たのしいchumby

第3回 chumbyを軽くハックしてみよう

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shibuya.chumbiesのoverlastです。

前回の原稿が掲載された頃にニュースになっていましたが,chumbyの国内販売が決まりました!
ちなみに発売日や定価は,まだ未定ですが,日本のクレジットカードで購入できるとしたら素敵です。chumbyのような,安価な割に自由度が高いガジェットは,あまり無いので早く発売して欲しいです。

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さて,今回のテーマは「chumbyをwidgetを作らないでハックする」です。簡単な操作を繰り返すことで,chumbyのことを少し深く知ってみたり,便利に使えるようにしてみましょう。

前半は私が担当します。chumbyの裏メニューを使って,パソコンからchumbyにログインしてみます。chumbyを内側から覗いてみることで,できそうなことを考えてみたいと思います。

後半は,私と同じくshibuya.chumbiesのAsamaさんが担当します。既に公開されているchumbyのwidgetを使った,お手軽なハック術をご紹介していきます。

パソコンからchumbyにアクセスする準備をしよう

それでは,早速はじめます。今回はchumbyにパソコンから無線LANのルーターを介して,SSHプロトコルで通信をしてみます。

同じことをしてみようと思われた方は,以下のものを用意してください。

  • chumby
  • 無線LANのルーター
  • SSHプロトコルで通信ができるアプリケーションを使えるパソコン

chumbyとパソコンを同じ無線LANルーターに接続し,そのルーター経由でパソコンからchumbyに接続する手法が,一番手軽にchumbyとパソコンの間で通信する方法です※1)。

パソコンとchumbyの間で通信する際にはSSHプロトコルを使います。そのために,WindowsがインストールされたパソコンにはPuTTYjpやUTF-8 TeraTerm Pro with TTSSH2のようにSSHプロトコルによる通信に対応したアプリケーションを,あらかじめインストールしておく必要があります。
MacOSやUnix系OSがインストールされたパソコンは,OpenSSHがインストールされていればターミナルを使ってアクセスできます。

chumbyのネットワーク周りは,かなり気難しい感じなので困る人がいらっしゃるかもしれません。
例えば,chumbyを持ち歩き,新しいネットワーク上でそのchumbyを使おうとしたときに,ネットワークアドレスを取得できない場合があります。
そういう場合は,設定を確かめたあとでchumbyを再起動したり,chumbyを無線LANのアンテナに近づけたりするなどによって,多くのトラブルは解決します。お試しください。

※1
chumbyはネットワークのホストになることができません。また,chumbyは現状ではアドホックネットワークに接続できません。そのため,パソコンからchumbyに他の機器を何も介さずにアクセスしたり,ノートパソコンのネットワーク共有機能を使うことが,普通にはできません。

chumbyの裏コントロールパネルを表示しよう

それでは前半の本題である,chumbyの裏コントロールパネル(Hidden Screen in Control Panel)を使ってみます。ネット上には豊富な情報があるので,chumbyの裏コントロールパネルのことを既に知っている方もいらっしゃると思いますが,それはこんな感じの画面です。

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chumbyは標準状態でかなり豊富な機能が使えるのですが,以下の5つの機能は通常のコントロールパネルからは使えません。

  • SSH接続をできる状態にする(SSHD)
  • ファイラによるファイル閲覧(FILES)
  • 再起動(REBOOT)
  • パソコンのブラウザからchumbyの画面を閲覧(FBCGI)
  • シャットダウン(OFF)

これらの大半の人が使わない便利な機能を利用できるのが,裏コントロールパネルです。

著者プロフィール

Shibuya.chumbies

日本で最初のchumby大量輸入,および日本初のchumbyイベント「chumby night」を開催をした「chumby の普及を促進」する有志ユーザ団体。

URLhttp://chumby-night.net/

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