WEB+DB PRESS Vol.126
2021年12月24日紙版発売
2021年12月24日電子版発売
B5判/168ページ
定価1,628円(本体1,480円+税10%)
ISBN 978-4-297-12539-4
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今号の特集概要
特集1
開発環境から本番環境まで一気通貫!
実践コンテナ活用
VS Code,Docker,Kubernetes,Azure
めまぐるしく変化する社会や技術に適応するため,アプリケーション開発者は「頻繁なリリースと迅速なデプロイ」「道具,環境の多様化」「役割分担とコラボレーション」といった課題に追われています。本特集ではコンテナ技術を使い,手もとの開発環境構築,アプリケーション開発と運用の実践を通じて,こうした課題の多くが解決できることを紹介します。
特集2
iOS 15開発最前線
Swift 5.5,UI開発,通知管理,Xcode Cloud
本特集では,iOS 15 以降のアプリ開発で使える新機能を解説します。Swift 5.5 では,非同期処理と同時並行処理を書くためにSwift Concurrency が追加されました。SwiftUI やUIKit によるUI開発,開発環境のXcode,アプリの通知管理や配信環境にも,多くの機能が追加されています。これらの新機能を使いこなし,魅力的なアプリを効率良く提供しましょう。
特集3
作って学ぶ検索エンジンのしくみ
Goで実装! 膨大な情報からどう高速に探すのか
検索エンジンで知りたいことを調べる行為は,今や日常になっています。では,膨大なWebページの中から,なぜ一瞬で目的のページを探せるのでしょうか。それは,検索エンジンに使われているさまざまな工夫によるものです。本特集では検索エンジンをGo言語で作ってみることで,そのしくみを学びます。ユーザーが入力したキーワードがどう処理されるのか,検索のためのデータがどう保持されているのかなど,実装することでしっかりと理解できるはずです。
目次
特集1
開発環境から本番環境まで一気通貫!
実践コンテナ活用
VS Code,Docker,Kubernetes,Azure
- 第1章:アプリケーション開発者のためのコンテナ技術
Develop/Build/Share/Runでコンテナの価値を再認識 - 第2章:コンテナを活用したアプリケーション開発の体験
VS Code Remote - Containersとdevcontainerで開発環境を一発構築 - 第3章:Kubernetesではじめるコンテナアプリケーション
クラウド環境での開発,運用のポイントを知ろう - 第4章:マネージドサービスでのより簡単なコンテナのホスティング
Azure Web App for Containersで運用してみよう
特集2
iOS 15開発最前線
Swift 5.5,UI開発,通知管理,Xcode Cloud
- 第1章:iOS 15の新機能
SharePlayで体験共有,ShazamKitで音声識別,位置情報取得の標準UI - 第2章:Swift 5.5の新機能
async/await構文による非同期処理,Task APIによる同時並行処理,データ競合の防止 - 第3章:SwiftUIの新機能
リストビューの機能強化,文字装飾の新API,新しいフォーカス制御 - 第4章:UIKitの新機能
リサイズ可能なシート,表現力が増したUIButton - 第5章:通知管理の新機能
時刻指定要約,集中モードによる通知フィルタリング,適切な即時通知 - 第6章:Xcodeの新機能
Xcode Cloudで継続的インテグレーション,DocCでドキュメント作成 - 第7章:App Storeの新機能
App内イベントで期間限定告知,複数のプロダクトページ,A/Bテスト
特集3
作って学ぶ検索エンジンのしくみ
Goで実装!膨大な情報からどう高速に探すのか
- 第1章:検索エンジンの全体像
各コンポーネントの役割を理解する - 第2章:アナライザ
ユーザーが入力した自然言語のキーワードをどのように扱うか - 第3章:インデクサ
検索対象ドキュメントをどのように検索しやすく保存するか - 第4章:サーチャ
データベースから検索対象ドキュメントをどのように探すか - 第5章:ストレージ
データベースには検索対象をどのような形式で保存するか
21周年記念エッセイ
今も読みつづける1冊の本
どんなふうに読み,何を感じ,どう行動したか?
- 第1章:より良いソフトウェア設計を求めて
『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』(Eric Evans著) - 第2章:VR技術のある未来への強い期待
『バーチャルリアリティ学』(日本バーチャルリアリティ学会編) - 第3章:数学が世界とつながった瞬間
『囚人のジレンマ』(William Poundstone著) - 第4章:音楽のように理想し,美術のように表現する
『詩の原理』(萩原朔太郎著)
連載
- PHPで複雑さに立ち向かう
【第4回】PHP 8.1の新機能・変更点を追う ……Fiber,Enum,readonly,交差型など - Goに入りては…… ── When In Go...
【第28回】GoにFuzzingが来た! ……データを自動的に作ってテストの幅を広げる - Perl Hackers Hub
【第71回】ISUCONの実装から最近のPerlを学ぶ ……わかりやすく変更しやすいコードを実現する考え方と方法 - 見なおそう! モダンJavaの流儀
【第10回】いまさらジェネリクス ……制約や留意点を把握して苦手意識を克服 - フロントエンド羅針盤 ── Web体験向上へのアプローチ
【第4回】Webプライバシーの要求水準への適応 ……トラッキングに対する法的,技術的動向を押さえる - 現場のPython ── システム開発も! 機械学習も!
【第10回】Django ORMの速度改善 ……クエリ発行の基礎,測定,親子モデルの情報取得,大量レコードの作成・更新 - Ruby 3標準添付ライブラリ紹介
【第4回】URIや子プロセスのオープンを簡単に ……open-uri/open3/uri
コラム
- 漫画から学ぶマネジメント
【第5回】『ああっ女神さまっ』の森里螢一から学ぶ折れない心で成長するスタンス - 縁の下のUIデザイン ── 少しの工夫で大きな改善!
【第28回】未読と既読のデザイン - ちょっと気になる隣の技術畑
【第3回】アプリ開発の福音となるGraphQL ……佐野健介(そな太)さん - はまちちゃんとわかばちゃんのREADER'S FORUM ── 読者のページ
【第77回】