先送り0(ゼロ)
「今日もできなかった」から抜け出す[13分!]最強時間術

[表紙]先送り0(ゼロ) ―「今日もできなかった」から抜け出す[1日3分!]最強時間術

紙版発売
電子版発売

四六判/296ページ

定価1,760円(本体1,600円+税10%)

ISBN 978-4-297-13995-7

電子版

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書籍の概要

この本の概要

とことん「現在」にフォーカスすることでさまざまなタスクの「先送り」をゼロにする。そしてそれを,1日3分でできる「3つのルール」の習慣化で実現。これが本書で習得できる「先送りゼロ」の時間術です。

3つのルールとは,

  1. 1日の初めに今日やることを決める
  2. 1日の終わりにその中で先送りしたものの数を数える
  3. 1分でも手をつけたら「先送り」とはしない

というもの。この実にシンプルなルールで,たまりに溜まった先送りしてきたこともゼロにできます。そしてもっと大切なことは,先が見えない将来を目標に置くのではなく,あるいは過去のつらい経験や,すでに「昔」の成功体験にとらわれるのでもなく,「いま現在」を大切に,今に集中して生きること,生活すること,仕事することができるようになるということ。

裏付けとなるのは,これまで20年間にわたって培われてきた「タスクシュート」と呼ばれる時間管理術です。PCやスマホのツールとして登場,進化し,一般社団法人タスクシュート協会のもと,時間管理の考え方は体系化されて現在に至ります。昨年から開始の,先送りゼロに挑戦するオンラインプログラム「100日チャレンジ」にはすでに延べ1,000人以上が参加,体系的な時間管理術を実践しています。また「タスクシュート」はデジタルツールだけでなくこのほど紙の手帳も登場の予定で,まさに実践したいあらゆる人が気軽に使えるツールとなっています。

この書籍では,「タスクシュート」の時間術を,(ツールの使い方レベルではなく)考え方として理解し,習得するための解説をしています。

付録として,紙版タスクシュート手帳のテンプレート,最新版デジタルツール「TaskChute Cloud 2」の利用クーポン(3ヶ月間有料プランが無料)も収録。

あなたの人生を今日から変える,唯一無二の時間術をこの本で手に入れてください。

【予約特典】

本書をAmazon.co.jpで事前予約いただけると次の特典をプレゼントいたします!

  • 「先送りせずにすぐやる人に変わる 100日チャレンジ」 第七期 参加権
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事前予約完了後,次のURLからフォームを送信ください。
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こんな方におすすめ

  • やるべきこと,やりたいことが多すぎて時間の使い方に困っている人
  • 小手先でない仕事の効率化,生産性のアップをしてみたい人

目次

時間は「ある」

  • 先送りは時間管理の問題ではない
  • 先送りの真の原因
  • 先送りが1つ減ると,「時間がある」証拠が1つ増える

序章 時間に追われ,先送り癖に悩まされている人へ

  • 時間よ,はやく過ぎ去ってくれ!
  • 破綻からわかった「思考はコントロールできない」
  • 「現在」にフォーカスすることですべてがうまく回り始めた
  • タスクシュートで人生が変わった人たち
  • 本書の構成

第1章 先送りゼロを習慣化するための3つのルール

  • 先送りゼロの新習慣
  • 先送りを続けることで生まれる負のスパイラル
  • 先送りの2つの特徴「ぐずぐず」と「ついつい」
  • 先送りを発生させる3つの原因
  • 先送り癖と永遠に決別する3つのアプローチ
  • 先送りを「見える化」する
  • 1分でも着手するとなぜ先送りがなくなるのか
  • 先送りゼロは「逆算」ではなく「順算」アプローチ
  • 先送りゼロの習慣がもたらす3つの効果
    • タスクシュートで人生が変わった人たち①
    • 整理だけで終わらず,実行を後押ししてくれるしくみ

第2章 先送りゼロを支えるメソッド「タスクシュート」

  • 日本発のメソッド「タスクシュート」とは何か?
  • タスクシュートを構成する3要素「タスクシュート・サイクル」
  • 便利なツールを使うのではなく,優れたシステムを作る
    • タスクシュートで人生が変わった人たち②
    • 目標達成に執着するより,今この瞬間に意識を込める

