Ubuntu Weekly Recipe

第477回 Debian 9 "Stretch"がやってきた!

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通常のインストーラーを使用する

通常のインストーラーを使ったインストール手順を見ていきます。

ちなみにDebian Liveで「Graphical Debian Installer」を選択した場合も,ほぼ同じ手順となります。

図4 ⁠Graphical Install」を選択

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グラフィカルでない「Insall」を選択した場合は,テキストベースのインストーラーが起動します。ネットワーク経由のマシンにインストールしたい場合はそちらを選択しましょう。

図5 言語の選択

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図6 場所の選択

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図7 キーボードレイアウトの選択

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このあたりでDHCPなどを利用したネットワークの設定が行われます。必要に応じて手動設定を行ってください。

図8 ホスト名の入力(ネーミングセンスが問われる)

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図9 ドメイン名の設定は空でも可

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図10 アーカイブのミラーを選択

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図11 ミラーサーバーを選択(ftp.jp.debian.orgでOK)

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図12 リポジトリアクセスの際のプロキシの設定

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図13 rootパスワードの設定

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rootパスワードは空に設定しておくと,Ubuntuと同じようにrootアカウントがロックされてsudoコマンドを使う環境になります。⁠空にすべきではありません」と書かれていますが,⁠空にするという選択肢はある」ことはおぼえておくと良いでしょう。

図14 ユーザーのフルネームの入力

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図15 ユーザーのアカウント名の入力

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図16 ユーザーのパスワードの入力

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図17 ディスクのパーティショニング

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迷ったら「ガイド - ディスク全体を使う」を選んでおきましょう。Ubuntuも同じ話ではありますが,Linuxに慣れないうちはデュアルブートなどは避けたほうが無難です。

図18 UEFI環境における標準のパーティションレイアウトは次のとおり

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ここからしばらく時間がかかります。

図19 検査するイメージはこれだけなので「いいえ」を選択

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図20 ネットワーク経由でパッケージをインストールするなら「はい」を選択

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図21 パッケージインストールの統計情報を提供するかどうか

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図22 ソフトウェアの選択

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今回はグラフィカルインストールなので「Debianデスクトップ環境」に最初からチェックが入っています。デスクトップ環境を構築する場合は,さらにリストの中からひとつ以上のデスクトップ環境を選択してください。ちなみにDebian Liveの場合は,この選択画面は現れません。

図23 インストールの完了

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図24 再起動したらログイン画面になる

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一度起動してしまえば,あとは個々のデスクトップ環境と同じです。たとえばGNOMEを使っているのであれば,GNOME 3.24ベースではあるもののGNOME Shellの基本情報を紹介している第467回も参考になるはずです。ちなみに日本語入力はuimとMozcが標準設定です。キーボードインジケーターは表示されませんが,⁠半角/全角」⁠英語配列なら「Shift + Space」⁠で日本語入力のオンオフができます。

普段から特定のディストリビューションばかり使っていると,⁠その実装が一番うまいやり方だ」と錯覚してしまうことがあります。そういうタイプの人は,他のディストリビューションを使うことで新たな知見を得られる可能性が高いので,⁠何かがリリースされたニュース」を奇貨と考えて手を出してみてはいかがでしょうか。

著者プロフィール

柴田充也(しばたみつや)

Ubuntu Japanese Team Member株式会社 創夢所属。数年前にLaunchpad上でStellariumの翻訳をしたことがきっかけで,Ubuntuの翻訳にも関わるようになりました。