しくみ図解シリーズ産廃処理が一番わかる

書籍の概要

この本の概要

平成23年4月に「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」が一部改正され,産廃処理に関する責任が明確になり,罰則が強化・徹底されました。産業廃棄物処理は排出事業者が責任をもつということです。そのため,製造業や建設業など産業廃棄物を多大に出排出事業者は廃棄物処理に関する知識が必要不可欠となり,環境問題も含め,産業廃棄物の処理についての知識は今後ますます注目を集めるところです。本書は産廃処理専門業者だけでなく,企業側もしっておくべきポイントをわかりやすく解説します。

こんな方におすすめ

  • 製造業,建築業,産廃処理業者の方

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目次

第1章 廃棄物処理の基礎知識

  • 1-1 廃棄物処理法の概要
  • 1-2 廃棄物の種類
  • 1-3 産業廃棄物とは
  • 1-4 日本の産業廃棄物処理の現状
  • 1-5 廃棄物処理法で使われる用語
  • 1-6 排出事業者責任とは
  • 1-7 許可制度
  • 1-8 廃棄物の処理委託

第2章 産業廃棄物処理の流れ

  • 2-1 処理の基本的な流れと分別・保管
  • 2-2 収集・運搬①業の許可と車両表示規定
  • 2-3 収集・運搬②運搬用車両
  • 2-4 収集・運搬③積替保管施設
  • 2-5 中間処理の概要
  • 2-6 具体的な処理方法①選別/破砕
  • 2-7 具体的な処理方法②圧縮/溶融
  • 2-8 具体的な処理方法③焼却
  • 2-9 その他の中間処理の方法
  • 2-10 再生
  • 2-11 最終処分

第3章 廃棄物種類別の中間処理施設

  • 3-1 汚泥処理施設
  • 3-2 堆肥化施設
  • 3-3 がれき類の処理施設
  • 3-4 金属くず,木くず,廃プラスチック類
  • 3-5 焼却施設
  • 3-6 総合中間処理施設①建設系の総合中間処理施設
  • 3-7 総合中間処理施設②事業系の総合中間処理施設
  • 3-8 RPF・RDF,廃液等の総合的な処理
  • 3-9 特別管理廃棄物の処理①石綿関連の廃棄物
  • 3-10 特別管理廃棄物の処理②PCB廃棄物
  • 3-11 特別管理廃棄物の処理③感染性廃棄物

第4章 製造施設を使った処理とリサイクル

  • 4-1 熱利用を前提とした製造施設
  • 4-2 鉱さい,燃え殻,ばいじんの処理
  • 4-3 有価物,専ら物と廃棄物の関係
  • 4-4 パソコン・事務機器
  • 4-5 廃家電品などの回収
  • 4-6 リサイクルへの対応

第5章 契約書とマニフェスト運用の実際

  • 5-1 管理体制の整備
  • 5-2 適切な委託業者の選定
  • 5-3 適正性判断基準の詳細
  • 5-4 処理委託契約書
  • 5-5 標準的な契約書式の例①連合会ひな形
  • 5-6 標準的な契約書式の例②東京都ひな形
  • 5-7 標準的な契約書式の例③建設系ひな形
  • 5-8 標準的な契約書式の例④住団連ひな形
  • 5-9 産業廃棄物管理票「マニフェスト」
  • 5-10 いろいろなマニフェスト書式
  • 5-11 マニフェストの運用
  • 5-12 マニフェストの記入方法

第6章 不法投棄と罰則規定

  • 6-1 不法投棄の現状
  • 6-2 日本の3大不法投棄事例
  • 6-3 廃棄物処理法の罰則規定
  • 6-4 両罰規定と秩序罰
  • 6-5 行政処分と行政報告
  • 6-6 処理困難通知と措置内容等報告書

第7章 環境法の概要と廃棄物処理の今後

  • 7-1 環境法制の世界的な流れ
  • 7-2 環境法の体系
  • 7-3 廃棄物処理の今後①ゼロエミッション
  • 7-4 廃棄物処理の今後②中間処理業のふたつの側面
  • 7-5 規制強化と規制緩和
  • 7-6 望まれる法制度

著者プロフィール

上川路宏(かみかわじひろし)

1954年東京生まれ。1978年国際基督教大学卒業。1978年積水ハウス株式会社入社。1991年より主に産業廃棄物の適正処理業務に従事。2011年合同会社リバースシステム研究所設立,産業廃棄物処理を中心としたコンサルティング業務開始。2006年早稲田大学建設ロジスティクス研究所客員研究員。2014年早稲田大学環境総合センター招聘研究員。著書「産業廃棄物排出企業のリスクマネジメント」(共著)第一法規。「産業廃棄物処理業の実務」(共著)第一法規。産業廃棄物処理事業振興財団主催「産廃経営塾」講師,日経BP社主催講演会講師等各種セミナーでの講演多数。