@IT技術叢書シリーズ@IT技術叢書シリーズ 新プログラミング環境 C#がわかる+使える
2002年6月3日紙版発売
川俣晶 著
A5判/352ページ
定価2,618円(本体2,380円+税10%)
ISBN 4-7741-1484-7
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書籍の概要
この本の概要
C#を含むVisual Studio.NETによって,プログラミングの可能性は大きく広がりました。そして,その分だけプログラマーが学び直さなければならないことも増えたわけです。特にC#はまったく新しい言語です。まずは本書で手掛かりをつかんでください。
こんな方におすすめ
- C#でプログラミングを組んでみたい方
- C#の利用を考えているプログラマー
目次
第0章 はじめに
- 0-1 本書の目的
- 0-2 C#とはなにか?
- 0-3 CLIと .NET Framework
- 0-4 Visual Studio .NETについて
第1章 はじめて触れるC#
- 1-1 C#で「Hello World!」
- 1-2 もう1つの「Hello World!」
第2章 名前空間とクラス
- 2-1 C#プログラムの構造
- 2-2 「Hello World!」の仕組み
- 2-3 メソッドのフルネーム
第3章 クラスとインスタンス
- 3-1 オブジェクト指向の必要性
- 3-2 クラスとインスタンス
- 3-3 staticの効力
- 3-4 アクセスの制御
- Column 高度なアクセス制御
- Column コンポーネントとコントロール
第4章 継承とインターフェース
- 4-1 機能を追加する継承
- 4-2 機能を置き換える継承
- 4-3 より根本的に機能を置き換える継承
- 4-4 抽象クラスからの継承
- 4-5 インターフェースの実装
- Column 継承を使うべき場合,使うべきではない場合
- Column シールされたクラス
第5章 C#のデータ型
- 5-1 C#の主要なデータ型
- 5-2 整数型からメソッドを呼ぶ
- 5-3 異なる名前で利用できるデータ型
- 5-4 数値の範囲
- 5-5 初期化される変数値
- 5-6 値型と参照型
- 5-7 ボックス化
- Column UnicodeとシフトJIS
第6章 変数と値型・参照型
- 6-1 理解度を確認しよう
- 6-2 第1行目の出力の答え
- 6-3 第2行目の出力の答え
- 6-4 第3行目の出力の答え
- 6-5 第4行目の出力の答え
- 6-6 第5行目の出力の答え
- 6-7 第6行目の出力の答え
- Column メソッド引数のref,outキーワード
第7章 キャストとデータ変換
- 7-1 目に見えない変換
- 7-2 暗黙の変換ができない場合
- 7-3 キャストがデータを壊す場合
- 7-4 実数のキャスト
- 7-5 decimal型を使う
- 7-6 符号の有無は要注意
- 7-7 小数の切り捨て
- 7-8 参照型のキャスト
- 7-9 無関係の参照型へのキャスト
- 7-10 スーパークラスへのキャスト
- 7-11 ボックス化とキャスト
- Column ユーザー定義のデータ型変換
第8章 式と演算子
- 8-1 C#の演算子
- 8-2 四則演算子(+,-,*,/)
- 8-3 剰余演算子(%)
- 8-4 比較演算子(<,>,<=,>=,==,!=)
- 8-5 is演算子(is)
- 8-6 論理演算子(&,^,|)
- 8-7 条件演算子(…?…:…)
- 8-8 シフト演算子(<<,>>)
- 8-9 単項演算子(+,-,!,~)
- 8-10 インクリメント/デクリメント演算子(++,--)
- 8-11 代入演算子(=,+=,-=など)
- 8-12 論理条件演算子(||,&&)
- Column as演算子
- Column 演算子を定義する
第9章 ステートメント
- 9-1 ブロック ― 111
- 9-2 変数と定数の宣言
- 9-3 分岐
- 9-4 繰り返し
- 9-5 繰り返しのコントロール
- 9-6 メソッドからの脱出
- 9-7 オーバーフローチェック
- 9-8 ラベルとジャンプ
- Column スレッド切り替えをロックするlockステートメント
- Column スコープと変数
- Column constとreadonly
第10章 名前空間とusing
- 10-1 ネストする名前空間
- 10-2 繰り返し宣言される名前空間
- 10-3 名前空間やクラスの別名を宣言するusing
- 10-4 デフォルトの名前空間を宣言するusing
- 10-5 不完全な名前空間名とusing
- 10-6 デフォルト名前空間を指定するusingの複数使用
第11章 コンストラクタとデストラクタ
- 11-1 コンストラクタとはなにか?
- 11-2 コンストラクタのオーバーロード
- 11-3 複数コンストラクタの実行
- 11-4 継承元クラスのコンストラクタの呼び出し
- 11-5 メンバー変数の初期化
- 11-6 privateなコンストラクタ
- 11-7 staticなコンストラクタ
- 11-8 デストラクタとはなにか?
- Column 確実な終了処理
- Column IDisposableとusingによる終了処理
第12章 インデクサとプロパティ
- 12-1 インデクサとはなにか?
