Lifelog~毎日保存したログから見えてくる個性

第27回 ログと予定と自動実行

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「いまここ」から鏡対称

ログと予定について,考えを深めてみようと思います。

予定については第10回でもすこし触れましたが,ライフログと予定表とは,現在を始点にして鏡対称に広がる情報だ,と考えることができます。これをどうマネジメントするかが重要になるわけです。

ライフログと予定表

ライフログと予定表

ライフログと予定表とは,現在を始点にして鏡対称に広がる情報だと位置づけられます。「いまここ」というエッジがあるのがポイントです。

ライフログには過去の情報があり,予定表には未来の情報があります。しばしばかなり高い頻度でライフログの情報は,未来を確定させるのに役立っています。

筆者にとってのメインの予定表は, 以下の要素を羅列したファイルになっています。

  • 日付+時刻+項目

メインの予定表

メインの予定表

筆者自身は,ほとんど予定をもっていないひとなので,ぜんぜん予定が書いてありませんね……。

これは短中長期的な予定で,いちばん未来の予定は,2058/06/06となっています。その日にすることをすでに予定表に書いてあります。

ごく短期的な予定は「今日」のファイル(日記)です。今日すべきことと,今日していること,今日したことを1日1ファイルで書いています。したことにはコンピュータの操作も含まれ,ログと日記は渾然一体化しています。日記に書くだけでコンピュータを操作できるようにしているためです。

1日1ファイルの記録

1日1ファイルの記録(1)

1日1ファイルの記録(2)

1日1ファイルの記録(3)

2009年04月24日(金)の記録です。日誌と開発日誌と,操作ログと読書ノートと,その他もろもろが混在しています。メールチェックとか,スキャンとか,Gmailとかと書いてある行は,コンピュータにたいして操作した記録です。「Gmail 文字列」で検索できます。

このほか,日付をともなわないか,ある程度日付に幅のある予定を「ToDo」として,別ファイルにしています。

ToDoファイル

ToDoファイル

基本的に1行1項目で,きまった締め切りのない,すべきことを書いてあります。

単純な書式は強い

予定も日記もToDoのいずれもごく単純な書式で,マルチウィンドウで開いているため,互いにドラッグ&ドロップで移動したり,カット&ペーストして移動し,自由に追記していくことができます。ウィジェット(ガジェット)感覚です。変更なども容易です。変更時に,仰々しいパネルなどを見なくてよいのも自然だと考えています。

このような書式のログ形式を,ワードプロセッサ専用機の時代からあわせると,かれこれ四半世紀近くもつづけてきました。

長期にわたって使い続けるには,特別なアプリケーションやサービスを使うのではなく,いちばんベーシックな書式がいいと筆者は感じているようです。アプリケーションやサービスは,なくなってしまうことがあるためです。xmlでの記述は,人間が読むものではないので,必要に応じてxml化すればよいと考えます。

このメインの予定表のデメリットは,列挙形式であるため,曜日感覚に乏しい点です。毎週定期で入ってくるような予定の記述には不向きです。

そこで,カレンダー型の予定表を併用することもあります。

著者プロフィール

美崎薫(みさきかおる)

夢想家,未来生活デザイナー,『記憶する住宅』プロデューサー,記憶アーティスト。住宅,書斎,机をはじめ,ハードウェア,ソフトウェアの開発をプロデュース。著書『デジタルカメラ2.0』(技術評論社)など多数。

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