Software Design 2020年7月号
- 定価
- 1,342円(本体1,220円+税10%) 1,476円(本体1,342円+税10%)
- 発売日
- 2020.6.18[在庫なし]
- 判型
- B5
- 頁数
- 176ページ
- ISBN
- 978-4-297-11282-0
サポート情報
概要
第1特集
一から学ぶログ分析
事業を成長させる分析基盤を作るには
顧客の行動や好みを的確にとらえ、サービス改善につなげたい̶そのひとつの手段として、Webサイトやゲームで日々蓄積されるユーザーの操作記録(ログ)が注目されています。リリース後の分析のために、サービスの開発段階からログや分析基盤について考慮されることもあるでしょう。
その一方で現場では、「せっかく分析基盤を作ったのに、使いにくい、利用されない」という悩みも尽きないようです。きちんと使われ成果を生み出す分析基盤を作るには、必要なデータを漏れなく蓄積することと、適切なデータと組み合わせて意味ある形に整えること、分析する人にとって使いやすいインターフェースを用意することが大切です。本特集でそのノウハウを解説します。
第2特集
zsh<超>入門
bashとの違い、移行のコツ
ファイル操作、テキスト処理、そのほか小回りの利くスクリプトの開発など、エンジニアにとってシェルは必須のツールです。「シェルと言えばbash」という向きもありますが、今回紹介するのは高機能かつカスタマイズ性にも富んだ「zsh」です。macOS Catalinaからはデフォルトシェルとなったzshについて、環境ごとの導入方法からプラグインを使った設定方法まで、とくにbashとの比較に重きを置きながら、入門までの手引きを行います。bashしか知らない/使ったことがないという方は、ぜひこの機会に試してください。
短期連載
はじめよう、高速E2Eテスト
【2】開発プロセスにE2Eテストを組み込む――GKEとCircleCIでCIを実現
本連載では、完成したアプリケーションをユーザー目線で検証するE2E(End to End)テストを取り上げます。E2Eテストはその特徴から、開発・リリースのボトルネックになりがちですが、並列化による高速化という手段があります。第2回では、第1回で構築したテスト実行環境をクラウドにデプロイし、CI(継続的インテグレーション)に組み込みます。
短期連載
スタートアップのためのAWSテクノロジー講座
【3】マイクロサービスのあるべき姿と特徴を知る
昨今注目を集めるコンテナ技術ですが、適切な技術選定を行い正しく活用するには、さまざまな考慮が必要です。本連載では、AWSのソリューションアーキテクトが、コンテナ技術をより良く扱うためのノウハウを提供します。第3回では、コンテナとセットで言及されることの多いマイクロサービスに焦点を当てます。AWSのデベロッパーアドボケイトが考える、マイクロサービス導入の是非とは? スタートアップ企業における組織やアーキテクチャ改善の秘訣にも迫ります。
特別企画
Jamesのセキュリティレッスン
【14】攻撃者のパケットを読み解いてみよう!
Wiresharkを使ったパケットキャプチャへの理解を深める本連載。今回はキャプチャファイルに保存された攻撃者のパケットを読み解いてみたいと思います。
目次
第1特集
一から学ぶログ分析
事業を成長させる分析基盤を作るには
- 第1章:Webアクセスログ、Webビーコンログの基礎と読み方
ユーザーの行動を正しく知るために
- 第2章:ログ分析基盤の構築で考えるべきこと
多様なログを安心して使えるようにするために
- 第3章:サービス成長に貢献する分析基盤の要件と構築実例
データレイク志向で変更に強い分析基盤を作る
- 第4章:使えるログの設計
実例から読み解く設計の指針
第2特集
zsh<超>入門
bashとの違い、移行のコツ
- 第1章:zshをはじめよう
インストールと設定ファイルの勘所 - 第2章:bashとzshの16の違い
挙動を理解して効率化につなげよう - 第3章:zshをカスタマイズしてみよう
フレームワークから学び、プラグインで設定する
一般記事
- [短期連載]はじめよう、高速E2Eテスト
【2】開発プロセスにE2Eテストを組み込む――GKEとCircleCIでCIを実現 - [短期連載]スタートアップのためのAWSテクノロジー講座
【3】マイクロサービスのあるべき姿と特徴を知る - [特別企画]Jamesのセキュリティレッスン
【14】攻撃者のパケットを読み解いてみよう!
連載
- ITエンジニア必須の最新用語解説
【139】.NET Multi-platform App UI - Unveil it! 開ければわかる!
【2】Apple iPad ProとMagic Keyboardの分解 - 結城浩の再発見の発想法
【86】ベンチマーク - [試して理解]Linuxのしくみ
【27】カーネルのnamespace - ちょうぜつえんじにあめもりーちゃん
【2】犬はワンワン、猫はニャン - 宮原徹のオープンソース放浪記
【53】OSCオンラインを3トラック同時並行で開催 - めそ子が聞く!!
【2】コンテナを知りたい - ひみつのLinux通信
【77】叩けば直る - MySQLアーキテクチャの探究
【2】InnoDBストレージエンジンにおけるトランザクション - Prometheusではじめるシステム監視入門
【3】多彩なExporterとそのしくみに触れよう - Ansible問題解決マップ
【12】Ansibleのトラブルシューティング - iPhone&Androidで動く! スマホARアプリ開発入門
【12】AR空間の共有 その1 - 作品で魅せるGoプログラミング
【18】Goで作るGitHub Actions - Visual Studio Code快適生活
【21】VS Codeの配色テーマをカスタマイズして気分もリフレッシュ - Vimの細道
【52】Language Server Protocolを深掘り(vim-lsp・前編) - 【新連載】Ubuntu Newsletter
【1】Ubuntu 20.04 LTSとWindows 10 - 月刊Fedoraジャーナル
【2】Fedora系ディストリビューションにおけるパッケージ管理の変遷 - Web開発のためのネットワークはじめの一歩
【5】LANからインターネットへ - Monthly News from jus
【105】シェル芸で数学パズルに挑もう - Hack For Japan+Code for Japan~あなたのスキルは社会に役立つ
【103】地域の飲食店を支援! 全国に広がるテイクアウト・お弁当MAPの取り組み