Software Design plusシリーズ[増補改訂版]クラウド時代のネットワーク技術 OpenFlow実践入門

[表紙][増補改訂版]クラウド時代のネットワーク技術 OpenFlow実践入門

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A5判/352ページ

定価3,520円(本体3,200円+税10%)

ISBN 978-4-7741-7983-4

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この本の概要

OpenFlowは,データセンター以外の大規模システム基盤にも採用され始めた,ネットワークをソフトウェアで制御する実装技術の1つです。本書では,実装するためのOSSフレームワーク(Trema)を使って,「スイッチ監視ツール」「インテリジェントなパッチパネル」「ラーニングスイッチ」などを,実際にプログラミングをして構築する方法を解説しています。

こんな方におすすめ

  • ネットワークエンジニア,SDNに興味のある方

本書のサンプル

本書の一部ページを,PDFで確認することができます。

著者プロフィール

高宮安仁(たかみややすひと)

Trema開発チーム自称リーダー。コンピュータ関係の仕事をしています。東京の大学で計算科学を学んでいたころは,並列プログラミング用ライブラリや,大規模クラスタ管理ツールを開発していました。現在は企業の研究者として,なるべく自分が楽しいことだけをやっています。モットーは何がなんでも定時に帰ること。コンピュータはもちろん音楽も好きで,スクラッチDJとしても活動しています。DJの仕事ください。


鈴木一哉(すずきかずや)

某メーカーにてネットワークに関する研究に従事する傍ら,電通大の客員として教壇にも立っています。横浜DeNAベイスターズのファンで,横浜スタジアムによく応援に行っています。昨年(2015年)は前半戦首位も後半失速,惜しいところまでいけたので,今年はぜひ優勝してもらいたいです。あと最近Ingressというゲームをよくやっています。とにかく歩きまわるので,健康にとても良いゲームです。みなさんも始めるなら,ぜひ緑軍でどうぞ。


松井暢之(まついのぶゆき)

TIS株式会社 戦略技術センターに所属するシステムエンジニア。アーキテクトという名の何でも屋として,さまざまなプロジェクトに従事してきましたが,研究開発部門への異動を契機に,新技術の検証や新サービスの事業企画に軸足を移しています。近頃はOSSのクラウドオーケストレーションツール(CloudConductor)を開発しており,そこからOpenFlowやTremaに行きつきました。最近の悩みは,仕事とプライベートの境界が希薄になってしまったこと。いつでもどこでも使えるクラウドは,従来のインフラだけでなくエンジニアのプライベートも破壊してしまう諸刃の剣ですね。


村木暢哉(むらきまさや)

TIS株式会社 戦略技術センター所属。以前はアプリケーション・ミドルウェア開発のエンジニアでしたが,紆余曲折を経て,現在はSoftware Defined Networking/Software Defined Infrastructureの研究開発を主に担当しています。知らないことばかりで未熟さを痛感する毎日ですが,日々勉強しながら,テーマに関連するオープンソースソフトウェアの検証やプロダクト開発などにどうにか携わっています。


山崎泰宏(やまざきやすひろ)

株式会社あくしゅ代表取締役。大手SIerで5年ほど働いて独立。その後,データセンター向けのオープンソースソフトウェアを開発する会社を始めて10年経ちます。好きな言葉は省エネ,嫌いな言葉は資金繰り。多様な文化の中で,想像性と技術力が要求されるソフトウェアを作ることにすべてを賭けています。Tremaのコードを読んだときは,これだ!と思い,すぐに自社で使う方針を立てました。会社でTremaにコードのコミットし始めて以後は,彼女ができたり,金運も良くなるなど,その効果に驚いています。