGraphQL ……佐野健介(そな太)さん……日高 正博
- はまちちゃんとわかばちゃんのREADER'S FORUM ── 読者のページ
【第77回】……はまちや2,竹原
サポート
ダウンロード
特集1「実践コンテナ活用」
- 第2章「コンテナを活用したアプリケーション開発の体験」
本記事で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)
- 第3章「Kubernetesではじめるコンテナアプリケーション」
本記事で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)
特集2「iOS 15開発最前線」
特集3「作って学ぶ検索エンジンのしくみ」
- 本特集で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)
連載
- 「PHPで複雑さに立ち向かう」
本記事で使用されたソースコード(執筆者GitHubリポジトリ)
- 「Goに入りては…… ── When In Go...」
本記事で使用されたソースコード
- 「Perl Hackers Hub」
本記事で使用されたソースコード
- 「現場のPython ── システム開発も! 機械学習も!」
本記事で使用されたソースコード
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
特集1「実践コンテナ活用」
第4章「マネージドサービスでのより簡単なコンテナのホスティング」
P.39「組み込みの認証機能のしくみ」の11行目から
誤 | HTTPヘッダX-MS-CLIENT-PRINCIPAL-NAMEにユーザーID、X-MS-CLIENT-PRINCIPAL-NAMEにユーザー名を付与して、アプリケーションのコンテナにリクエストを転送します。 |
正 | HTTPヘッダX-MS-CLIENT-PRINCIPAL-IDにユーザーID、X-MS-CLIENT-PRINCIPAL-NAMEにユーザー名を付与して、アプリケーションのコンテナにリクエストを転送します。 |
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特集1「実践コンテナ活用」P.39 注10のURL
誤 |
https://developers.google.com/identity/sign-in/web/server-side-flow#step1createaclientidandclientsecret
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正 |
https://developers.google.com/identity/sign-in/web/server-side-flow#step_1_create_a_client_id_and_client_secret
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