- 12-2 インデクサと配列の違い
- 12-3 インデクサを自作する
- 12-4 読み出し専用インデクサ
- 12-5 数値以外で指定するインデクサ
- 12-6 プロパティを使う
- 12-7 プロパティと+=演算子
- 12-8 好ましくない使い方
第13章 処理を委譲するデリゲート
- 13-1 デリゲートとはなにか?
- 13-2 名前の異なるメソッドに委譲する
- 13-3 staticなメソッドへの委譲
- 13-4 デリゲートはインスタンスを選ぶ
- 13-5 戻り値と引数が合えば委譲できる
- 13-6 継承でも実現できるか?
- 13-7 デリゲートをオブジェクトとして使う
- 13-8 privateなメソッドへの委譲
- 13-9 移譲先の合成
- 13-10 移譲先リストの変更
- 13-11 デリゲート型の同一性
第14章 インターフェースの活用
- 14-1 インターフェースの効能
- 14-2 継承で実現した例
- 14-3 インターフェースの継承
- 14-4 プロパティ,インデクサ,イベントとインターフェース
- 14-5 同名のメソッドを持つインターフェース
- 14-6 自作クラスをforeach可能にする
- 14-7 ソート順を操る
- 14-8 外部から条件を指定してソートする
- 14-9 国際化を意識した自動文字列化
第15章 C#の配列機能
- 15-1 C#の一次元配列
- 15-2 二次元以上の配列
- 15-3 参照型の配列
- 15-4 初期化と省略構文
- 15-5 参照型配列の初期化
- 15-6 配列のメソッド
- 15-7 配列にforeachでアクセスする
- 15-8 配列をソートする
- 15-9 ソートの条件をカスタマイズする
- 15-10 配列のバイナリーサーチ
- 15-11 引数と戻り値に使われる配列
- 15-12 文字配列と文字列の相互変換
第16章 列挙型の活用
- 16-1 列挙型とはなにか?
- 16-2 列挙型をConsole.WriteLineする
- 16-3 列挙型で漢字を使う
- 16-4 最後の要素に付くカンマ
- 16-5 数値として使う列挙型
- 16-6 内部処理用の数値型の変更
- 16-7 privateな列挙型
- 16-8 名前に任意の数値を与える
- 16-9 数値指定時のトラブル例
- 16-10 列挙型の数値計算
- 16-11 値の名前を得る
- 16-12 列挙型のすべての名前を得る
- 16-13 列挙型のすべての数値を得る
- 16-14 文字列から列挙型の値へ
- 16-15 文字列への変換
第17章 言語に内蔵されたイベント機能
- 17-1 C#のイベント機能とはなにか?
- 17-2 複数ハンドラを扱うイベント
- 17-3 イベントのハンドラに引数を渡す
- 17-4 staticなイベント
- 17-5 イベントではできないこと
- 17-6 独自のハンドラ管理
- 17-7 継承とイベントの比較
- 17-8 ウィンドウにおけるイベントの使われ方
- 17-9 複数ボタンに対応するハンドラ
第18章 例外とエラー処理
- 18-1 例外とはなにか?
- 18-2 例外と他の方法を比較する
- 18-3 例外を区別して扱う
- 18-4 すべての例外をキャッチする方法
- 18-5 確実な終了処理を行うfinally
- 18-6 finally文はbreak文やreturn文でも有効
- 18-7 深い階層からの例外
- 18-8 ユーザープログラムが発生させる例外
- 18-9 例外を再発生させてのエラー処理
- 18-10 例外クラスを自作する
- 18-11 例外クラスのインスタンスを活用する
- 18-12 さまざまな例外
第19章 プリプロセッサ
- 19-1 プリプロセッサとはなにか?
- 19-2 条件を自分でコントロールする
- 19-3 ソースにシンボルの定義を埋め込む
- 19-4 シンボルを解除する
- 19-5 #ifとifの違い
- 19-6 複雑な条件の指定
- 19-7 誤った使い方
- 19-8 複数条件を記述するための#elif
- 19-9 自作のエラーや警告を発する
- 19-10 IDEで折り畳む
第20章 実行時に参照可能な属性
- 20-1 属性(アトリビュート)とはなにか?
- 20-2 属性を自作する
- 20-3 クラスに付く属性
- 20-4 複数の属性を持たせる
- 20-5 名前付きパラメータ
- 20-6 2つの利用可能な属性名
- 20-7 機能の廃止予定を事前に告げるObsolete属性
- 20-8 Win32 APIの呼び出し
- 20-9 込み入ったAPI呼び出し
- 20-10 Webサービスで使われる属性
- 20-11 より高度なWebサービス
第21章 ポインタを使用できる「安全でないコード」
- 21-1 「安全でないコード」とはなにか?
- 21-2 さまざまなものに付加できるunsafeキーワード
- 21-3 固定変数と移動可能変数
- 21-4 移動可能変数メモリを参照するfixedステートメント
- 21-5 配列にポインタアクセスする
- 21-6 ポインタのサイズ
- 21-7 ポインタを演算する
- 21-8 一時変数を容易に確保するstackalloc
- 21-9 「安全でないコード」が本当にほしくなる事例
Appendix C#言語文法早見表
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