第3章 先送りゼロを実現するシステムの全容

  • 先送りゼロを実現する流れ
  • 実行できるプランがあると「その気」になる
  • 現実的なプランを作るためのポイント
  • プランが予定どおり進むことはあり得ない
  • 記憶ではなく記録に頼る
  • 実績からルーチンを構築すると定着しやすい
  • 先送りゼロを目指してプランを実行する
  • ルーチンの調整がレビューの目的
  • ルーチンからさらに現実的なプランを作る
  • ログとルーチンがタスク管理の限界を突破する
  • 時間をかけてリストを育てる
    • タスクシュートで人生が変わった人たち③
    • 「時間がぐちゃぐちゃ」から右肩上がりの人生へ

第4章 スモールスタートで先送りゼロの成功体験を重ねる

  • 「スモールスタート」と「スモールウィン」が習慣化の鍵
  • プランは3つ以下でスモールスタートする
  • 先送りゼロのスモールウィンを糧に続ける
  • 先送りゼロの習慣を軌道に乗せる
    • Column コミュニティの力を借りて効果的に習慣化する

第5章 先送りゼロを実現する考え方のポイント

  • なるべく早く手を付けて少しずつ進める
  • 1日のプランは「滑り台」を描く
  • 午前が勝負!午後は「ウィニングラン」で過ごす
  • 仕事は常に「やりかけ」にする
  • いきなり作業の核心に手をつける
  • プランから脱線したくなったとき
  • 外出先でログの記録を続けるコツ
    • タスクシュートで人生が変わった人たち④
    • 「今日1日何もできなかった」がなくなった

第6章 長続きする習慣を支えるログの活用法

  • スモールスタート・スモールウィン・インベストメント
  • ログが未来の自分を助ける
  • 未来に役立つログを充実させていく順序
  • 日次レビューで先送りゼロの難度を調整をする
  • テンプレートを作って日次レビューのゴールを定める
  • 日次レビューで1日の満足度を採点する
  • ログを生かして1日の満足度を高めるコツ
  • プランよりログのほうが正しい
    • タスクシュートで人生が変わった人たち⑤
    • 「お母さんはいつも忙しそう」

第7章 複数のタスクからなるプロジェクトで先送りゼロを実現するには

  • 特定のゴールに向けたプロジェクト管理
  • 1日をうまく過ごせるとプロジェクトも進む
  • なるべく早く手をつけて少しずつ進める
  • 「プロジェクト・ノート」を使う
  • プロジェクト・ノートで記憶を補完する流れ
  • プロジェクト・ノートに最適なNotionとの連携例
  • プロジェクトが期限ぴったりに終わる
    • タスクシュートで人生が変わった人たち⑥
    • 現実の自分を受け入れて,自責の念から解放される

第8章 うまくいかないときのために

  • 先送りタスクが増えてきた
  • 大きなイベントの後,つい時間を浪費してしまう
  • 体調やメンタルに大きく左右され,タスク管理がうまくいかない
  • やることが多すぎて「何をやってるんだっけ」と混乱する
  • おわりに

著者プロフィール

jMatsuzaki(ジェイマツザキ)

1986年生まれ。クラウドサービス「TaskChute Cloud」開発者。jMatsuzaki株式会社 /jMatsuzaki Deutschland UG代表取締役。一般社団法人タスクシュート協会 理事。

システム系の専門学校を卒業後,システムエンジニアとして6年半の会社員生活を経て独立。会社員時代にjMatsuzakiの名で始めたブログが「熱くて有益」と人気を博し,最高で月間80万PVに達する。現在は会社経営のかたわら,サービス開発や執筆,講演活動をしている。2018年よりドイツ在住。


佐々木正悟(ささきしょうご)

1973年生まれ。一般社団法人タスクシュート協会 理事。ビジネス書作家。

著書に,ベストセラーとなったハックシリーズ『スピードハックス』『チームハックス』(日本実業出版社)のほか,『イラスト図解 先送りせず「すぐやる人」になる100の方法』(KADOKAWA)『やめられなくなる,小さな習慣』(ソーテック)『不安ゼロで生きる技術』(知的生き方文庫)『つい顔色をうかがってしまう私を手放す方法』(技術評論社)など。