Googleケータイ,世に現る

第6回 Androidを彩るソフト達(その2)

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IM

それでは,インスタントメッセンジャーのIMからご紹介します。

G1のIM

IMは,AMI,Google Talk,Windows Live Messenger,Yahoo! Messengerが統合されたアプリで,なかなか力強い仕上がりです。AMI, Windows Live Messenger, Yahoo! Messngerは,アカウントの設定が必要ですが,Google Talkは,導入時に設定したGoogleアカウントを利用するので,すぐに使い始めることができます。Google Mailもそうですが,面倒な手続きなく,白物家電感覚で使い始められる導入の上手さは,他のスマートフォンも見習うべき部分です。

インスタントメッセンジャーを仲間とのコミュニケーション以外に,ビジネスでもIMを活用しているユーザーも多いのではないでしょうか。私は正にそれで,記録に残したいやり取り以外はIMを使うことが多く,外出中も社内のエンジニアと連絡は,ケータイでの通話ではなくインスタントメッセンジャーを使うほど,依存度の高いアプリです。

IMのサービス選択画面。この後,チャットウインドウが表示される。

IMのサービス選択画面。この後,チャットウインドウが表示される。

IMは,いくつかの絵文字をサポートする。スマイリーなどはAndroidのマスコットで表示される。

IMは,いくつかの絵文字をサポートする。スマイリーなどはAndroidのマスコットで表示される。

自分の使い方に当てはめて考えてみる

では,私の利用方法に当てはめて,IMが良き相棒となるのか考えてみます。

外出先で,IMを使う場合,必要な時にアプリを起動するケースもありますが,大方の場合は,何時でもメッセージを受信できる状態でいたいので,アプリを起動しっぱなしにすることになります。その間,他のアプリも使用するので,IMがバッググラウンドに回りますが,サインアウトすることなく,サインインの状態を保ちます。この状態で,メッセージを受信すると,効果音を付けて通知エリアにメッセージ受信を表示するので,メッセージを受け取ったことをすぐさま知ることができ,リアルタイムに近い密なコミュニケーションを取ることができます。

外出先では,しばらく使わないこともあります。

すると,G1の画面がブラックアウトして,パワーセーブモードに移行します。このモードになると,IMは,ステータスをアイドルに変更します。この状態でも,若干のタイムラグがあるものの,メッセージを受信することはでき,メッセージが到着すれば,オンラインの時と同じように通知してくれます。

パワーセーブモードから復帰すると,ステータスは,オンラインとなり通常のやり取りが行えます。

IMが前面にないときにメッセージを受信すると,画面上部の通知エリアに内容が表示される。

IMが前面にないときにメッセージを受信すると,画面上部の通知エリアに内容が表示される。

良き相棒になりそうだが…

私にとっては,良き相棒となりそうなIMですが,愛すべき要素が少ないのが残念です。

IMは,他のソフトの登場を見込んで,薄味の演出しか行わなかったのかもしれませんが,スマートフォンとは言え,最近は,エモーショナルな演出がなされたソフトも多く存在します。毎日身に付けて持ち歩くスマートフォンだからこそ,何か一つ愛すべき要素,チャームポイントを持たせるべきではないでしょうか。

IMのチャット画面。実用的だが薄味な感じ。

IMのチャット画面。実用的だが薄味な感じ。

著者プロフィール

傍島康雄(そばじまやすお)

5月30日生まれ。

モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが,最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており,文章を書くのも,プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。

ブログ:http://yasuos.com/blog/