Android Studio最速入門~効率的にコーディングするための使い方

第7回 Android Studioのキホンのキ ─UIについて

この記事を読むのに必要な時間:およそ 5.5 分

はじめに

変化の激しいEAPの変更部分を追いかけるのはやめて,Android Studioの基本について紹介していきます。このあたりはベースとなったIntelliJですでに完成されている部分なので,Android Studioでも安定して使える部分だと思います。ようやっと連載の内容がサブタイトルに追いついた感じがします。

Android Studioの利用者はEclipseの利用者でもある可能性が高いので,極力「Eclipseでいうとこれ」という対比を行うようにしていきます。

今回はAndroid Studioのキホンのキとして,GUIの画面構成について説明します。

説明上の注意

本文中に表れるメニューや画面の表記方法は第3回の説明上の注意に準じます。

今回からエディタやメニューのコマンドを"コマンド名"の形式で記述します。ショートカットキーを添えた方が良いかとも思いましたが,プラットフォームや設定によって簡単に変わるため間違いのないコマンド名表記とします。たとえば,次のような記述になります。

新規作成のため"New..."を実行する

なお,コマンド名はメニューバーの「Help → Find Action...」で特定できます。「Find Action」を呼び出すショートカットキーは覚えていて損がないので,早めに覚えてしまいましょう(「Find Action」はEclipseの「クイック・アクセス」に相当します)。

図1 「Find Action」ダイアログ

図1 「Find Action」ダイアログ

「Find Action」で特定したコマンドからショートカットキーを知ることができるので,徐々にショートカットキーを覚えていけば良いと思います。コマンドは大抵がメニューバーに登録済みなので,

メニューバーの「Edit → Find → Find in Path...」を実行する

とあった場合,終端の項目("Find in Path")「Find Action」からも呼び出せることを覚えておいてください。

メニューバーに登録されていないコマンドはエディタコマンドくらいで「Find Action」「Include non-menu actions」をチェックする(または「Find Action」の呼び出しショートカットキーを2回押す)とメニューバーに登録されていないコマンドも検索対象になります。

図2 「Find Action」でエディタコマンドを検索する

図2 「Find Action」でエディタコマンドを検索する

それと設定画面(「Preferences/Settings」)の設定項目も「Find Action」で検索可能です。たとえば

「Preferences / Editor」Show all soft wrapsを設定する

とした場合,設定項目Show all soft wraps「Find Action」に入力することで該当の設定画面を開くことができます。

図3 「Find Action」から設定項目を指定して設定画面を開く

図3 「Find Action」から設定項目を指定して設定画面を開く

設定画面はMacでは「Preferences」それ以外では「Settings」ですが,これ以降は「Preferences」で統一します。

ちょっとした露払い

本題に入る前に,すでにAndroid Studioを使っていて,ちょっと気になるかも知れない部分について説明をしておきます。

メニューのショートカットキーに日本語が出ててカッコ悪い

Windows版に限った話だと思いますが,メニューバーのショートカットキーの表示が図4のように日本語を含んでいます。

図4 ショートカットキーに日本語が含まれる

図4 ショートカットキーに日本語が含まれる

これが,ちょっとカッコ悪いと思っている方は,<AS_INSTALL>/bin/studio.exe.vmoptionsリスト1の内容を追加してください。

リスト1 <AS_INSTALL>/bin/studio.exe.vmoptionsに追加する内容

-Duser.language=en

この設定は「Android Studioを起動するJVMを英語モードで実行させる」という意味です。デフォルトは日本語モードだったので,一部のキーが日本語で表記されたわけです。

Linux版のフォントが汚い

筆者自身Linux版を使ったことが無いのですが,IntelliJもLinux版のフォントが汚い事で有名でした。それにJetBrainsもいまいち積極的に改善するつもりがなさそうです。

この問題を取り上げたバグチケットがあります。チケットのコメントにフォントをキレイにする有益な情報が含まれていますので,どうしてもガマンならない方はチャレンジしてみてはどうでしょうか。

日本語化できないの?

Android StudioもIntelliJも今のところ英語版しかありません。ただし,ローカライズする仕組みは持っていて日本語リソースを用意すれば日本語化することは可能です。

「IntelliJ 日本語化」でインターネットを検索すると,だいたい2通りの日本語化手順が見つかると思います。ひとつは,有志の方が公開している日本語リソースを使う方法。もうひとつがEclipseのPleiadesプラグインを使う方法です。これらの方法について,深くは触れませんが興味のある方は調べてみてください(ただし,どちらの方法も完全に日本語化されるわけではありません)。

この連載ではメニューやコマンド,画面の項目などの表記は英語のままで説明します。

日本語化については,IntelliJの頃から根強い要望があります。Android Studioの盛り上がり如何によっては,日本語化もそう遠い話でなくなるかも知れませんね。

ちなみに,日本語リソースによる日本語化は,先ほどの「ショートカットキーに日本語が含まれる」の対策と相性が悪いので気をつけてください(JVMが英語モードだと,Android Studioが日本語リソースを持っていても英語UIになります)。

Android Studioの画面構成

ウェルカム画面は別格ですが,Android Studioの画面構成は図5で示す要素で成り立っています。

図5 Android Studioの画面構成

図5 Android Studioの画面構成

上から順に,

  1. メニューバーとツールバー
  2. ナビゲーションバー
  3. エディタ
  4. ツールウィンドウ
  5. ステータスバー

と続きます。「ナビゲーションバー」はEclipseの「パンくずリスト」,「ツールウィンドウ」はEclipseの「ビュー」に相当します。Eclipseでいう「パースペクティブ」はAndroid Studioには存在せず,この画面で開発のすべてを行います。

「メニューバー」「エディタ」以外は設定で表示・非表示を切り替えることができます。ちなみに,筆者の好みは「ツールバー無し」です。

図6 メニューバーの「View」で表示・非表示を切り替える

図6 メニューバーの「View」で表示・非表示を切り替える

著者プロフィール

今井勝信(いまいまさのぶ)

システムエンジニア。日本ユニシス株式会社所属。仙台在住。

Android開発はまったくやったことがないけれどIntelliJ IDEAが大好き。

Twitter: @masanobuimai

コメント

  • 説明が下手すぎる

    説明が詳細すぎて重要度のウェイトが理解できないようになっている。通常ユーザーはこの分量の20%くらいで十分だろう。アフォーダンスといった言葉を使っている。自分の日記でないのだから言葉選びには真剣にならないといけない。

    だいたいこの手の人の書く文章は読めない、独りよがりの内容が多い。小谷野敦あたりに文章の書き方、言葉の使い方を習ってから今後の書き物を進める。

    Commented : #1   (2015/01/08, 15:08)

コメントの記入