60分でわかる! 60分でわかる!
住宅ローン 超入門

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著者
松田聡子まつださとこ 著
定価
1,540円(本体1,400円+税10%)
発売日
2025.12.10
判型
四六
頁数
160ページ
ISBN
978-4-297-15255-0 978-4-297-15256-7

概要

いよいよ金利は上昇基調、住宅ローンの新常識とは?

  • 家の値段だけじゃない、出費の落とし穴
  • 金利が上がってから変動金利→固定金利に借り換えても手遅れ
  • 省エネ基準に適合していない住宅は住宅ローン減税が受けられなくなる
  • 額面年収で予算を考えてはいけない
  • ペアローンを利用していて離婚したらどうする
  • 繰り上げ返済をしないほうがいい場合とは

一生モノの買物で失敗しない必須知識をフルカラー×図解で最速理解!

こんな方にオススメ

  • これから家を買おうとしている方
  • すでに住宅ローンを組んでいるが金利の変動が気になり借り換えを検討している方

目次

はじめに 住宅ローンを取り巻く環境が変わった

Part1 住宅ローンの基礎知識

  • 1 住宅の取得までのプロセスとかかる費用を把握する
  • 2 金利だけで住宅ローンを比較してはいけない
  • 3 「家賃がもったいない」に惑わされない
  • 4 ネット銀行と実店舗銀行、住宅ローンにおけるメリット・デメリットとは
  • 5 返済期間50年の住宅ローンはだれでも利用できるわけではない
  • 6 提携ローン以外の住宅ローンも自分で探す
  • コラム FPは見た! 物件価格上昇のリアル

Part2 金利の仕組みを理解し、変動に備える

  • 7 返済中は金利も返済額も変わらない「固定金利型」
  • 8 6ヵ月ごとに金利が見直される「変動金利型」
  • 9 広告に表示されている金利が適用されるとはかぎらない
  • 10 変動金利が適している人、固定金利が適している人
  • 11 金利が上がりはじめてから固定金利に借り換えるのでは遅い
  • 12 元利均等返済と元金均等返済、なにが違う?
  • 13 【フラット35】と民間の住宅ローン、なにが違う?
  • 14 自己資金の多い人が有利な【フラット35(保証型)】とは?
  • 15 子どもが多い人ほど有利な【フラット35】のポイント制とは?
  • 16 変動金利を選んだら、毎月返済額の20%を「金利上昇準備預金」に積み立てる
  • 17 固定50%+変動50%などのミックスローンも選択肢に
  • 18 変動金利の最悪のケースと固定金利の総返済額で比べる
  • コラム 変動金利の125%ルールに該当するのはどんなとき?

Part3 住宅ローン減税と省エネ住宅の優遇制度を理解する

  • 19 住宅ローン減税の基本的な仕組みと適用条件
  • 20 住宅ローン減税を最大化するために借入額を増やしてはいけない
  • 21 省エネ基準に適合していない住宅は、住宅ローン減税が受けられない
  • 22 省エネ基準に適合していない住宅を買わないほうがいい理由
  • 23 住宅ローン減税の対象となる省エネ住宅はどのような家なのか
  • 24 長期優良住宅は、認定の維持に手間とコストがかかる
  • コラム テレワーク時代に注目される移住の補助金

Part4 無理なく返済できる資金計画を立てる

  • 25 住宅取得の資金計画の全体像をつかむ
  • 26 審査では額面年収を見られるが、予算は手取りベースで組む
  • 27 手取りに占める返済額の割合は「25%以内」が目安
  • 28 返済額の計算には奨学金を忘れないようにする
  • 29 子どもが1人増えるごとに返済負担率は3%下げるべき理由
  • 30 将来の収入増を当て込んだ借入額設定はしてはいけない
  • 31 毎月10万円の返済なら、借入上限額は2,600万円
  • 32 住宅ローンの頭金はいくらが適切か
  • 33 適用金利が0.7%より高ければ、頭金を多めに入れる
  • 34 3,500万円の物件なら、350万円の諸費用を現金で用意する
  • 35 生活費の6ヵ月分の現金は残しておく
  • 36 マイホームで譲れない点と妥協できる点をまとめておく
  • 37 マイホーム購入時に値下げ交渉をしてみる
  • 38 入居後のランニングコストを押さえておく
  • 39 注文住宅の支払いタイミングを理解する
  • 40 注文住宅を建てる場合に役立つつなぎ融資と分割融資
  • 41 中古住宅購入時のローンの注意点
  • 42 借入可能額は世帯単位で考えても、ローンはなるべく単独で借りる
  • 43 夫婦で収入合算をする3つのパターンの比較
  • 44 共有名義の持ち分割合はそれぞれの負担額を反映させる
  • 45 ボーナス返済なしで住宅ローンを組むべき理由
  • 46 定年時の残債は1,000万円以内になるようなローン計画を組む
  • 47 計画に無理を感じたら、撤退してやり直す
  • コラム 住宅ローンはFPに相談したほうがいいジャンル第1位

Part5 リスク対策を万全に

  • 48 団信(団体信用生命保険)の目的と種類を押さえる
  • 49 重い病気にかかるリスクをふまえて特約付き団信を検討する
  • 50 自営業者は就業不能保険にも加入しておきたい
  • 51 ペアローンを組んでいる場合は、夫婦で生命保険に加入する
  • 52 火災保険はオーダーメイドの補償内容で契約する
  • 53 地震保険の必要性と補償内容の選び方
  • 54 独身ならば、状況の変化に備えて売りやすい物件を選ぶ
  • 55 転職を予定しているなら、住宅購入は延期する
  • 56 住宅ローンの審査では、信用の変化に注意
  • 57 住宅ローンを申し込む前に、カードローンなどは返済しておく
  • 58 自営業だと住宅ローンの審査に通りにくい理由
  • 59 売買契約の前に「ローン特約」の確認を忘れない
  • コラム ほとんどの住宅ローン破綻は避けられる!

Part6 無事に完済するためにすべきこと

  • 60 住宅ローンが実行されたら、ただちに保険の見直しをする
  • 61 完済しないなら、繰上返済は返済額軽減型がおすすめ
  • 62 金利が住宅ローン減税の控除率より低い場合は、繰上返済を控える
  • 63 ボーナス返済をしない代わりに、繰上返済をする
  • 64 「残債1,000万円、残存期間10年」が借り換えの目安
  • 65 ダメ元で、今の銀行で金利引き下げ交渉をしてみる
  • 66 住宅ローン減税の還付金は、生活費などで使ってしまわないように
  • 67 ペアローンを利用していて離婚することになったら
  • 68 返済が苦しくなったら、早めに金融機関に相談する
  • コラム 昔の借り換え基準は「金利差1.0%、残債1,000万円、残存期間10年」だった

プロフィール

松田聡子まつださとこ

住宅ローン相談を得意とする独立系ファイナンシャルプランナー。日本FP協会認定CFP®。

明治大学法学部卒業後、大手金融機関のシステム開発に従事。その後、国内大手生命保険会社で法人営業コンサルタントとして活躍し、独立。

住宅ローン相談実績は200件を超え、大手Web媒体での住宅ローン関連記事の執筆は100件以上に及ぶ。豊富な実務経験を活かし、個人向けに住宅ローンの選び方から返済計画まで、実践的なアドバイスを提供している。

【ホームページ】https://gunmafp.net/