目次
はじめに
- 多様な人たちとものごとを前に進めないといけない時代
- コアアクション3つ:「観察」「対話」「期待役割の合意」
- 戦略アクション4つ:「ビジョンニング」「ストーリー設計」「偶然設計」「環境セットアップ」
- ものごとを前に進めるための道具箱をあなたに
序章 ファシリテーションの基本
- 01 人,イシュー,プロセス,環境をマネジメントする
- 02 「5つの要素」を意識して場を設計する
- 03 5つの要素①目的を押さえる
- 04 5つの要素②インプットを押さえる
- 05 5つの要素③成果物を押さえる
- 06 5つの要素④関係者を把握する
- 07 5つの要素⑤効率を考える
1章 信頼関係を構築する
- 08 歩き回る
- 09 オンラインで歩き回る
- 10 口ぐせを観察する
- 11 自己開示する
- 12 相手が「何のプロか」を言語化する
- 13 期待役割を明確にする
- 14 期待に成長イメージを添える
- 15 「この場で何を学びたいか?」「どう成長したいか?」を言語化する
- コラム 焦らず,手を変え・品を変え・景色を変え
2章 時間を効果的に使う
- 16 魔の時間帯をはずす
- 17 毎時ゼロ分に時報を流す
- 18 BGMを流す
- 19 オープニングスライドを投影する
- 20 時計は全員が見やすい場所に設置する
- 21 事前に動画を見てもらう
- 22 戦略的に休憩をとる
- 23 戦略的に間をとる
- 24 時間を相手に戻す
- 25 場に進め方の意見を問う
- コラム ワーケーションのススメ
3章 景色を合わせる
- 26 側面報告幕のように目的地と各ステップと現在位置を示す
- 27 キーワード/キーフレーズでまとめる
- 28 キーワード/キーフレーズを考える
- 29 キーワードやキーフレーズを最適なタイミングで投げ込む
- 30 「モヤモヤ」に名前をつける
- 31 着地イメージの合意をとる
- 32 変化や感動を言葉にする
- 33 待ち受ける困難やしんどさを示す
- 34 言葉や概念のズレをなくす
- 35 文学的な表現は言い換える
- 36 外来語の用語はできればそのまま使う(ただし説明を添えて)
- 37 主観を定量化する
- 38 とりあえず測定してみる
- 39 「意識合ってる?」「認識合ってる?」と確認する
- コラム 迷子にさせない説明を大切に
4章 気持ち,意見,能力を引き出す
- 40 アイスブレイクでは番号で答えてもらう
- 41 気持ちを番号で回答してもらう
- 42 スタンプや投票で意思表示してもらう/意見集約する
- 43 ハンドルネームで本音を引き出す
- 44 同時編集で一斉に書き出す
- 45 チャットを読み上げるスタイルにする
- 46 「壁打ち」の相手になる
- 47 普段とは違う役割を任せてみる/試してみる
- コラム 無理して盛り上げようとしない
5章 進行に気を配る
- 48 やりやすいところから始める
- 49 場のリズムを作る
- 50 成果物イメージが決まっているなら,枠を書いておく
- 51 枠に沿って対談を進める
- 52 達成感が得られる工夫をする
- 53 明示的にコンセンサスをとる
- 54 「方向性」と「論点」を分類し,合意事項と未合意事項を明確にする
- 55 合意事項を書き出す
- 56 3本締めで次のアクションを促す
- 57 事務やサポートが得意な人を入れる
- コラム 「番組」「劇場」だと思って場を運営してみる(1)
6章 視点を変える
- 58 ネガティブな見方をポジティブに変える
- 59 "What if""Yes if"で視野を広げる
- 60 人と人との対話を仕掛ける
- 61 対談形式にする
- 62 景色を変えてみる
- 63 その場にない観点を投げ込んで話を広げる
- 64 新たな目的を投げ込む/にぎる
- 65 論点や観点を洗い出す
- 66 具体と抽象を行き来する
- 67 「上の句」と「下の句」に因数分解する
- 68 「上の句」と「下の句」を入れ替えてみる
- コラム 「番組」「劇場」だと思って場を運営してみる(2)
7章 理解・共感・納得を生み出す
- 69 「CCF」「NLC」「AREA」でシンプルに伝える
- 70 笑顔2倍,うなづき3倍で対応する
- 71 相手の言葉やペースで会話する
- 72 「リ」+感情ワードで相手の感情を受け止める
- 73 自分の経験や専門性を全面に押し出す
- 74 感情的になるのではなく,感情を伝える
- 75 一理三例で説得力を持たせる
- 76 「何費で落とさせるか」を想定する
- 77 図解する
- 78 図解の落とし穴を回避する
- 79 グラフィックレコーディングを活用する
- 80 問題地図を描いてみる
- コラム 無理して相手に寄り添わなくていい
8章 「詰んだ」と思ったら
- 81 パーキングエリアを創る
- 82 「コントローラブル」なものごとに集中する
- 83 「バリカタ」か「ゆるふわ」か選んでもらう
- 84 詰まったらグループワークをする
- 85 「テーマが大きいな」と思ったら小分けにして並列処理する
- 86 適切なグループ分けをする
- 87 意見が割れたら,面白いほうに決める
- 88 突然パソコンが再起動,オンラインで相方が落ちてしまったときに対処する
- 89 場が荒れたら進行を止める
- 90 場が荒れた後の再開の仕方を工夫する
- コラム 「上空1,000mからの着陸」をマネジメントしよう
おわりに
- ファシリーダーになろう