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第325回 「Ubuntu 14.04 LTSリリースパーティ+オフラインミーティング14.05」参加レポート

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5月10日(土)⁠東京・六本木,グリー⁠株⁠様の会議室で行われた,⁠Ubuntu 14.04 LTSリリースパーティ+オフラインミーティング14.05」に参加しましたので,その参加レポートです。ミーティングテーマは「VPSとクラウド そろそろ仕事でUbuntuを使ってみるか」です。

仕事で使うというのは,デスクトップ用途で使う側面と,サーバ用途で使う側面があります。クラウドファーストが普及しつつある現在,⁠サーバ用途で使う」「IaaS上で仮想マシンのゲストOSとして使う」と言えます。

テーマに沿って,今回登壇いただいたのはクラウドサービス事業者の方々が多く,クラウドについての話題が大部分を占めていました。

今を時めくクラウド事業者の方々の熱い情熱が,⁠夕べのあれが,ただの喧嘩に見えたの? あれはね,正真正銘,殺し合いだったよ」的な戦いを繰り広げました。それについては,後ほど詳しくレポートします。

一方,デスクトップ用途については,LibreOffice日本語チームの小笠原氏からのプレゼンがありました。そこでも,登壇者と参加者での「Mac対UbuntuもしくはApple対Linux」的な宗教戦争が勃発します。円環の理から遮断された閉鎖空間で,無限に戦い続けるのではないかと思えたほどです。

その他,多くのネタ,突っ込みどころ,仕掛けなどなど,非常に盛り上がったオフラインミーティングでありました。

写真 オフラインミーティングの様子

写真 オフラインミーティングの様子

自己紹介

筆者は寺内康之(てらうちやすゆき)と申します(Twitter:@yasuki)⁠仕事では某IT会社でクラウドサービス企画やクラウド基盤のお守りをしているわけですが,今回は個人参加。

オフライン・ミーティングレポート記述者の募集がイベント中に参加者に向けてあったため,思い切って手を上げました。Ubuntu 6.06 LTSのころから,いろいろ遊んでいる身としては,コミュニティになんらかの貢献をしたいと思っていましたので,⁠半分ビールの入った勢いもあって)チャレンジしてみることにしたのです注1)⁠

注1)
会場スタッフとしてもお手伝いいただいた,ティロフィナーレ・イヲリ氏からも写真をご提供いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

はじまらないはじまり

イベント当日,筆者は一般受付開始5分前に会場に入れました。ボランティアスタッフをはじめ,多くの方が食べ物・飲み物を並べる作業をしていまして,なにか手伝おうとしたものの,機会をつかめないまま,提供されている無線LANの設定などをしていました。

写真 殺人的なサンドイッチやソフトドリンク,ケータリングの量! このほかにもアルコール類などが多数!

写真 殺人的なサンドイッチやソフトドリンク,ケータリングの量! このほかにもアルコール類などが多数! 写真 殺人的なサンドイッチやソフトドリンク,ケータリングの量! このほかにもアルコール類などが多数! 写真 殺人的なサンドイッチやソフトドリンク,ケータリングの量! このほかにもアルコール類などが多数!

開会の時間に近づいてきますと,参加者も多くなりましたが,ケータリングの遅れや紙コップ手配のミスで,飲み物が行き渡らず乾杯がじめられない事態となり,スタッフの苦労が偲ばれました。

筆者は早々にプレミアムなビールをゲットして乾杯を待っていましたが,がまんたまらず一人で乾杯の練習をし,美味しく頂きました。

寺薗先生登場

そんなまったり感が漂う中,寺薗先生が会場に到着しました。早速司会の長南氏に呼ばれます。⁠ど,どうすればいいですか」という先生の第一声から,なんとなくイベントが始まりました。寺薗先生は会津大学の先生で,惑星地質学や情報科学の専門,はやぶさプロジェクトのイトカワへのタッチダウンの実現に貢献されたそうです。筆者も「はやぶさ」の地球帰還をライブで観ていたほどのファンですから,生でプロジェクト関係者の方とお会いできたのは感激です。

写真 左:司会の長南氏。右:寺薗先生

写真 左:司会の長南氏。右:寺薗先生

本番開始

いよいよUbuntu Japanese Team様のリーダー小林氏より,乾杯の挨拶となりました。

  • 司会「では一言お願いします。」

  • 小林「乾杯!」

写真 Ubuntu Japanese Team様のリーダー,小林氏による「乾杯!」

写真 Ubuntu Japanese Team様のリーダー,小林氏による「乾杯!」

その単語,1つと数えますか? ほんとうに一言でした。男らしく潔いです。

引き続き,小林氏のプレゼンとして「Ubuntu 14.04 LTSオーバービュー」です。やっぱ最初のテーマはそうだよな,と期待の眼差しを向けた先のスライドに……。

ごもっともなのですが……。なにか,こう,裏話とか,小枝とか,文書化されていない何かを期待するじゃないですか。そんな落胆の間もなく,間髪入れずUbuntuは今年で10周年,全リリースのオーバービューをします,とおっしゃいました。

盛り上がります。

その後,4.10 Warty Warthogから14.04 LTS Trusty Tahrまでを1バージョン1スライドで一挙に紹介いただけました。しかも,各リリースの年に起きたIT業界動向をまとめられ,ちょっとした近代史のようでした。

たとえば,6.10 Edgy Eftがリリースされた2006年10月では,⁠ニコニコ動画が発足しましたね。最初はYouTubeにコメントを付けただけの,インチキみたいなサイトだった」といった具合です。そうそう筆者もそう思ってましたと,共感の嵐で,さすがはリーダーでした。

著者プロフィール

寺内康之(てらうちやすゆき)

大学時代にSunOSに出会ってUNIXが大好きになり,仕事ではCentOS,趣味でUbuntuを使っている。そのため,ディレクトリ配置やパッケージコマンドをかなりの頻度で取り違えるのが長年の悩み。Sublime Textに恋に落ちたが,本命はvim。Evernoteなしでは生きていけない。

Twitter:@yasuki

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