Movable Typeの標準の状態では,ブログ記事に入力できるフィールドはタイトルと本文くらい(他にもありますが)しかありません。しかし例えば商品カタログのページを作りたいと思ったとき,価格や色,サイズなどの入力項目が欲しくなってきます。それを実現するのが「カスタムフィールド」機能です。
「カスタムフィールド」機能を使えば,ブログページやウェブページに独自の入力項目を追加することができるようになり,eコマース,商品カタログ等の定型ページ制作の入力がより簡単にできるようになります。
今回は,MTをCMSとして使うには書かせないカスタムフィールド機能を最もシンプルに使った,商品紹介ページの作成方法について解説していきます。
今回の連載を通して作成しているサイト全体でいうところの,「商品一覧」のディレクトリの部分をMT化していきます。
なお,カスタムフィールド機能はオープンソース版(MTOS)では利用できませんのでご注意ください。
HTMLテンプレートの用意とカスタムフィールドの作成
あらかじめ,MTカスタマイズ前のプレーンなHTMLテンプレートを用意しておきましょう。今回は以下の2つのHTMLテンプレートをMT化していきます。
- 商品一覧ページ(product/index.html)
- 商品紹介個別ページ(product/individual.html)
それでは「商品一覧」のブログを新規で作成しましょう。
ブログを新規作成で,テーマは「クラシックブログ」「ブログ名(ここでは「商品一覧」としています)」,「ブログURL(…/product/)」,「ブログパス(…/product/)」を入力し,ブログを再構築してください。
次に,カスタムフィールドを作成していきます。
今回作成するカスタムフィールドは5つ,「商品画像」「価格」「カラー」「サイズ」「素材」です。つまり図4で,個別記事で定型化して更新したい箇所をカスタムフィールド化することにします。
左メニューにある,カスタムフィールド > 新規 から制作しましょう。
作成するカスタムフィールドと値は以下のとおり。
カスタムフィールドのテンプレートタグ名は,必ず他のMTタグと被らないよう,オリジナルな名称になるようにしてください。
表 作成するカスタムフィールドと値
| 名前 | オブジェクト | 説明 | 種類 | 必須? | 既定値 | ベースネーム | テンプレートタグ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 商品画像 | ブログ記事 | 300×300の商品画像をアップロードしてください | 画像 | YES | image | image | |
| 価格 | ブログ記事 | テキスト | YES | price | price | ||
| カラー | ブログ記事 | テキスト | YES | color | color | ||
| サイズ | ブログ記事 | テキスト | YES | size | size | ||
| 素材 | ブログ記事 | テキスト | YES | material | material |
これで5つのカスタムフィールドができあがりました。
ブログ記事の入力画面を確認してみると,設定したカスタムフィールドの入力項目が出ていますね。
- ※ 入力項目を「必須」にしていないカスタムフィールド項目は,デフォルトでは記事の入力画面には出てきません。記事の入力画面の右上にある「表示オプション」から,入力画面に表示させたい項目を選択してください。

