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第3回 「NetBeans IDE」を用いたWebアプリケーション開発

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NetBeansのプラグイン機能

前回はNetBeans IDEを使用してJavaプログラムを作成・実行する方法を紹介したので,今回はそれに引き続いて,Java Webアプリケーション(以下では単にWebアプリと表記する)を開発する方法を解説したいと思います。その前に,NetBeansに搭載されたプラグイン機能について少し紹介しておきます。

NetBeansにはプラグインによる拡張機能が備わっており,インストール後でもプラグインを追加することによって開発環境を自分用にカスタマイズできるようになっています。公式サイトでは7種類のパッケージが配布されていましたが,これらもベースの機能に,Web開発などそれぞれの用途に必要なプラグインを付け加えてパッケージングしたものです。プラグインのインストールや,インストール済みプラグインの管理は「プラグインマネージャ」によって行います。プラグインマネージャには[ツール]メニューの[プラグイン]よりアクセスすることができます。

図1のように,プラグインマネージャの[インストール済み]タブでインストール済みのプラグイン一覧を確認することができます。⁠全部入り⁠「All」パッケージの場合,初期状態では10個のプラグインがインストールされています。ただし,全てが最初から有効になっているわけではありません。プラグイン一覧の右端に[アクティブ]という項目があります。この項目が緑の「アクティブ」になっているものが有効なプラグインであり,⁠非アクティブ」のものは無効化された状態になっています。不要なプラグインを無効にすればその分NetBeansの起動が速くなるため,このような設定が採用されているのです。

図1 インストール済みのプラグイン一覧。⁠アクティブ」のものと「非アクティブ」のものがある

図1 インストール済みのプラグイン一覧。「アクティブ」のものと「非アクティブ」のものがある

この「非アクティブ」なプラグインは,必要になったタイミングで自動で「アクティブ」に切り替わるようになっています。したがって,インストール済みのプラグインであれば,非アクティブであることを気にする必要はとくにありません。手動でアクティブにした場合には,左端のチェックボックスにチェックを入れた上で,マウスの右クリックメニューから[有効化]を選択します。逆に非アクティブにしたい場合には[無効化]を選択します。

新たにプラグインをインストールしたい場合には,それが[使用可能なプラグイン]の一覧に表示されているものであれば,図2のようにチェックを入れて下部の[インストール]ボタンを押すことでインストールできます。

図2 ⁠使用可能なプラグイン」のインストール

図2 「使用可能なプラグイン」のインストール

[使用可能なプラグイン]の一覧に無いものは,そのプラグインが含まれるアップデートセンターを登録するか,手動でnpbファイル(NetBeansプラグインファイル)ダウンロードして追加する必要があります。アップデートセンターの登録は[設定]タブの右下にある[追加]ボタンをクリックし,プラグインの公開サイトなどで指定されているアップデートセンターのURLを入力します図3)⁠

手動でダウンロードしたnpbファイルからインストールする場合には,⁠ダウンロード済み]タブの[プラグインの追加]ボタンより,ファイルを登録することができます図4)⁠

図3 任意のアップデートセンターを追加する

図3 任意のアップデートセンターを追加する

図4 手動でダウンロードしたプラグインをインストールすることも可能

図4 手動でダウンロードしたプラグインをインストールすることも可能

NetBeansによるWebアプリケーション開発

それでは,続いてWebアプリの開発の仕方を説明します。Webアプリ開発には,Webアプリ用のプロジェクトを作成します。新規プロジェクト作成時に選ぶプロジェクトの種類は「Java Web」カテゴリの「Webアプリケーション」になります図5)⁠

さて,インストール後初めてこの種類のプロジェクトを作る場合には,前述のようにまだWebアプリ用のプラグインが「非アクティブ」の状態です。その場合,次に図6のように表示され,しばらくすると自動的にプラグインが「アクティブ」に切り替わります。このように,必要になったプラグインは自動的にアクティブ化されます。非アクティブに戻す作業は手動で行う必要があります。

図5 Webアプリを作る場合のプロジェクトは[Java Web]⁠-⁠Webアプリケーション]

図5 Webアプリを作る場合のプロジェクトは[Java Web]-[Webアプリケーション]

図6 Webアプリ用のプラグインが「非アクティブ」であった場合,この時点で「アクティブ」化される

図6 Webアプリ用のプラグインが「非アクティブ」であった場合,この時点で「アクティブ」化される

著者プロフィール

杉山貴章(すぎやまたかあき)

ONGS Inc.所属のプログラマ兼テクニカルライター。雑誌,書籍,Webメディアで多数の著作をもつ。

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