Google Maps APIv2 活用リファレンス
2007年2月9日紙版発売
アイティティ 著
A5判/208ページ
定価2,398円(本体2,180円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3025-5
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書籍の概要
この本の概要
GoogleMapsは既存のビジネスを革命的に壊して置き換える荒々しい変革の象徴である,最も代表的なWebサービスになった。Amazonと並んで,Googleの各種サービスは,Web2.0の最も魅力的な事例としてあらゆうところで取り上げられている。
GoogleMapsはたとえばある個人のホームページに呼び出して無償で使うことができる。これはAPIが公開されていることによる。
本書はこのAPIの手軽なリファレンスとして使えるような手引書をめざしている。本書でお店の案内図にしろある地域の案内図にしろ手軽に利用できるようになるだろう。
こんな方におすすめ
- SE、Webデザイナー、Webシステム開発者、ホームページ製作者
- JavaScriptがある程度理解できる人
目次
Part1.Google Mapsを利用するための基礎知識
- Google Maps APIを利用するには
- 自分のWebにドラッグしたり拡大縮小ができる世界地図を
- column【Google Maps APIはWebサービス】
- Google Mapsを設置するまでのステップ
- XHTML形式によるWebページの記述
- XHTMLの基本
- XHTML(Extensible HyperText Markup Language)とは
- Google Maps APIはクラスライブラリ
- DOMでオブジェクト指向プログラミング
- クラスとインスタンス
- クラスとメソッド 〜特定のクラス専用の関数
- プロパティの参照
- ユーザー関数の利用
- column【JavaScriptで利用されるデータの表記法】
- 変数の有効範囲
Part2.Google Maps API v2クラスリファレンス
- GMap2
- GMap2(container, opts?) 地図のインスタンスを生成する
- addControl(control, position?) 地図にコントロールを表示する
- addMapType(type) 利用者が作成した新しいマップタイプを表示する
- addOverlay(overlay) 地図にマーカーやラインを表示する
- checkResize() 地図が表示されているHTMLコンテナのサイズが変更されたかを調べる
- clearOverlays() 地図のマーカーやラインをすべて消去する
- closeInfoWindow() 情報ウィンドウを閉じる
- continuousZoomEnabled() 地図をなめらかにズームできるかどうかを調べる
- disableContinuousZoom() 地図をなめらかにズームできないようにする
- disableDoubleClickZoom() 地図をダブルクリックして拡大表示できないようにする
- disableDragging() 地図をドラッグして移動できないようにする
- disableInfoWindow() 情報ウィンドウが表示されないようにする
- doubleClickZoomEnabled() 地図をダブルクリックで拡大表示できるかどうかを調べる
- draggingEnabled() 地図をドラッグして移動できるかどうかを調べる
- enableContinuousZoom() 地図をなめらかにズームできるようにする
- enableDoubleClickZoom() 地図のダブルクリックした位置が拡大表示されるようにする
- enableDragging() 地図をドラッグして移動できるようにする
- enableInfoWindow() 情報ウィンドウが表示されるようにする
- fromContainerPixelToLatLng(pixel) ピクセル座標で指定したHTMLコンテナ内の位置を緯度経度に変換する
- fromDivPixelToLatLng(pixel) ピクセル座標で指定したdivコンテナ内の位置を緯度経度に変換する
- fromLatLngToDivPixel(latlng) 緯度経度で指定したdivコンテナ内の位置をピクセル座標に変換する
- getBounds() 地図の領域の左下と右上の緯度と経度を調べる
- getBoundsZoomLevel(bounds) 地図の表示倍率を調べる
- getCenter() 地図の中心の緯度と経度を調べる
- getContainer() 地図が表示されているHTMLコンテナを調べる
- getCurrentMapType() 地図のマップタイプの名前を調べる
- getInfoWindow() 情報ウィンドウの状態や情報を調べる
- getMapTypes() 利用できるマップタイプを調べて配列に入れる
- getPane(pane) 地図のオーバーレイが表示されている階層を調べる
- getSize() 地図の表示サイズを調べる
- getZoom() 地図の表示倍率を調べる
- InfoWindowEnabled() 情報ウィンドウが表示できるかどうかを調べる
- isLoaded() 地図の読み込み状況を調べる
- openInfoWindow(point, node, opts?) 情報ウィンドウ(オブジェクト)を生成する
