目次
第1章 社命で「YouTube担当」といわれたら
- 01 なぜ企業がYouTubeを運営するのか?
- 企業がYouTubeを運営する目的
- YouTube企業動画の[目的1]は売れ続ける仕組みを作ること
- YouTube企業動画の[目的2]はエンゲージメントを高めること
- 02 企業の売れる動画に必要なのはマーケティング力とプロデュース術
- YouTube単体で考えないで常に全体を意識した上で考える
- 企業担当者のためのプロデュース術
- 03 動画を会社の「売れ続ける仕組み」の1つとして意識する
- ビジネスの目的は,利益ではなく顧客の創造
- 企業の「売れ続ける仕組み」が作れる動画とは?
- 企業動画に求められるもの
- YouTubeはもはやブルーオーシャンではない
- 04 企業の目的は自然と売れ続ける仕組みを作ること
- 自然と売れ続ける仕組みを作るフレームワーク「AISARE」とは?
- あなたの会社を「AISARE」に当てはめて考えてみよう
- 05 あなたは,プロデューサー
- ポイントは,エヴァンジェリストを創造すること
- 成果を上げるための役割分担を考える
- 06 売れる動画の成功基準は「再生数」ではなく会社への「問い合わせ数」
- 売れる動画の成功基準とは何か?
- KGI,KPIとYouTube
- 07 動画の目的は,売ることだけではない
- 商品紹介以外の企業動画の[分類1]
- 商品やサービスを知ってもらう「商品デモ」動画
- 商品の「工程(ビフォーアフター)」動画
- オンラインセミナーのまとめ「セミナー」動画
- 商品が売れた後のサポートとして活用「マニュアル」動画
- 08 売るだけでないYouTube動画,他にもある動画の種類
- 商品紹介以外の企業動画の[分類2]
- プロが教える「用語解説」動画
- 企業を知ってもらう「会社見学・工場見学」動画
- 人材の確保がうまくいく「採用」動画
- YouTubeへの広告ではなく,YouTuberとタイアップして商品を売る「企業案件」
- 09 自社内で動画を企画・制作・公開する際の全体像
- 自社内で動画を制作する全体的な流れ
- 企画と台本のポイント
- 動画編集のポイント
- 公開のポイント
- 10 実際の制作・設定・運営で気をつけなくてはならないこと
- 3つのポイント
- コンプライアンス
- YouTubeチャンネルの効果的な設定方法をおさえる
- 分析方法もおさえる
- 他のSNSとの連携も考える
第2章 動画マーケティング力を鍛える
- 11 企業のファンが増える仕組み
- AISAREを成約の流れに適用する
- エヴァンジェリストに好かれるサービスのメリット
- 12 エヴァンジェリストを増やす世界観と,その2大要素
- 世界観を構成する2大要素
- 機能的価値とは?
- 機能的価値と情緒的価値との関係性
- 情緒的価値のある企業をリストアップしてみよう
- 13 賞味期限のある短命動画ではなく,長く見られる動画を
- 短命の動画と長く見られる動画の違い
- 長く見られる動画とは?
- 動画の蓄積が資産となる
- 14 キーワードプランナーで顧客のニーズを把握する
- 自社のキーワードを調査する必要性
- 潜在顧客の検索数を把握する「キーワードプランナー」
- 顧客ニーズに沿った動画のキーワード群を決める
- 15 Googleトレンドで増加傾向かどうかを把握する
- 商品やサービス群が上がり基調なのか横ばいなのかを見分ける
- もし下り基調ならば次に成長するプロダクトを調査する
- Googleトレンドの利点
- Googleトレンドの注意点
- 16 売れる動画の切り口をラッコキーワードで調査する
- 検索数の多いキーワードのどこに着目するか
- ラッコキーワードを活用する
- YouTube動画について見ていく
- ラッコキーワードの注意点
- 17 競合動画の現状をおさえる
- YouTube内で,キーワード検索してみよう
- 競合動画のどこがよいのか分析しよう
- たくさん見て競合動画の「いいとこ取り」をしていこう
第3章 動画プロデュース術を身につける
- 18 動画がどこでどのように見られているか,プロデューサーの視点
- 動画をどこに設置するか
- 顧客に求められる動画プロデュースのポイント
- 19 PCとスマートフォンどちらで見ているか? 顧客の立場で考える
- 顧客の視聴体験を考える
- PCならどこで視聴しているか
- スマートフォンならどこで視聴しているか
- YouTubeアナリティクスで視聴動向を追える
- 20 社内で動画制作する場合の体制
- 動画制作の役割分担
- 自社内で制作する場合 ―誰を何に配役するか―
- 21 社内人材を育成する
- 若手社員を育成する
- 社内の社員教育にもなる
- 22 手作り感のある動画が共感を生む
- 手作り感を逆に活用する
- 教育機関であれば学生が自主制作
- 動画制作のコースがなくても可能
- 複数チームで年間300本もの動画を公開
- 23 ペットなど動きのある商品の販売
- 動きのある生体そのものを撮る
- 鮮度が大事
- 重要なのは継続すること
- 24 自社で作らずにプロの制作会社に任せる時のポイント
- 社内で作るべき動画と,プロに任せるべき動画を分ける
- プロが得意なこと,不得意なこと
- 動画の目的を伝える
- 制作会社に頼む予算がない場合には
