Ruby on Railsで作られたプロジェクト管理ツールredMineを使ってみよう!

第2回 環境構築/redMineのインストール・初期設定

この記事を読むのに必要な時間:およそ 3 分

環境構築

前回では,プロジェクト管理ツールの必要性,そしてredMineをオススメする理由について解説しました。今回はredMineを利用する環境の構築,およびredMineのインストール・初期設定について解説します。

redMineはRuby on Railsによって作られているアプリケーションですので,動作環境として以下のものが必要になります。

  • Ruby (1.8.5 以上)
  • Rails (※1
  • MySQL (MySQL 5) (※2
  • Subversion (※3
※1
redMine 0.5.1では,Rails 1.2.3がパッケージに含まれているので,このバージョンから利用するときは,Railsをインストールする必要はありません。
※2
データベースはOracleやSQLite,PostgreSQL,DB2でも構いませんが,今回はMySQLで解説します。また,それぞれのデータベースについてサポートされているバージョンは以下の通りです。
  • PostgreSQL 8.1
  • Oracle 10g
  • SQL Server 2005
  • SQLite 3
※3
SubversionがないとredMineが動かないというものではありませんが,ソースコードなどをバージョン管理システムで管理し,redMineに登録した問題・不具合と紐付けて管理したい場合は必要です。また,すでにCVSを利用してソースコードを管理されている方は必要ありません。

RailsはRubyで実装されたWebサーバのWEBrikを使うことができるため,ApacheのようなWebサーバと連携させる必要がなければ,これだけでOKです。

また,RubyやMySQLはLinuxに初期インストールされている場合が多く,その場合はRailsのインストールだけを行えばよいということになります。 もちろんWindowsの場合には,それぞれインストールする必要があります。

Windowsにおける環境構築

今回はWindowsのマシンに環境を構築する想定で解説します。まず,RubyとMySQLのインストーラをそれぞれ以下のサイトからダウンロードしましょう。

ダウンロードしたインストーラを利用してインストールを行います。RubyとMySQLのインストールが終わったら,コマンドプロンプトから下記コマンドを入力し,バージョン番号が表示されることを確認しましょう。

> ruby -v
ruby 1.8.6 (2007-03-13 patchlevel 0) [i386-mswin32]

> mysql --version
mysql  Ver 14.12 Distrib 5.0.27, for Win32 (ia32)

続いて,Railsをインストールします。コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力します。

> gem install rails --include-dependencies

コマンド入力後,しばらくするとログが出力され,インストールが完了します。これでRuby on Railsアプリのための環境構築が完了しました(※redMineのversion 0.5.1には,rails 1.2.3が含まれているので,railsのインストールは特に必要ありません) 。

以下は,Subversion (SVN) のインストール方法です。こちらは必要に応じて参照してください。

Subversionのインストーラを下記サイトからダウンロードします。

http://subversion.tigris.org/project_packages.html

インストーラからインストールを行った後,下記コマンドを入力してバージョン番号が表示されることを確認しましょう。

> svnadmin --version
svnadmin, バージョン 1.4.2 (r22196)
   コンパイル日時: Nov  3 2006, 16:53:07

続いて,リポジトリを作成します。今回は,

C:\programming\svn\repos

というディレクトリをリポジトリとして作成して運用するようにします。

コマンドプロンプトから下記コマンドを実行します。

> svnadmin create C:\programming\svn\repos

これでSVNのリポジトリが作成できました。既存のソースコードは,以下のコマンドでsubversionへimportできます。

> svn import <ソースコードへのpath> file:///<作成したリポジトリのpath> -m "initial import"

例えば,今回作成したリポジトリに,C:\src\hoge_project以下のソースをimportしたい場合は,以下のようになります。

> svn import C:/src/hoge_project file:///C:programming/svn/repos

これで,このリポジトリに対しては,file:///C:programming/svn/repos/hoge_projectというpathでアクセスできます。

著者プロフィール

栗栖義臣(くりすよしおみ)

TIS株式会社 主任。鹿児島県出身。大阪大学大学院工学研究科にて原子力工学を専攻。卒業後,TISで主にJavaの開発案件に携わる。 SUN × Recruit主催のmash up award 2ndにて「サグール賞」「きざし賞」「特別賞」を受賞(asso-ball.networdarium.net)。iGoogleガジェットコンテストで「特別賞」を受賞(U.T.)。ブログは「でぃべろっぱーず・さいど」。

URLhttp://dev.chrisryu.com/

コメント

コメントの記入