Box2DでActionScript物理プログラミング

第1回 Box2Dを使ってみよう

この記事を読むのに必要な時間:およそ 3 分

Box2Dを使う準備

こんなに楽しそうなBox2Dを使ったプログラミングをやらない手はありません。さっそく試してみましょう。開発環境は無料で整えることが出来ます。

SourceForgeからのダウンロード

この連載ではActionScript3のプログラミングにFlex SDKを使います。開発環境のセットアップ,使い方,またActionScript3の基礎的な文法については別連載のプログラマのためのFlash遊び方をご覧ください。コマンドラインからmxmlcでActionScript3のコンパイルが出来て,生成されたFlashを見ることが出来る前提で進めます。

まず,SourceForgeのダウンロードページを開いてください。少し下へスクロールすると,File Releasesという見出しが見つかります。File Releasesの中に,いくつかのバージョンが掲載されています。

SourceForgeのダウンロードページ

SourceForgeのダウンロードページ

執筆時点では,最新バージョン(Latest)が2.0.0となっています。今回はこのバージョンを使って説明するので,Box2DFlashAS3_2.0.0.zipをダウンロードしてください。

ライブラリの設置

ダウンロードしたzipファイルを解凍すると,以下のようなファイルが出てきます。

Box2D解凍後

Box2D解凍後

このフォルダは後から参照するので,分かりやすいところに置いておく事をおすすめします。ここでは説明のためにC:\lib\Box2DFlashAS3_2.0.0に展開したものとします。これでひとまずインストール(?)は完了です。

すぐ動くサンプルプログラム

サンプルのコンパイル

では早速サンプルをコンパイルしてみましょう。コマンドラインで先ほど展開したフォルダをカレントディレクトリにします。

cd C:\lib\Box2DFlashAS3_2.0.0

そして,以下のコマンドを入力します。

mxmlc Main.as

これだけです。Flex SDKの設定が正しく出来ていれば,いくつかの警告が出て,最終的に以下のメッセージとともにMain.swfが生成されます。とても簡単です。

C:\lib\Box2DFlashAS3_2.0.0\Main.swf (55420 bytes)

サンプルの実行

早速生成されたMain.swfをブラウザにドラッグ&ドロップし,実行してみましょう。

ちゃんと動きましたか? 説明のために上にサンプルプログラムを表示していますが,見ての通り,かなり本格的なものが動いてます。これはBox2DFlashAS3のサイトにあったサンプルとほぼ同じものです。

操作方法

Flash上でマウスをクリックしてフォーカスを合わせ,左右キーを押すと,7つあるサンプルを切り替えることが出来ます。それぞれのサンプルについては後で説明します。Rキーを押すと,リセットして最初から動作させることが出来ます。

マウスを使って物を動かすことも出来ます。白や赤で描かれている物体は,マウスで動かせるものです。しばらく遊んでいると気づくと思いますが,動いている間は白く表示されいて,しばらく動きが無い状態だと赤くなります。壁をはじめとした緑色の物体は動かせません。

著者プロフィール

木村秀敬(きむらひでたか)

茨城高専,北陸先端大を卒業後,独立系ベンチャーにあこがれてjig.jpに就職。 ActionScript好きですが,根はコテコテのC/C++プログラマです。Flash/ActionScriptに興味のある方は是非Spark Projectへ。

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