- 25 動画のオープニングの重要性
- 動画ははじめの数秒が大事
- オープニングの統一によるメリット
- クラウドソーシングを利用する方法もある
第4章 売れるだけでない,他にもある企業動画の種類
- 26 企業を知ってもらう「会社見学・工場見学」動画
- 信頼感を得ることが目的である
- 工場の外観から工場内部へと紹介
- 工場の清潔感を見せる
- 社内や工場の内部を適切に見せる
- 27 商品やサービスの魅力を伝える「商品デモ」動画
- 商品デモ動画について
- 危険を伴う商品に
- 重くてなかなか運べないような商品に
- 28 作りやすい「セミナー」動画
- 自社サービスの入り口でセミナー動画を公開する
- 何度も行う必要がない
- 古くなったらアップデートする
- 限定公開もできる
- 29 製品の「工程(ビフォーアフター)」動画
- ブラックボックスの製造過程を見せる
- 顧客の深い理解につながる
- 信頼感が増し問い合わせが増える
- 30 プロが教える「用語解説」動画
- 専門家のポジショニングを取る
- 先生と生徒の関係
- 動画を見た後では商談から成約までがはやい
- 副次的なメリットがあることも
- 31 商品サポートとしての「マニュアル」動画
- マニュアル動画で顧客満足度が高まる
- マニュアルに関する問い合わせも減り効率化
- 社内用のマニュアル動画も効果的
- 32 人材の確保がうまくいく「採用」動画
- 実際に働いている人へのインタビュー動画
- 社員が辞めることがあるので対応策を考えておく
- 経営者の動画
- 33 YouTuberとタイアップして商品を売る「企業案件」
- 企業案件とは
- YouTuberと自社商品との相性を考える
- 2通りのYouTuber
- 自社の製品を紹介しているアカウントを探す
- YouTuberとのタイアップ時のステマを回避する
第5章 自社内で動画制作・編集する際のTIPS
- 34 絵コンテで社内共通認識を作る
- 動画への共通認識
- 共通認識を作るための絵コンテ
- 構成をプロットする絵コンテ
- 作画に便利なツール
- 35 参考チャンネルの分析 -人気動画の特定-
- 人気の動画を特定する
- 人気の動画を並べる方法
- 人気動画のサムネイルにも注目
- 36 台本・シナリオを作成する
- 参考動画の構成を分析する
- スクリプトを表示する方法
- 台本・シナリオの定番の構成
- 37 動画撮影に必要な機材
- 撮影機材について
- 撮影用のカメラと三脚について
- マイクについて
- 照明について
- 撮影機材の優先順位
- 38 内容に応じて変わる適切な動画の長さと編集ソフト
- 1分以内の動画
- 10分前後の動画
- 10分以上の長尺動画
- PCでの動画編集ソフトについて
- 39 動画編集のポイント
- 動画を見やすくするためのポイントはテンポのよさ
- ジャンプカットの活用
- キャプションについて
- 40 編集に便利な著作権フリー画像素材サイト
- 画像の著作権フリーサイト
- 著作権フリーサイト(利用も無料)の例
- 著作権フリーサイトを利用する際の注意点
- 41 BGMと効果音で映像表現を向上させる
- 音楽には著作権がある
- 無料音楽素材サイトのおすすめ
- 効果音
- 42 動画公開前に必ず確認すること
- 公開前に社内で最終確認する
- 動画確認時のシェア方法
- 動画制作本数のノルマについて
第6章 YouTube企業動画の設定,運用での必須ポイント
- 43 動画SEO対策とチャンネル設定
- YouTubeチャンネルでのSEO対策の基本設定
- 「チャンネル名」の設定
- チャンネルの「概要欄」を設定
- チャンネルの「キーワード」を設定
- チャンネルアートについて
- 44 各動画の概要欄を充実させる
- 動画を見てもらうだけではない
- 概要欄のはじめの3行に載せるべき情報
- 概要欄「もっと見る」に掲載する情報
- デフォルト設定の利用で手間を最小限に
- 45 ハッシュタグの活用の仕方
- ハッシュタグとメリット
- ハッシュタグの作り方
- ハッシュタグの特徴と気をつけたいポイント
- 46 タイムスタンプで離脱を防ぐ
- タイムスタンプとは
- タイムスタンプの作り方
- タイムスタンプの設定
- Google検索結果にも反映されることがある
- 47 YouTubeアナリティクス活用のポイント
- YouTubeアナリティクスで見るべき指標
- インプレッション
- インプレッションと総再生時間の関係
- 48 「視聴者維持率」を分析する
- 視聴者維持率とは
- 視聴者維持率のパターン
- 視聴者維持率を高く保つ方法
- 49 クリックを誘発するサムネイル
- 動画が視聴されるためにサムネイルが重要
- サムネイル画像のクリック率
- サムネイルの作り方
- 古くなってきた過去の動画のサムネイルを変える
- 50 YouTubeとSNSとの連携のポイント
- TwitterやInstagramなどのSNSと連携する際の注意点
- 業種業態で相性のよいソーシャルメディアは異なる
- 51 LINE公式アカウント,メールマガジンとの組み合わせ
- プル型のYouTube,プッシュ型のLINE・メルマガ
- 動画の最後で登録を促す
- 企業のタイミングでお客様に連絡できる
- ECならメールマガジンを発行する