目次
1章 Excelの使い道と基本操作
1-1 Excelで何ができるのか
- その1:表やグラフを作って情報を整理できる
- その2:「数式」を使って「自動計算」のしくみが作成できる
- その3:「データベース」を作って「分析や判断」の材料にする
1-2 表やデータの基本単位は「セル」
- セル単位でデータや数式,書式を管理
- セル範囲を選択して,まとめて値や書式を設定
- 入力したデータを消去する
1-3 たったこれだけ! 計算式を作成する基本
- 計算式は「=」からはじめる
- セルに入力しておいた内容の「参照」とは?
- 「参照セル」を変更する
- 絶対参照と相対参照
- 数式をまとめて入力する方法
1-4 なぜExcelの機能は「リボン」で整理されている?
- リボンは機能ごとにタブで整理されている
- 試して理解するリボンの機能
- 「右クリック」の使いどころ
1-5 ブックの保存と作業の再開
- ブックの役割と作成方法
- ブックを保存する
- 保存したブックを開く
- クラウド保存とローカル保存の違いとは?
2章 見やすくて使いやすい表を作るテクニック
2-1 見やすい表ってどんな表?
- 表の見やすさは「ルール」と「慣れ」で決まる
- 最初にルールを決めておく
- [テーブル]機能を軸にルールを作成する
2-2 表を「見やすくする」5つのポイント
- フォントで整理する
- 余白で整理する
- 端揃えで整理する
- 色で整理する
- 線を引いて整理する
2-3 表を「使いやすくする」5つのポイント
- 罫線やフォントの色に意味を持たせる
- 積算と明細の表示を切り替える
- 見出しを固定する
- 「インデント」と「名前」でジャンプ移動できるようにする
- 「条件付き書式」で注目セルに着色する
2-4 使いにくい表を作成しないように注意!
- セルの結合には要注意
- 方眼紙スタイルには要注意
- 表の下側に余白がないスタイルには要注意
- 図形を利用した整形には要注意
- 1枚のシートで済まそうとする表には要注意
3章 計算は必ずExcelにやらせる
3-1 関数はExcel最大の便利機能
- 難しくない関数のしくみ
- 「計算方法」と「計算に使うデータ」に分けるのがコツ
- 分類ごとに「定番の関数」を決めておくのがお勧め
3-2 計算に使う定番の関数と基本的なしくみ
- 絶対に覚えたいSUMとたった4つの関数
- 知っておきたい引数のルール
- ややこしいセル参照を「名前」で整理する
3-3 関数はグループ分けにも使える
- ○か×かも関数でグループ分け
- 条件に応じて表示する値や計算を切り替えるIF関数
- 条件に合うもののみを集計する
- 表から検索をするための関数
3-4 関数は表をきれいに保つためにも使える
- 関数とエラー値の関係
- [関数の挿入]ボタンで引数をダイアログから入力可能
4章 入力が加速するショートカット
4-1 なぜ最初にすばやく入力する方法を覚えるのか
- 「作成速度」に差が出る
- 「作成の楽しさ」に差が出る
- 「正確さ」に差が出る
- 「思考のロス」に差が出る
4-2 データ入力にはすばやい選択が必要
- [Ctrl]+[A]キーでできるいろいろな一括選択
- [Ctrl]+[Shift]+矢印キーで行・列を選択する
- 「隣の列」「下の行」を選択/入力するためのテクニック
- [ジャンプ]機能で確認して戻る
4-3 セルにまとめてデータを入力する便利技はこれ
- まずは「オートフィル」を覚える
- 「絶対参照」と「相対参照」を使いこなす
- [Ctrl]+[Enter]キーという強力な入力方法
- [Shift]キーと[Ctrl]キーで範囲選択してから入力
4-4 コピーを制すればデータや式の再利用がはかどる
- [Ctrl]+[C]キーからの[Ctrl]+[V]キーでコピー&ペースト
- 「値」と「式」の貼り付けルール
- 書式がいらない場合は「形式を選択して貼り付け」
- 「貼り付けオプション」でセル幅もコピーする
- フィルターされている内容をコピーするには?
