ソフトウェア・テストPRESS Vol.7
今号の特集概要
特集1
お金,期間,品質の仕組みを知り,コスト感覚を身につける
ソフトウェアテストの見積り技術[入門編]
「お金」や「期間」「品質」の仕組みを知ることはとても重要です。かっこいいエンジニアは皆,コスト意識と納期感覚とのバランスの中で“プロの仕事”を追及しているものです。見積りの技術には,そのような“プロの仕事”に不可欠の要素が凝縮されています。本特集ではすべてのソフトウェア開発技術者であれば避けて通ることのできない「見積り」をテーマとして,その概念および重要性や歴史背景とともに具体的な見積りの手順について解説していきます。
特集2
日本のテスト力やいかに!?
世界のテスト見聞録
ソフトウェアテストの工数やコストが問題となっているのは,なにも日本に限った話ではありません。しかし,他国のテスト事情というのはあまり伝わってきません。そこで,テスト先進国アメリカを筆頭に,オフショア開発などで日本ともつながりの深いアジア地域でのソフトウェアテストをとりまく状況,エンジニアの立ち位置などを紹介します。
特集3
気付き・経験・勘・視点…を磨く
探索的テストの実践と活用
経験を積むことで,不具合がどこに存在しているか,どのようにすればその不具合を表面化できるかに対して,勘や気付き,ひらめきのようなものが芽生えてきます。このような不具合を嗅ぎつける探索的テストと機械的なテストは,どのように組み合わせればよいのでしょうか。本特集では,探索的テストの適切な実施,使いどころを解説しつつ,そのような手法を用いることで得られるテストエンジニアとしての成長にも言及していきます。