SEの認められるドキュメント 

[表紙]SEの認められるドキュメント 

A5判/208ページ

定価(本体1,980円+税)

ISBN 978-4-7741-3785-8

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書籍の概要

この本の概要

SEのドキュメント仕事のはじめ方・進め方が豊富な図解でわかる本です。

システム開発とドキュメント(仕様書)は切っても切り離せません。システム開発では,業務フローチャート,要求仕様書,概要仕様書,基本仕様書など多くのドキュメントが作られます。これらのドキュメントをきっちり仕上げることで,依頼企業との関係がギスギスしない,手戻りが抑えられる,引き継ぎもスムーズに進むなど多くのメリットが得られます。開発のバイブルとなるドキュメント。その作成スキルを磨きましょう。

こんな方におすすめ

  • システム開発の設計工程のスキルを高めたいSEの方
  • ドキュメントの書き方のノウハウを短時間で学びたいSEの方
  • ドキュメントにまつわる後輩・部下・若手の指導用テキストをお探しの方

目次

PART1 システム開発で繰り返し起きる問題

  • 01 ライフサイクルを考慮しないシステムは短命で終わる
  • 02 開発工程を無視したシステムは低品質になる
  • 03 文書類が揃っていないシステムは引き継ぎができない
  • 04 情報共有が不足すると,必ずトラブルが起こる
  • 05 情報や資料が不十分なシステムは作り直しの憂き目にあう
  • 06 本質的要望を実現しないシステムは無用の長物
  • 07 決定権限のない依頼企業担当者は危険な相棒
  • 08 システムを導入するだけでは業務改善は望めない
  • 09 「任せた」という言葉を鵜呑みにして起こる問題

PART2 漏れがない現行業務フローチャートを作る

  • 10 依頼企業の目的と業務を知ることが重要な理由
  • 11 依頼企業が満足するシステムの方向性を考える
  • 12 依頼企業の組織図を入手する
  • 13 各部門の役割から組織全体の関係を考える
  • 14 各部門が取り扱う情報の輪郭をはっきりさせる
  • 15 担当者と各部門から業務の一覧を得る
  • 16 業務を作業に分類して,作業の流れを押さえる
  • 17 申請書と指示書は作業を知るための貴重な材料
  • 18 申請書,指示書の部門間の流れを知る
  • 19 申請書,指示書が扱う情報の関連性
  • 20 各部門が取り扱う情報の最新版を入手する
  • 21 情報のライフサイクルは情報の保存方法を決める指針
  • 22 現行業務フローチャートを作成する(1)
  • 23 現行業務フローチャートを作成する(2)
  • 24 現行業務フローチャートを吟味する
  • 25 現行業務フローチャートを承認してもらう

PART3 ユーザーから認められる! 要求定義を作る

  • 26 作業内容,作業環境が同じユーザーをグループ化する
  • 27 インタビュー相手を選び,ユーザークラスから要望を収集する
  • 28 収集した要望をリストに落とし込む
  • 29 重要かつ実現可能性の高い要望を見つける
  • 30 システムが貢献できる要望,貢献できない要望
  • 31 要求定義は「実現を目指していること」の一覧
  • 32 システムに求められるのは業務要求の達成
  • 33 ユーザー要求の優先順位を考える
  • 34 技術的要求を手がかりに採用技術を絞り込む
  • 35 ユーザーの環境から運用上の要求をまとめる
  • 36 保守上の要求をまとめる
  • 37 要求定義を吟味する
  • 38 承認がなければ要求定義は完成しない
  • 39 要求定義を現行業務フローチャートに記入する

