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2018年4月23日 いますぐLinux 4.16へのアップグレードを ―GKHがLinux 4.15のEOLをアナウンス

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LinuxカーネルメンテナーのGreg Korah-Hartmanは4月19日,2018年1月にリリースされたLinux 4.15の最終アップデートとなる「Linux 4.15.18」のリリースを公開,同時にこのアップデートでもってLinux 4.15が開発終了(End of Life)となることを発表した。GKHは4.15ユーザに対し,Linux 4.16への早急なアップデートを呼びかけている。

Linux 4.15.18 : Greg KH

正式リリースしてからわずか3ヵ月,18回のアップデートでLinux 4.15がEOLを迎える結果になってしまったのは,年始から大騒動となったIntel CPUの脆弱性問題「Meltdown/Spectre」に起因する。Linux 4.15はMeltdown/Spectreの問題に対応するため,通常のカーネルよりも多い9本のリリース候補(RC)版が提供されたが,GKHをはじめとする主要メンテナーたちは,これ以上4.15で場当たり的に対応するよりも,カーネル全体でより適切にパッチが当たっているLinux 4.16に移行するほうが賢明と判断したとみられる。

Linux 4.15ユーザはLinux 4.15.18へのアップデートを実施するとともに,Linux 4.16以降への対応も早急に検討することが推奨される。

著者プロフィール

階戸アキラ(かいとあきら)

起きてからまず海外ニュースサイトのハシゴをしないと1日を始められない海外ニュースウォッチャー。英語は英検準一級の資格を持ち,日本人と話すより英語圏の人のほうがウマが合う。

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