業界×快速ナビシリーズ家電&デジタルAV業界がわかる
2007年2月6日紙版発売
西田宗千佳 著
四六判/216ページ
定価1,628円(本体1,480円+税10%)
ISBN 978-4-7741-3028-6
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書籍の概要
この本の概要
世界のモノづくりを牽引する家電・AV業界の代表的な企業,注目分野,問題点,ヒット商品のカラクリなどを解説。斜め読み5秒でポイントをつかめるユニークなデザイン×PS3までフォローする最新の内容で,手軽さも実用性もバツグンです。業界カラー地図もついた決定版!
こんな方におすすめ
- 就職/転職活動中の方
- 営業/マーケティング担当者
- 新入社員の教育担当者の方
- 投資家の方
- 家電/デジタル機器に興味のある方
目次
1章 数字にみる「家電業界」の実力
- 1-1 日本の家電は19兆円超の市場規模
- 1-2 どこが伸びている? 家電業界の今
- 1-3 市場で戦い,横でつながる家電企業
- 1-4 「利益なき競争」は本当か? 〜利益構造を分析する
- 1-5 家電メーカーの「コスト構造」を知る
- 1-6 「巨人」と「小兵」の競争 〜家電業界の企業規模
- 1-7 標準規格を握るものが世界を制す?
- 1-8 法規制が家電ビジネスを回す
- 1-9 輸出/輸入がビジネスに大きく影響
- 1-10 多様化する商品サイクル
2章 この企業はこう読め 〜各企業分析
- 2-1 ソニー(1)
- 2-2 ソニー(2)
- 2-3 松下電器産業(1)
- 2-4 松下電器産業(2)
- 2-5 東芝(1)
- 2-6 東芝(2)
- 2-7 日立製作所(1)
- 2-8 日立製作所(2)
- 2-9 サムスン電子(1)
- 2-10 サムスン電子(2)
- 2-11 シャープ(1)
- 2-12 シャープ(2)
- 2-13 パイオニア(1)
- 2-14 パイオニア(2)
- 2-15 キヤノン(1)
- 2-16 キヤノン(2)
- 2-17 カシオ計算機(1)
- 2-18 カシオ計算機(2)
- 2-19 三洋電機(1)
- 2-20 三洋電機(2)
- 2-21 アップルコンピュータ(1)
- 2-22 アップルコンピュータ(2)
- 2-23 三菱電機
- 2-24 日本ビクター
- 2-25 ユニデン
- 2-26 船井電機
- 2-27 NEC(日本電気)
- 2-28 富士通
- 2-29 セイコーエプソン
- 2-30 ノキア
- 2-31 ハイアール(海爾)
3章 ライバル徹底比較 〜違いから見える企業文化
- 3-1 技術開発対決 〜東芝 vs 松下
- 3-2 半導体製造対決 〜サムスン電子 vs 松下 vs ソニー vs 東芝
- 3-3 AVメーカー対決 〜ソニー vs 松下
- 3-4 液晶対決 〜シャープ vs ソニー
- 3-5 プラズマディスプレイ対決 〜松下 vs 日立 vs パイオニア
- 3-6 ポータブルオーディオ対決 〜ソニー vs アップル
- 3-7 カメラ対決 〜ソニー vs キヤノン vs ニコン
- 3-8 携帯電話対決 〜ノキア vs ソニー・エリクソン vs 松下
- 3-9 白物家電対決 〜松下 vs シャープ
- 3-10 充電池対決 〜三洋 vs ソニー
4章 業界の潮流を読む
- 4-1 ブランド戦略は「技術」と「パーツ」から
- 4-2 自社独自・垂直モデルの旨味
- 4-3 家電業界にはプラス? 「格差社会」
- 4-4 「高価格白物」が業界を救う?
- 4-5 最後の「大規模規格戦争」? BD vs HD DVD
- 4-6 「フルHD」を巡る「大画面競争」
- 4-7 良くも悪くもお騒がせ?!「PLAYSTATION 3」
- 4-8 まだまだまったく足りない! 薄型テレビ需要
5章 ズバリここが伸びる! 家電のポイント
- 5-1 次世代二次電池 〜自動車へ,ケータイへ,家庭へ…
- 5-2 次世代家電向け半導体 〜家電に不足するパワーを補う
- 5-3 ホームネットワーク 〜さようなら光ディスク
- 5-4 ストレージ 〜すべての家電に「ギガ」の記憶容量
- 5-5 水質改良技術 〜省エネにも環境改善にも効く
- 5-6 廃熱・冷却技術 〜もはや実装技術の本流
6章 日本の家電はここが危ない
- 6-1 色濃く浮き出る「日本の孤立」が与える影響
- 6-2 「ケータイ鎖国」「テレビ・ニューディール」が競争力を弱める
- 6-3 携帯電話はどこまで「家電」を飲み込むか
- 6-4 開発現場を破綻させる「ソフトウェア・クライシス」
- 6-5 「超格差社会・超巨大市場」中国の吸引力
- 6-6 家電の足下を支える「金型」の技術流出とコスト
7章 「家電業界」を読むためにみておきたい「傑作商品」20
- 7-1 AQUOS(シャープ) 〜技術ブランド戦略,かくあるべし
- 7-2 VIERAシリーズ(松下) 〜「一夜城戦術」で垂直立ち上げ
- 7-3 Wooo W32-PD2100(日立) 〜「日本にマッチする薄型」の大きさが見えた
- 7-4 PlayStation2(ソニー) 〜半導体・大量生産のマジック
- 7-5 RDシリーズ(東芝) 〜マニアに伝わる「こだわり」でヒット
- 7-6 DIGA DMR-E70V(松下) 〜だれもが意外だった「VHSつき」
- 7-7 iPod(アップル) 〜「つながる時代」の家電
- 7-8 MZ-RH1(ソニー) 〜「高音質生録」で死んだMDが生まれ変わる
- 7-9 HDR-HC1(ソニー) 〜「ハイビジョン記録」の魅力
- 7-10 Let's note R(松下) 〜「軽く長持ち」特化でシェア5割
- 7-11 W-ZERO3(ウィルコム,シャープ) 〜「自由な携帯電話」への飢えを突く
- 7-12 EOS Kiss Digital(キヤノン) 〜新たな主戦場「デジタル一眼レフ」を制す
- 7-13 LUMIX FZ1(松下) 〜自社技術「手ぶれ補正」でブランドを構築
- 7-14 ヘルシオ(シャープ) 〜「健康」を狙って新しい調理を実現
- 7-15 うまさV増量(三菱電機) 〜常識を覆す「栄養が増える」冷蔵庫
- 7-16 超音波と電解水で洗おう(三洋) 〜「ニュー白物家電」時代の到来
- 7-17 ナショナルXシリーズ(松下) 〜「手間なし」で買い換えという「手間」を買う
- 7-18 ななめドラム自動洗濯乾燥機(松下) 〜「デザイン」で売るために技術を開発
- 7-19 DC12(ダイソン) 〜「発明」を日本にマッチ
- 7-20 エネループ(三洋) 〜充電せずに使える? 充電池