- openInfoWindowHtml(point, html, opts?) 情報ウィンドウ(HTML)を表示する
- openInfoWindowTabs(point, tabs, opts?) タブ付きの情報ウィンドウ(オブジェクト)を表示する
- openInfoWindowTabsHtml(point, tabs, opts?) タブ付きの情報ウィンドウ(HTML)を表示する
- panBy(distance) 指定したピクセルだけ地図を移動する
- panDirection(dx, dy) 指定したオフセット(緯度,経度)の分だけ地図を移動する
- panTo(center) 指定した位置が地図の中心になるように移動する
- removeControl(control) 特定のコントロールを削除する
- removeMapType(type) 特定のマップタイプを削除する
- removeOverlay(overlay) 地図のマーカーやラインを削除する
- returnToSavedPosition() savePositionで保存された位置に地図を戻す
- savePosition() 地図の現在の位置を保存する
- setCenter(center, zoom?, type?) 指定した位置を地図の中心に設定する
- setMapType(type) 特定のマップタイプを設定する
- setZoom(level) 地図の表示倍率を設定する
- showMapBlowup(point, opts?) 指定した位置周辺の地図を情報ウィンドウに表示する
- zoomIn() 地図の表示倍率を上げる
- zoomOut() 地図の表示倍率を下げる
- addmaptype マップタイプが地図に加えられた時に発生する
- addoverlay 地図にオーバーレイが追加された時に発生する
- clearoverlays すべてのオーバーレイが削除された時に発生する
- click 地図上をクリックした時に発生する
- drag 地図がドラッグされている時に発生する
- dragend 地図のドラッグが終了した時に発生する
- dragstart 地図のドラッグが開始された時に発生する
- infowindowclose 情報ウィンドウが閉じられる時に発生する
- infowindowopen 情報ウィンドウが表示される時に発生する
- load 地図の読み込みが終了した時に発生する
- maptypechanged 地図の表示方法が変更された時に発生する
- mousemove 地図上でマウスが移動した時に発生する
- mouseout 地図上からマウスが離れた時に発生する
- mouseover 地図の外から地図の領域にマウスが重なった時に発生する
- move 地図が移動した時に発生する
- moveend 地図の移動が終了した時に発生する
- movestart 地図の移動が開始された時に発生する
- removemaptype 地図からマップタイプが削除された時に発生する
- removeoverlay 地図に表示されたマーカーやラインが削除された時に発生する
- zoomend 地図の表示倍率が変化した時に発生する
- GBounds
- GBounds(points) ピクセル座標による長方形の領域を設定する
- containsBounds(other) 指定した領域が特定の領域に内包されているかどうかを調べる
- extend() 指定した位置が特定の領域に内包されるように領域を拡張する
- intersection() 長方形の領域同士の重なる領域を調べる
- max() 長方形の領域の右下の座標を調べる
- min() 長方形の領域の左上の座標を調べる
- toString() 長方形の領域の座標を文字列にする
- GBrowserIsCompatible
- GBrowserIsCompatible() Google Maps APIが使用可能なブラウザかどうかを判定する
- GClientGeocoder
- GClientGeocoder(cache?) 地名から緯度と経度を調べるgeocoderインスタンスを生成する
- getCache() geocoderのクライアント側キャッシュが利用可能かを調べる
- getLatLng(address, callback) 住所または地名から緯度と経度を調べる
- getLocations(address, callback) 住所または地名から緯度と経度を調べる
- reset() geocoderのインスタンスを初期化する
- setCache(cache) geocoderのクライアント側キャッシュを用意する
- column【キャッシュの利用】
- GControl
- GLargeMapControl() 大きなコントロールを表示する
- GMapTypeControl() 地図/航空写真/地図+写真コントロールを表示する
- GOverviewMapControl() 折りたためる小さな広域地図を表示する
- GScaleControl() スケールコントロールを表示する
- GSmallMapControl() 小さいコントロールを表示する
- GSmallZoomControl() ズームコントロールを表示する
- GControl すべてのコントロールから利用できる
- GControlPosition
- GControlPosition(anchor, offset) 地図上のコントロールの位置を指定する
- GCopyright
