手軽に使える専用サーバ「さくらのマネージドサーバ」を徹底チェック

第3回 マネージドサーバにWordPressをインストール

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

高性能なサーバを占有して使える上,初期設定や運用管理の手間もかからないホスティングサービスとしてさくらインターネットが提供しているのが「さくらのマネージドサーバ Core 2 Duoプラン」です。

前回は,このサービスの特徴について紹介しましたが,実際に利用する際の使い勝手も気になります。そこで今回は,ブログを構築する際のプラットフォームとして高い人気を誇り,さらに一般のWebサイトのCMS(Contents Management System)としても活用されている「WordPress」のインストールを例に,さくらのマネージドサーバ Core 2 Duoプランの使い勝手をチェックしていきます。

手軽にWordPressを導入できるクイックインストール

WordPressはプログラミング言語としてPHPを利用して開発されたWebアプリケーションであり,データベースにはMySQLを利用しています。さくらのマネージドサーバでは,PHPとMySQLのいずれも標準で利用できるため,新たなソフトウェアを別途インストールすることなく,そのままWordPressを利用することが可能です。

さらに嬉しいのは,さくらのマネージドサーバにはさまざまなWebアプリケーションを簡単にインストールするための「クイックインストール」と呼ばれる機能が用意されている点です。これを利用することで,簡単にWordPressを使い始めることができます。

それでは実際に,クイックインストールの機能を利用してWordPressをインストールする手順を見ていきましょう。ただ,その前にWordPressで作成したデータを格納するデータベースを作成しておく必要があります。まずさくらのマネージドサーバの各種設定を行う「サーバコントロールパネル」にログインし,左側の「サーバツールの設定」内にある「データベースの設定」をクリックします。

データベースの設定画面。すでに作成しているデータベースの一覧が表示されるほか,データベース管理ツールである「phpMyAdmin」にもここからアクセスできます。

データベースの設定画面。すでに作成しているデータベースの一覧が表示されるほか,データベース管理ツールである「phpMyAdmin」にもここからアクセスできます。

設定画面にはいくつかの項目がありますが,ここでは「データベースの新規作成」をクリックします。これでデータベース名やデータベース接続用パスワード,データベースの文字コードを入力する画面が表示されるので,それぞれ入力して「データベースを作成する」をクリックすれば完了です。

データベースの新規作成画面。データベース接続用パスワードは,WordPressインストール時に必要になるので,忘れないように注意しましょう。

データベースの新規作成画面。データベース接続用パスワードは,WordPressインストール時に必要になるので,忘れないように注意しましょう。

データベースを作成した後,やはり「サーバツールの設定」にある「クイックインストール」をクリックします。これによりインストールするWebアプリケーションのカテゴリが表示されるので,⁠ブログ」を選択してください。

さくらのマネージドサーバの「クイックインストール」対応Webアプリケーション

ブログMovable Type Open Source
WordPress
CMSXOOPS Cube
日記tDiary
カウンターnpc
TEXT COUNTER
メールフォームPOSTMAIL
掲示板(BBS)書き込み隊
LIGHT BOARD
マルチゃん
WEB FORUM

これでブログカテゴリのプログラムが一覧表示されるので,その中からWordPressのリンクをクリックしましょう。これでインストールに必要な設定を行う画面が表示されます。

WordPressのインストールに必要な設定を行うための画面。簡単な設定を行うだけでインストールが行えます。

WordPressのインストールに必要な設定を行うための画面。簡単な設定を行うだけでインストールが行えます。

まず「ライセンス」「インストール規約(免責事項)⁠に記載されている内容をよく確認します。その上で「ライセンス,インストール規約,注意事項の内容に同意する」のチェックボックスをクリックし,続けてインストール先を指定します。さくらのマネージドサーバではマルチドメインに標準で対応しているので,まず「http://」の後ろで利用するドメインを選択します。さらに「/」に続くテキストボックス内に,WordPressのインストール先ディレクトリを指定します。

次の「データベース」では,先ほどデータベースを作成した際に入力したデータベース名を選択します。さらに,そのデータベースのパスワードを「データベースパスワード」欄に打ち込みましょう。最後に「テーブルの接頭語を入力してください」という項目がありますが,これは複数のWordPressをインストールした際に,それぞれを区別するための文字列となります。

すべての項目を入力し,一番下にある「インストール」ボタンをクリックすると,入力した設定内容に従ってインストールが始まります。完了すると「WordPress インストール完了」と記載されたページが表示されるので,⁠アプリケーションの設定へ進む」リンクをクリックします。

インストール完了画面。FTPを使ってインストールのためのファイルをコピーしたり,テキストエディタを使ってデータベースの設定を行う必要がなく,非常に簡単にインストールできます。

インストール完了画面。FTPを使ってインストールのためのファイルをコピーしたり,テキストエディタを使ってデータベースの設定を行う必要がなく,非常に簡単にインストールできます。

著者プロフィール

川添貴生(かわぞえたかお)

株式会社インサイトイメージ代表取締役。企業サイトの構築及び運用支援のほか、エンタープライズ領域を中心に執筆活動を展開している。

メール:mail@insightimage.jp

コメント

コメントの記入