- 知っておきたいコピーの「事故」
4-5 [Alt]スタートでキーボード操作を加速させる
- [Alt]キーは機能選択の開始ボタン
- [Tab]・[Shift]・[Enter]・[Esc]・矢印キーの役目
4-6 どんなときでも頼りになるふたつのショートカットキー
- [Ctrl]+[S]キーで「上書き保存」のクセをつける
- ミスしたときは[Ctrl]+[Z]キーでもとに戻す
5章 「ワークシート」で表を上手に管理する
5-1 「ワーク」シートは「作業用」シート
- 最初から本番用の表を作る必要はない
- シート1枚にすべてを詰め込まない
- 目的のシートを表示させるテクニック
5-2 シートはすばやく快適に整理する
- 新規シートの追加と削除
- シートの名前の変更方法
- シートをまとめて移動やコピー
5-3 シートの順番にもルールを作る
- 計算する順番に並べるのが基本
- シートのタブと色を使って「しおり」を作る
- プレゼンや集計データなら「結果」が先頭もアリ
6章 表の印刷・配布に使えるテクニック
6-1 表の印刷や,PDFに出力する方法
- 計算しなくていい場合は出力する
- 出力したい範囲は指定できる
- 余白の設定方法
- 指定サイズに収めたい場合は倍率を設定
- 複数ページにわたる表はヘッダーとフッターをつける
- 改ページの位置は変更できる
- 複数シートをまとめて印刷
- Excelの画面がほしい場合はスクリーンショットをとる
6-2 押さえておきたいシートの保護機能
- 保護するセルと扱えるセルの作り方
- 保護のかけ方と解除方法
- お勧めできない「シートの非表示」機能
7章 データベースの基本ルールと作り方
7-1 「データベース」で可能になる集計・分析とは?
- 「データベース」とはたくさんのデータをまとめたもの
- 「テーブル形式」で便利に使える機能とは?
- 「テーブル形式」にするためのルール
- 「テーブル形式」に作り替える方法
7-2 「テーブル機能」でExcelにデータベースを作らせる
- 「テーブル」の作成方法
- 「テーブル」のおせっかい機能を解除する
- 「テーブル」で加速するデータ入力
- テーブル名や列名で数式が作成できる
7-3 大量のデータを扱うときはルールを決めておく
- 計算が楽なテーブル形式にどう持っていくのかを考える
- データの「クレンジング」で分析精度を高める
- 重複データは削除する?
8章 データベースからの検索と抽出
8-1 目的のデータを見つけるための4つの手段
- 「並べ替え」機能で注目したいデータを整理
- 「フィルター」機能で注目したいデータのみを抽出
- 「検索」機能で個別のセルを走査
- 「条件付き書式」で目的のデータをハイライト表示
8-2 「並べ替え」のコツと注意点
- 複数列で並べ替えの設定もできる
- 「見出し」と「ふりがな」に注意
- 作業列を用意するというテクニック
8-3 「フィルター」のコツと注意点
- フィルターのオプションをうまく使おう
- スライサーでお手軽に抽出結果を切り替えよう
- フィルターと相性抜群! 知っておきたいAGGREGATE関数
8-4 「検索」のコツと注意点
- 検索の詳細オプションをうまく利用しよう
- 数式も検索できることを利用したテクニック
- あいまい検索というテクニック
8-5 「条件付き書式」のコツと注意点
- 条件付き書式の編集を活用しよう
- 条件式作成のコツ
- 関数を使った条件式を作ってみよう
9章 グラフの見せ方と作り方
9-1 データの傾向を分かりやすくするにはグラフを使う
- グラフは伝えたいことを伝える味方
- グラフの作成方法
- どこをどうすればいい? グラフの編集方法
9-2 見やすいグラフを作成する3つのポイント
- 余白を多く,文字は大きく
- テキストボックスで単位などの情報を追記
- 主役のデータを映えさせるには,色づかいと線種を工夫する
9-3 注目したい項目によってグラフの種類を選ぼう
- グラフは種類によって得意な項目がある
- 値を見比べるなら棒グラフ
- 推移を把握したいなら折れ線グラフ
- 割合を見たいなら円グラフ
- 割合の推移を把握したい場合は100%積み上げ棒グラフ
- 関連性を知りたい場合は散布図&近似曲線
- どのグラフでも有効な,軸の設定
10章 Excelの機能をもっと使い倒す
10-1 データベース作成で頼りになるPower Query
- Power Queryで,データの加工・編集が楽になる
- ブック内の散らばったデータをひとまとめにする
- ブック内のデータをシートに分割する
10-2 複数要素で分析・集計したいならピボットテーブル
- ピボットテーブルの使い方
- ふたつ以上の要素の組み合わせ結果が分かる「クロス集計」
- ピボットテーブルの見た目の変更
10-3 マクロ機能でExcelを自動化
- Excelの操作を自動化できる「マクロ」機能
- 試して理解するマクロ
- 自分の操作をマクロとして記録・実行
- マクロの確認・編集方法
- マクロを含むブックの保存方法と注意点
- 索引&ショートカット集