- GCopyright(id, bounds, minZoom, text) 地図上に表示する著作権情報を生成する
- GCopyrightCollection
- GCopyrightCollection(prefix?) 地図上に著作権情報を表示する
- addCopyright(copyright) 著作権情報を指定した表示倍率で表示する
- getCopyrights(bounds, zoom) 指定した領域と表示倍率で著作権情報を表示する
- getCopyrightNotice(bounds, zoom) 指定した領域と表示倍率で著作権情報(prefixと文字列)を表示する
- GDownloadUrl
- GDownloadUrl(url, onload) 指定されたURLからスクリプトなどを実行する
- GDraggableObject
- GDraggableObject(src, opts?) DOM要素をドラッグできるようにする
- setDraggableCursor(cursor) ドラッグ時のカーソルの形状などを設定する
- setDraggingCursor(cursor) ドラッグ中のカーソルの形状などを設定する
- GEvent
- GEvent イベントを検知するイベントハンドラを登録する
- addDomListener(source, event, handler) DOMイベントを検知したら指定された処理を実行する
- addListener(source, event, handler) イベントを検知したら指定された処理を実行する
- bind(source, event, object, method) イベントを検知したら指定されたメソッドを実行する
- bindDom(source, event, object, method) DOMイベントを検知したら指定されたメソッドを実行する
- callback(object, method) オブジェクトのメソッドを呼び出す
- callbackArgs(object, method, ...) オブジェクトのメソッドに引数を与えて呼び出す
- clearInstanceListeners(source) すべてのイベントハンドラを消去する
- clearListeners(source, event) 指定したイベントを無効にする
- removeListener(handle) 指定したイベントハンドラを削除する
- trigger(source, event, ...) カスタムイベントを発生させる
- GEventListner
- GEventクラスの戻り値
- GFactualGeocodeCache
- GFactualGeocodeCache() GGeocodeCacheを補う
- isCachable(reply) 戻り値がキャッシュされたかどうかを調べる
- column【Google Mapsのgeocoder(ジオコーダ)機能】
- GGeocodeCache
- GGeocodeCache() geocoderのキャッシュを生成する
- get(address) 渡された地名から緯度・経度を調べる
- isCachable(reply) 戻り値がキャッシュされたかどうかを調べる
- put(address, reply) 戻り値を地名に格納する
- reset() キャッシュをすべて削除する
- toCanonical(address) 渡された地名を整理する
- GIcon
- GIcon(copy?, image?) 地図上に自作のアイコンを作成して表示する
- GInfoWindow
- 情報ウィンドウのインスタンスを生成する
- getContentContainers() タブ付き情報ウィンドウのタブの内容を調べる
- getPoint() 情報ウィンドウが指す位置の緯度と経度を調べる
- getPixelOffset() 情報ウィンドウが指す位置を地図上で移動する
- getSelectedTab() タブ付き情報ウィンドウのタブを選択する
- getTabs() タブ付き情報ウィンドウの選択されているタブを調べる
- hide() 情報ウィンドウを非表示にする
- isHidden() 情報ウィンドウが表示されているかを調べる
- reset(point, tabs, size, offset?, selectedTab?) 情報ウィンドウの大きさや位置などを変更する
- selectTab(index) タブ付き情報ウィンドウの特定のタブを選択する
- show() 情報ウィンドウを表示する
- GInfoWindowOptions
- GInfoWindowクラスのオプションを設定する
- GInfoWindowTab
- GInfoWindowTab(label, content) タブ付きの情報ウィンドウを表示する
- GKeyboardHandler
- GKeyboardHandler(map) キーボードによる地図の操作を可能にする
- GLatLng
- GLatLng(lat, lng, unbounded?) つの地点の緯度や経度を調べる
- distanceFrom(other) つの地点の距離を調べる
- equals(other) 緯度と経度が等しいかどうかを調べる
- lat() 緯度を調べて-90度〜+90度の値で戻す
- latRadians() 緯度を調べてラジアン単位の値で戻す
- lng() 経度を調べて-180度〜+180度の値で戻す
- lngRadians() 経度を調べてラジアン単位の値で戻す
