NORIのFlashユーザのためのMovable Type講座 gihyo.jp版

第6回 コメントを利用する

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前回には,MTの出力したXMLを使用してFlashにコンテンツを表示しました。

XMLを自動生成しているので,ブログ感覚で写真を追加すれば,Flashコンテンツが読み込む写真も増えて便利です。しかし,FlashにMTを組み合わせる本当の目的は,別にあります。

従来,Flashからサーバにデータを保存するには,CGIを利用するなどしてサーバーサイドのアプリケーション開発も必要でした。そこで、この部分にサーバーサイドの開発が不要なMTを利用します。

MTと組み合わせれば,MTのエントリーごとのコメント機能を利用して,Flashからの出力をデータベースに挿入できます。

また,コメントはプレーンテキストなので、Flashからはフリーフォーマットでデータを記述できます。

今回は,コメントへのデータの書き込みを実践してみましょう。例として,フォトギャラリーを作っていますので,写真の5段階評価を送信します。

コメント利用のための準備

MT(今回はMTOS4.24を使用しています)のデフォルトの設定では,「サインイン」しないとコメントできません。

しかし,Flashでデータを送信するときは,サインインのような認証は不要なので,ブログの設定で「認証なしコメントを受け付け」に設定します。

メールアドレスは,固定のアドレスを送信するので「必須」にしておきます。

また,コメントをすぐに公開するか,公開しないかは,Flashで生成するデータがどのような性質によるのかにかかってきます。たとえば,アンケートなどではFlashからの送信結果を公開する必要はありませんが,写真の評価などの場合,他のユーザーに見て貰いたいので「すべて自動的に公開」します。

まとめると,今回の設定は次のようになります。

[設定][コメント]
コメントを受け付ける:ON
即時公開する条件:すべて自動的に公開する

 MTでのコメントに関する設定

図 MTでのコメントに関する設定

[設定][登録/認証]
認証なしコメント:ON
メールアドレスを要求:ON(どちらでも良い)

 MTでの登録/認証に関する設定

図 MTでの登録/認証に関する設定

コメント送信のhtmlソースを調べる

ブログを再設定して,再構築すると,個別のブログ記事ページには、下図のようなコメント欄が現れます。

 コメント設定変更後のブログ記事

図 コメント設定変更後のブログ記事

MTのコメント送信ページにあるフォーム内容を調べて,それをFlashのCGI送信スクリプトで置き換えます。

著者プロフィール

NORI(伊藤のりゆき)

Twitter:@nori_togoru

有限会社トゴル・カンパニー代表。Flashアクセシビリティをきっかにアクセシビリティ全般に興味を持つ。UIデベロッパとして企業用WebアプリケーションのUIデザインを行う。写真集「Snap or Nothing写真集」(iTunes AppStoreにて)をリリースするなど写真家としても活動している。

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