書籍概要

アイデアをカタチにする! M5Stack入門&実践ガイド
[M5Stack Basic/M5StickC対応]

著者
発売日
更新日

概要

M5Stackシリーズは,最初から液晶モニターやボタン,センサーなどが搭載された小型のマイコンモジュールです。電子工作の経験がなくても始められるハードルの低さと,簡単にアイデアを実現できる手軽さで注目を集めています。

本書は,M5Stackをこれから始めたい人と,M5Stackを活用していきたい人のためのガイドブックです。入門編と実践編の二部で構成されており,入門編ではM5Stack BasicとM5Stick Cの基本機能を紹介しています。開発環境の構築から丁寧に解説しているのに加え,コピペで動くサンプルコードも提供しているので,M5Stackをとりあえず動かしてみたい,という人でも安心して読み進められます。実践編では,M5Stackシリーズを使いこなすための知識とノウハウを,M5Stackをとことん活用してきた実績のある執筆陣によって本格的な作例と共に解説します。ノーコードで作るIoTデバイスからAI監視カメラまで,アイデア次第で多彩なデバイスを作れてしまうM5Stackの活用方法を紹介しています。M5Stackを始めてみたけど,工作のアイデアがひらめかない,という人にもおすすめの一冊です。

こんな方におすすめ

  • M5Stackをこれから使ってみたい人
  • M5Stackをより活用したい人
  • M5Stackを使った電子工作のアイデアがほしい人

サンプル

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目次

  • はじめに
  • 日本のM5Stackユーザのみなさんへ

入門編(大澤佳樹)
第1章 はじめてのM5Stack

  • 1.1 M5Stackとは?
  • 1.2 M5Stackシリーズのインターフェース
  • 1.3 M5Stackの開発環境
  • 1.4 M5Stack開発を始める前に
  • 1.5 M5BurnerでM5Stackを動かしてみる

第2章 M5Stack Basicを使ってみる

  • 2.1 M5Stack Basicの構成
  • 2.2 Arduino IDEを動かすための初期設定
  • 2.3 Arduinoプログラミングの基本ルール
  • 2.4 画面に文字を表示する
  • 2.5 ボタンを押して画面の色を変える
  • 2.6 ブザー音を鳴らす
  • 2.7 ライブラリを利用して画面に顔を表示する
  • 2.8 GPIOを利用してM5StackでLチカする
  • 2.9 Groveを利用してUnitセンサーで情報を取得する
  • 2.10 SDカードのデータを読み書きする

第3章 M5StickCを使ってみる

  • 3.1 M5StickCの構成
  • 3.2 Arduino IDEの環境設定
  • 3.3 画面に文字を表示する
  • 3.4 LEDライトを光らせる
  • 3.5 ボタンを押して画面の色を変える
  • 3.6 ライブラリを利用して画面に顔を表示する
  • 3.7 GPIOやGroveで機能拡張する
  • 3.8 M5StickCの加速度/角速度センサーの情報を取得する

第4章 M5Stackでネットワークを利用する

  • 4.1 M5Stackが利用できる通信規格
  • 4.2 Wi-Fiでインターネットに接続して時刻を取得する
  • 4.3 M5Stackを簡易サーバーにしてセンサー値をブラウザから閲覧する
  • 4.4 Ambientを使ってセンサー値をWeb上で可視化する
  • 4.5 M5StackとM5StickCをESP-NOWで通信する
  • 4.6 M5StackとM5StickCをBluetoothで連携する
  • 4.7 M5Stack同士をMQTTで連携する
  • 4.8 M5StackとLINEをIFTTTで連携する

第5章 ModuleとHatでM5Stackを拡張する

  • 5.1 Module/Hatとは?
  • 5.2 主なModule/Hatの例
  • 5.3 GPSモジュールで位置情報を取得する
  • 5.4 M5StickC Servo Hatでサーボを回転させる

実践編
第6章 M5StackでガジェットをDIYする

  • 6.1 M5Stackでシャトルラン〜M5Stackで音を扱おう〜(菅原のびすけ)
  • 6.2 大切なヒトに向けたM5Stack自作支援機器(廣瀬元紀)
  • 6.3 M5StickCでIoT温室ハウス環境モニタを作る(小池誠)
  • 6.4 M5Stack Core2でAWS IoTと連携する(田中正吾)
  • 6.5 M5Stackオリジナルモジュール制作のススメ(necobit)

第7章 M5StickVで画像処理する

  • 7.1 M5StickVで始める簡単AIカメラ(ミクミンP)
  • 7.2 M5StickVとM5StickCで実験ロボットを見守る―課題解決のために,開発・実装・評価・改善(三木啓司)
  • 7.3 M5StickVであなたを見守る技術(aNo研)

第8章 UIFlowでM5Stackをプログラミングする

  • 8.1 ノーコードで作るIoTソープディスペンサー(若狹正生)
  • 8.2 ネットワーク経由でデータを送受信するプログラムをブロックで組んでみよう!(豊田陽介)

第9章 JavaScriptでM5Stackをプログラミングする

  • 9.1 M5StackでJavaScriptが使える「Moddable」(石川真也)
  • 9.2 子どもと一緒に作るM5Stack×JavaScriptアプリケーション(石川真也)
  • Appendix

サポート

ダウンロード

サンプルコードのダウンロード

(2022年3月25日更新)

本書に掲載しているコードのサンプルを,下記リンクからダウンロードできます。ファイルはZIP形式で圧縮されています。展開してからご利用ください。

ダウンロード
第2章(ch2_sample.zip)
第3章(ch3_sample.zip)
第4章(ch4_sample.zip)
第5章(ch5_sample.zip)
第6章(6.2,6.3)(ch6_sample.zip)(2022年3月25日更新)
第7章(7.2,7.3)(ch7_sample.zip)

また,本書後半の実践編における,以下の節のサンプルは,それぞれの著者のGithubリポジトリからダウンロードできます。

正誤表

本書の掲載内容に誤りがございました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2022年3月25日最終更新)

P.268 本文8行目

手軽な反面温度部品を風で飛ばしやすい,
手軽な反面部品を風で飛ばしやすい,

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