PART4 スムーズな導入を実現! 要件定義を作る

  • 40 要件定義は実現のための必要十分条件
  • 41 技術的要件をまとめて,システムの骨格を決める
  • 42 「機能」「性能」「品質」を規定する
  • 43 6つの制約事項を洗い出す
  • 44 機能要求で欠かせない情報
  • 45 性能目標はハード,ソフトの構成を左右する
  • 46 開発費用に見合う品質属性をまとめる
  • 47 法律,企業・業界のルールは制約条件
  • 48 後からトラブルにならないように物理的条件を押さえる
  • 49 「事業の継続」に必要なセキュリティ目標
  • 50 システムの操作性は環境に応じて変える
  • 51 システムのライフサイクルと維持管理をまとめる
  • 52 すべての仮定と依存関係に目を配る
  • 53 ハードウェア要件として取り出す
  • 54 ネットワーク要件として取り出す
  • 55 ハード,ネットワークと対応したソフトウェア要件
  • 56 スムーズな運用のための要件
  • 57 保守上の要件をまとめて,リスクを最小限に抑える
  • 58 まとめた要件を吟味する
  • 59 要件定義は要求定義をもとに説明する
  • 60 要件定義を現行業務フローチャートに反映する

PART5 矛盾がない新業務フローチャートを作る

  • 61 新しい業務の流れを整理する
  • 62 新しい情報の流れを整理する
  • 63 新業務フローチャートを作成する
  • 64 新業務フローチャートに情報を書き込む
  • 65 フォームのフォーマットは脇に置いて,情報に絞る
  • 66 新業務フローチャートを完成させる
  • 67 新業務フローチャートを吟味する
  • 68 新業務フローチャートの説明は要件定義を基準に行う

PART6 採用される概要仕様書を作る

  • 69 概要仕様書は最初に作られる設計仕様書
  • 70 システム概要は概要仕様書の最重要項目
  • 71 システムの全体構成をまとめる
  • 72 機能概要の2つのポイント
  • 73 ハードウェア構成をまとめる
  • 74 ネットワーク構成をまとめる
  • 75 ソフトウェア構成をまとめる
  • 76 情報の流れをデータの流れに置き換える
  • 77 データフローチャートをもとにデータ構造をまとめる
  • 78 概要仕様書を依頼企業に説明する

PART7 開発のバイブル! 基本仕様書を作る

  • 79 基本仕様書はシステム開発のバイブル
  • 80 システムの運用基準をまとめる
  • 81 スムーズな運用のための保守基準
  • 82 システムの全体構成を確定する
  • 83 ハードウェア構成を完成させる
  • 84 ネットワーク構成を完成させる
  • 85 ソフトウェア構成を完成させる
  • 86 データ構造の確定後にデータベース構造をまとめる
  • 87 すべての機能を一覧にまとめる
  • 88 主要機能の操作画面をすべて定義する

著者プロフィール

秋本芳伸(あきもとよしのぶ)

1976年沖電気工業株式会社入社。ミニコンピュータ用のプログラム言語などの開発やパソコン,ワークステーションの基本ソフトウェアの研究開発などに従事。1987年マイクロソフト株式会社を経て,1992年にオープンインタフェース株式会社を共同で設立。

現在,1999年に設立した有限会社ワイツープロジェクトでシステム開発を行う傍ら,コンピュータ関連書籍の執筆も行っている。

主な著書には,『若手SEのためのシステムエンジニアという仕事の流れと役割』『若手SEのためのソフトウェアテストの常識』『オープンソースを理解する』(ディー・アート),『基礎から学ぶシステム仕様書』(日経BP社)など多数。


岡田泰子(おかだやすこ)

1992年よりIT企業でソフトウェアのユーザーインタフェースを担当する一方,マニュアル制作に携わる。1995年インターネットポータルサイト構築に参加。

現在,1999年に設立した有限会社ワイツープロジェクトに従事する傍ら,コンピュータ関連書籍の執筆も行っている。

主な著書,訳書には,『基本から理解したい人のためのルーティング入門』(ディー・アート),『ペルソナ戦略―マーケティング,製品開発,デザインを顧客志向にする』(ダイヤモンド社),『90分で学べるRFPの作り方』(日経BP社)など多数。