今すぐできる超絶シンプルなMTのCMSカスタマイズテクニック

第2回 とにかく,今すぐ「お知らせ」だけMTで更新できるようにしたい (2)

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「お知らせの詳細ページ」をMTから入力できる,そしてお知らせの一覧が時系列に出るようにする,といった最もシンプルで必要最低限のMovable Type 5のカスタマイズ方法について,第1回の内容では,⁠管理画面から入力したコンテンツがテンプレートに設定したMTタグを介してHTMLとして生成されるようにする」という超基本的なMTの設定まで行うことができました。

今回は残りのテンプレートの設定を行い,⁠お知らせ」をCMS化した企業サイトの完成を目指していきます。

「メインページ」のカスタマイズ

「お知らせ一覧ページ」のテンプレート設定を行っていきます。

ウェブサイト名(company)>ブログ名(news)>デザイン>テンプレート>インデックステンプレート>メインページのテンプレートを開きます。ブログの「メインページ」テンプレートは,事前に用意した「お知らせの一覧ページ」⁠news/index.html)のテンプレートを利用します第1回:用意するHTML テンプレートは3種類を参考)⁠ここで設定したテンプレートは,更新されたお知らせ記事を一覧して表示するページになります。

テンプレート編集画面下部にある,テンプレートの設定>アーカイブマッピングの設定はデフォルトのまま,

  • 出力ファイル名:index.html
  • テンプレートの種類:Main_Index(main_index)

にしておきます。

そしてテンプレートに書かれているデフォルトテンプレートのソースを全て削除し,そこにあらかじめ用意しておいた「お知らせの一覧ページ」(news/index.html)のテンプレートのHTMLソースをペーストします。

そしてお知らせ一覧を表示させたい箇所に以下のようにMTタグを記述します。

<table class="news">
<tbody>
<mt:Entries lastn="10">
<tr>
<th><mt:EntryDate format="%Y.%m.%d"></th>
<td><a href="<$mt:EntryPermalink$>"><$mt:EntryTitle$></a>
</td>
</tr>
</mt:Entries>
</tbody>
</table>

(サンプルソースではテーブルで組んでいますが,もちろんこの限りではありません)

MTタグの意味をそれぞれ確認していきましょう。

<mt:Entries lastn="10"> ~ </mt:Entries>

MTEntriesは,ブログ記事を一覧させるためのMT タグで,HTML タグのように開始タグと終了タグを対にして記述します。⁠lastn="10"」という指定は出力するブログ記事の件数を制限していて,ここでは「最新のブロク記事10件を表示する」と指定しています。

<mt:EntryDate format="%Y.%m.%d">

MTEntryDateで,ブログ記事の作成日時を表示します。formatを指定し,日時の表示方法を設定しています。

format="%Y.%m.%d"と記述したら,HTMLではyyyy.mm.dd と出力されます。つまり2010年6月1日に記事を作成した場合,2010.06.01と表示されるということになります。日付タグのformatの指定方法(モディファイア)こちらのページを参考にしてください。

<$MTEntryPermalink$>

作成したブログ記事のURLを表示します。

<$mt:EntryTitle$>

ブログ記事のタイトルを表示します。

つまりこれらのタグは図1のように構成され,表示されています。

図1 タグの構成

図1 タグの構成

テンプレートをプレビューし問題なさそうであれば,再構築します。

「ブログ(news)⁠に記事をテスト投稿してみてください。個別の記事が作成され,一覧ページに表示されるようになりましたでしょうか?ここでちゃんと動くとちょっと嬉しいですよね。ここまでで「お知らせ詳細ページ」の生成し,生成した記事を「お知らせ一覧ページ」に時系列に一覧表示させる,までの設定が完了しました。

次は,企業サイトのトップページにもお知らせの一覧を表示させるように設定していきます。

再構築トリガーの設定

「マルチブログ機能」というものを使って,⁠news」ブログの記事が更新されたらウェブサイトのトップページにも即座に更新が反映されるように,⁠MultiBlog プラグイン」の設定を行います。

MT管理画面の階層が,一番はじめに作成した「ブログ名(news)⁠ではなく「ウェブサイト名(company)⁠になっていることを確認し,ナビゲーションメニューから,システム >ツール>プラグインを選択しさらに,システムのプラグイン設定>MultiBlog x.x>設定 を選択していきます。コンテンツのセキュリティは「システムの既定値を使用」を選択します。

再構築トリガーを作成で「news」を選択,トリガーは「ブログ記事とウェブページの公開時」⁠インデックスを再構築して更新情報を送信する」を選択し,変更を保存します。

図2 再構築のトリガー設定

図2 再構築のトリガー設定

ここで,指定したブログの記事が公開されたと同時に,ウェブサイトのトップページも同じタイミングで更新が反映されるように設定しました(つまりMT の用語的に「再構築トリガー」の設定を行いました)⁠

著者プロフィール

高橋真弓(たかはしまゆみ)

2005年,都内のWeb制作会社にてWebプロデュースやWebディレクションを担当。2008年,シックス・アパート株式会社に入社。マーケティング・マネジャーとしてシックス・アパートのマーケティング活動全般を手がける。

http://uramayu.typepad.jp/

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