- toUrlValue() 緯度と経度を調べてURLで利用できる値で戻す
- GLatLngBounds
- GLatLngBounds(sw?, ne?) 地理的座標による長方形の領域を設定する
- contains(latlng) 指定した領域に特定の地点が含まれるかを調べる
- containsBounds(other) つの領域がもう一方の領域に含まれるかを調べる
- equals(other) つの領域が同じかどうかを調べる
- extend(latlng) 指定した地点が含まれるように領域を拡張する
- getCenter() 領域の中心を調べる
- getNorthEast() 領域の北東の位置を調べる
- getSouthWest() 領域の南西の位置を調べる
- intersects(other) つの領域が重なっているかを調べる
- isEmpty() 領域が空かどうかを調べる
- isFullLat() 領域が緯度方向に地球を逆回りしているかどうかを調べる
- isFullLng() 領域が経度方向に地球を逆回りしているかどうかを調べる
- toSpan() 領域の緯度と経度の差を調べる
- GLog
- GLog Webページにログ形式で情報を表示する
- write(message, color?) カラー付き文字でログ情報を表示する
- writeUrl(url) リンク付きURLを含むログ情報を表示する
- writeHtml(html) HTML形式でログ情報を表示する
- GMapOptions
- GMap2クラスのオプションを設定する
- GMapPane
- GMapPane オーバーレイを識別する
- GMapType
- GMapType(layers, projection, name, opts?) 自作のマップタイプを設定する
- GMapTypeOptions
- GMapTypeクラスのオプションを設定する
- GMarker
- GMarker(point, opts?) 地図上にマーカーを生成する
- GMarkerManager
- GMarkerManager(map, opts?) マーカーを効率よく表示できるように管理するマーカーマネージャを生成する
- addMarkers(markers, minZoom, maxZoom?) マーカーマネージャに一連のマーカーを加える
- addMarker(marker, minZoom, maxZoom?) マーカーマネージャにマーカー1つを加える
- getMarkerCount(zoom) 表示可能なマーカーの総数を調べる
- refresh() 地図に表示されているマーカーを更新する
- changed マーカーマネージャにマーカーが追加・削除された時に発生する
- GMarkerManagerOptions
- GMarkerManagerクラスのオプションを設定する
- GMarkerOptions
- GMarkerクラスのオプションを設定する
- GMercatorProjection
- GMercatorProjection(zoomlevels) メルカトル法をGProjectionインターフェースで利用する
- GOverlay
- GOverlay() GMarker,GPolyline,GInfowindowに実装されているインターフェース
- GPoint
- GPoint(x, y) 地図上の位置をピクセル値で表す
- GPolyline
- GPolyline(points, color?, weight?, opacity?) 点座標の配列からラインを表示する
- column【IEでのGPolylineの利用】
- GSize
- GSize(width, height) 地図上の長方形の領域の大きさをピクセル数で示す
- GTileLayer
- GTileLayer(copyrights, minResolution, maxResolution) 自作のタイルレイヤーを作成する
- GTileLayerOverlay
- GTileLayerOverlay(tileLayer) マップタイプを生成せずにタイルレイヤーを追加する
- Gunload
- GUnload() ブラウザのメモリリークを解消する
- GXml
- GXml XML文書をDOMオブジェクトに変換する
- parse(xmltext) Google Maps APIのXMLパーサ
- value(xmlnode) xmlnodeの内容を文字列として戻す
- GXmlHttp
- GXmlHttp サーバーと非同期通信を行うXmlHttpRequestインスタンスを生成する
- create() XmlHttpRequestインスタンスを生成する
- GXslt
- XML文書をXSLTを利用してHTML形式に変換する
- create(xsltnode) GXsltインスタンスを生成する
- transformToHtml(xmlnode, htmlnode) XSLTを利用できるXML文書をHTML形式に変換する
Part3.Google Maps API 活用法
- 地図の位置情報の基礎知識
- Google Mapsを使った簡単な位置情報の調べ方
- 位置情報と緯度・経度
- 地図の位置情報を外部ファイルから取得する
- JSON形式で位置情報を読み込む
- XML形式で位置情報を読み込む
- サーバーと通信する
- サーバーと通信するには
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