目次
はじめに 住宅ローンを取り巻く環境が変わった
Part1 住宅ローンの基礎知識
- 1 住宅の取得までのプロセスとかかる費用を把握する
- 2 金利だけで住宅ローンを比較してはいけない
- 3 「家賃がもったいない」に惑わされない
- 4 ネット銀行と実店舗銀行,住宅ローンにおけるメリット・デメリットとは
- 5 返済期間50年の住宅ローンはだれでも利用できるわけではない
- 6 提携ローン以外の住宅ローンも自分で探す
- コラム FPは見た! 物件価格上昇のリアル
Part2 金利の仕組みを理解し,変動に備える
- 7 返済中は金利も返済額も変わらない「固定金利型」
- 8 6ヵ月ごとに金利が見直される「変動金利型」
- 9 広告に表示されている金利が適用されるとはかぎらない
- 10 変動金利が適している人,固定金利が適している人
- 11 金利が上がりはじめてから固定金利に借り換えるのでは遅い
- 12 元利均等返済と元金均等返済,なにが違う?
- 13 【フラット35】と民間の住宅ローン,なにが違う?
- 14 自己資金の多い人が有利な【フラット35(保証型)】とは?
- 15 子どもが多い人ほど有利な【フラット35】のポイント制とは?
- 16 変動金利を選んだら,毎月返済額の20%を「金利上昇準備預金」に積み立てる
- 17 固定50%+変動50%などのミックスローンも選択肢に
- 18 変動金利の最悪のケースと固定金利の総返済額で比べる
- コラム 変動金利の125%ルールに該当するのはどんなとき?
Part3 住宅ローン減税と省エネ住宅の優遇制度を理解する
- 19 住宅ローン減税の基本的な仕組みと適用条件
- 20 住宅ローン減税を最大化するために借入額を増やしてはいけない
- 21 省エネ基準に適合していない住宅は,住宅ローン減税が受けられない
- 22 省エネ基準に適合していない住宅を買わないほうがいい理由
- 23 住宅ローン減税の対象となる省エネ住宅はどのような家なのか
- 24 長期優良住宅は,認定の維持に手間とコストがかかる
- コラム テレワーク時代に注目される移住の補助金
Part4 無理なく返済できる資金計画を立てる
- 25 住宅取得の資金計画の全体像をつかむ
- 26 審査では額面年収を見られるが,予算は手取りベースで組む
- 27 手取りに占める返済額の割合は「25%以内」が目安
- 28 返済額の計算には奨学金を忘れないようにする
- 29 子どもが1人増えるごとに返済負担率は3%下げるべき理由
- 30 将来の収入増を当て込んだ借入額設定はしてはいけない
- 31 毎月10万円の返済なら,借入上限額は2,600万円
- 32 住宅ローンの頭金はいくらが適切か
- 33 適用金利が0.7%より高ければ,頭金を多めに入れる
- 34 3,500万円の物件なら,350万円の諸費用を現金で用意する
- 35 生活費の6ヵ月分の現金は残しておく
- 36 マイホームで譲れない点と妥協できる点をまとめておく
- 37 マイホーム購入時に値下げ交渉をしてみる
- 38 入居後のランニングコストを押さえておく
- 39 注文住宅の支払いタイミングを理解する
- 40 注文住宅を建てる場合に役立つつなぎ融資と分割融資
- 41 中古住宅購入時のローンの注意点
- 42 借入可能額は世帯単位で考えても,ローンはなるべく単独で借りる
- 43 夫婦で収入合算をする3つのパターンの比較
- 44 共有名義の持ち分割合はそれぞれの負担額を反映させる
- 45 ボーナス返済なしで住宅ローンを組むべき理由
- 46 定年時の残債は1,000万円以内になるようなローン計画を組む
- 47 計画に無理を感じたら,撤退してやり直す
- コラム 住宅ローンはFPに相談したほうがいいジャンル第1位
Part5 リスク対策を万全に
- 48 団信(団体信用生命保険)の目的と種類を押さえる
- 49 重い病気にかかるリスクをふまえて特約付き団信を検討する
- 50 自営業者は就業不能保険にも加入しておきたい
- 51 ペアローンを組んでいる場合は,夫婦で生命保険に加入する
- 52 火災保険はオーダーメイドの補償内容で契約する
- 53 地震保険の必要性と補償内容の選び方
- 54 独身ならば,状況の変化に備えて売りやすい物件を選ぶ
- 55 転職を予定しているなら,住宅購入は延期する
- 56 住宅ローンの審査では,信用の変化に注意
- 57 住宅ローンを申し込む前に,カードローンなどは返済しておく
- 58 自営業だと住宅ローンの審査に通りにくい理由
- 59 売買契約の前に「ローン特約」の確認を忘れない
- コラム ほとんどの住宅ローン破綻は避けられる!
Part6 無事に完済するためにすべきこと
- 60 住宅ローンが実行されたら,ただちに保険の見直しをする
- 61 完済しないなら,繰上返済は返済額軽減型がおすすめ
- 62 金利が住宅ローン減税の控除率より低い場合は,繰上返済を控える
- 63 ボーナス返済をしない代わりに,繰上返済をする
- 64 「残債1,000万円,残存期間10年」が借り換えの目安
- 65 ダメ元で,今の銀行で金利引き下げ交渉をしてみる
- 66 住宅ローン減税の還付金は,生活費などで使ってしまわないように
- 67 ペアローンを利用していて離婚することになったら
- 68 返済が苦しくなったら,早めに金融機関に相談する
- コラム 昔の借り換え基準は「金利差1.0%,残債1,000万円,残存期間10年」だった