概要
1時間読むだけで必要な知識が身に付くという,まったく新しいパソコン書籍シリーズです。「えっ!?,1時間で理解できるの?」って思うかもしれませんが,Excelピボットテーブルを使いこなすことは,操作を覚えることではありません。操作よりも「原理」や「原則」などの"仕組み"の部分を理解することが重要なのです。本書は,この「仕組み」の部分を丁寧に解説した上で,1時間で理解できることを実現します。オンライン授業を聞くかのごとく,スラスラと読めてきっちりと理解できるピボットテーブルの実用書籍です。
こんな方におすすめ
- とにかくピボットテーブルを使ってみたいと思うビジネスマン
著者から一言
「1時間でわかる」というタイトルの示す通り,ピボットテーブルでできることとそれを実現するためのルールや仕組みを,短時間で理解できるように作りました。
この本を読んでピボットテーブルの仕組みを理解し,ライバルに差を付けてみませんか?
目次
Chapter1 期待通りのピボットテーブルを作成するための条件
- 01 「ピボットテーブルはとても便利」と言われる理由
- 02 クロス集計と通常の集計は何が違う?
- 03 ピボットテーブルは,万人のための魔法のテーブルにあらず
- 04 ピボットテーブルの作成前にエクセルシートを確認しよう
- 05 こんなデータがあると集計できない 元の表のNGを徹底チェック
- 06 集計に必要のない要素は省いておく
- コラム こんなデータがピボットテーブルの元の表にはベスト
Chapter2 ピボットテーブルの原理と構造を知ろう
- 07 ピボットテーブルを作ってみよう
- 08 最終的に何が集計されるのか
- 09 フィールドの選択,これですべてが決まる
- 10 行に設定するフィールドは1つだけではない
- 11 列に指定したフィールドの値が集計される
- 12 計算式をピボットテーブルに作成する際の注意点
- コラム ピボットテーブルを二次利用するには
Chapter3 クロス集計してみよう 実践ピボットテーブル
- 13 集計の元となるフィールドを設定する
- 14 行フィールドの階層レベルを設定する
- 15 日付での集計は非常に重要,にもかかわらずとても簡単
- 16 クロス集計の結果を表示させる
- 17 自分で作った計算式で知りたい値を表示する
- 18 ピボットテーブルを見やすくカスタマイズする
- コラム 完成したピボットテーブルを再度確認
Chapter4 ツールを使ってさらに情報を引き出そう
- 19 指定した条件に合うものだけを集計・表示させる
- 20 「行ラベルのフィルター」を活用する
- 21 範囲があるフィールドは,指定した単位に区切って集計できる
- 22 数値で区切る「グループ化」
- 23 日付で区切る「グループ化」
- 24 集計表に組み込んでいない属性で抽出する「スライサー」
- 25 実際にスライサーを使ってみる
- 26 複数スライサーを使ってより詳細な条件で抽出する
- 27 直感的に一定期間の集計を把握できる「タイムライン」
- 28 実際にタイムラインを使ってみる
- 29 抽出されたデータの件数を調べる
- コラム 列方向のグループ化
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