Software Design 2018年1月号
- 定価
- 1,342円(本体1,220円+税10%) 1,450円(本体1,318円+税10%)
- 発売日
- 2017.12.18[在庫なし]
- 判型
- B5
- 頁数
- 184ページ
- ISBN
- 978-4-7741-9209-3
概要
第1特集
手作業の自動化を極めて今年はラクチンな年に!
使えるシェルスクリプトの書き方
「繰り返し行う作業は自動化したい」という発想は、ITエンジニアの性ですね。そして、コマンドライン作業の自動化といえばシェルスクリプトです。
もしあなたが、シェルスクリプトを簡単な作業にしか使っていないなら、それはもったいないことです。シェルスクリプトはCMS環境をまるごと構築したり、Webの情報を収集したりできるポテンシャルも秘めています。
本特集で紹介するルールやテクニックを駆使すれば、複雑な作業やネットワークを介した作業でさえもすばやく処理できる、最強の自作ツールの実現も夢ではありません。新年早々、「シェルスクリプトはじめ」と洒落こんでみてはいかがでしょう?
第2特集
なぜ文字化けするのか? なぜ絵文字がうまくでないのか?
文字コード・トラブルシューティング
ブラウザでWebページを見ているとき、文字化けに遭遇したことはありませんか? また自分の作ったWebページが文字化けしていると、クレームを受けたことはありませんか? そういった問題を自分で解決できるようになるため、本特集で文字コードについて学びましょう。
第1章では文字コードの基礎知識を固めるため、「文字集合」「符号化文字集合」「エンコーディング」という3つの概念の違いを押さえます。また実践編として、文字化けを引き起こすWebページを作らないためのコーディング技術を紹介します。
そして第2章では、日本で生まれ、いまや世界中で使われている「絵文字」について、エンジニア目線で深掘りしていきます。絵文字の歴史やしくみをひも解きながら、よくある問題とその対処方法を解説します。
一般記事
[新年特別企画]
「Pythonデータ解析試験」に向けた座談会レポート
9月初旬、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会で実施予定の「Python 3エンジニア認定データ解析試験」の準備座談会が開かれました。PyCon JP代表理事の寺田学氏と㈱ビープラウドの代表取締役である佐藤治夫氏を司会とする、8名のPythonエキスパートが集まり、Pythonによるデータ分析における必要スキルなどについて話し合いが行われました。
一般記事
システムのセキュリティ運用をもっと楽に・セキュアに
脆弱性管理サービスFutureVuls登場
本誌2017年10月号の第2特集でオープンソースの脆弱性スキャナ「Vuls」を取り上げましたが、そのVulsにさまざまな機能を追加したクラウドサービス「FutureVuls」が2017年11月にリリースされました。その速報として、機能・導入・操作の概要をお届けします。
一般記事
[短期連載]ARKitとUnityで作るiPhone ARアプリ集中特講
【1】サンプルアプリを使ってARKitで何ができるか見てみよう!
AppleはiPhoneやiPadでのAR体験をユーザにもたらそうとしています。最新のiOS 11でリリースされた「ARKit」はそのARアプリケーションを開発するためのフレームワークです。この短期連載では、AR空間や物理エンジンの使い方を理解し、シンプルなARゲームを完成させることを目的とします。第1回は、Unityを使った開発環境を整え、サンプルを動かすところまで試してみます。
目次
第1特集
手作業の自動化を極めて今年はラクチンな年に!
使えるシェルスクリプトの書き方
-
第1章:使えるシェルスクリプトにするために
押さえるべき基礎知識と基本技法
-
第2章:シェルスクリプトはなぜこんなに書きにくいのか!?
プログラマがハマりがちな3つの誤解を解く
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第3章:パフォーマンス重視のシェルスクリプトやコマンドの操作
OSの挙動としくみを押さえて爆速処理を目指す!
-
第4章:シェルスクリプト一発で環境を構築しよう
手作業自動化の究極のかたち
-
第5章:シェルスクリプトでWebスクレイピング
HTTP、HTML、JSONを扱うコマンドをいろいろ知ろう
第2特集
なぜ文字化けするのか? なぜ絵文字がうまくでないのか?
文字コード・トラブルシューティング
- 第1章:文字化け・セキュリティ攻撃を防ぐための
文字コードの基礎知識と実践プログラミング - 第2章:成り立ちから「寿司ビール」問題まで
エンジニアのための絵文字の教科書
一般記事
- [新年特別企画]「Pythonデータ解析試験」に向けた座談会レポート
- システムのセキュリティ運用をもっと楽に・セキュアに
脆弱性管理サービスFutureVuls登場 - [短期連載]ARKitとUnityで作るiPhone ARアプリ集中特講
【1】サンプルアプリを使ってARKitで何ができるか見てみよう!
Test Report
- NETGEAR ReadyNAS徹底運用
【5】X-RAID、Flex-RAIDの動きを確認する
連載
- ITエンジニア必須の最新用語解説
【109】Windows Subsystem for Linux - digital gadget
【229】Interaction Award 2018から知る、ガジェットが貢献する社会 - 結城浩の再発見の発想法
【56】過学習 - 及川卓也のプロダクト開発の道しるべ
【15】プロダクトマネージャーとエンジニアリングマネージャー - 宮原徹のオープンソース放浪記
【23】2008年の縁のある3ヵ所でOSC開催 - ツボイのなんでもネットにつなげちまえ道場
【31】LoRaWANを使ってみる(後編) - 書いて覚えるSwift入門
【33】ゆくXくるX - シェル芸人からの挑戦状
【5】/proc/ディレクトリから情報を得る - RDBアンチパターン
【9】強過ぎる制約 - Vimの細道
【25】Vimの新機能terminal(後編) - セキュリティ実践の基本定石
【50】ウクライナとロシアを襲うBad Rabbit - SOURCES~レッドハット系ソフトウェア最新解説
【16】Fedora 27リリース - Debian Hot Topics
【52】DebConf17レポート(後編) - Ubuntu Monthly Report
【93】Panasonic CF-SZ6のUbuntuを17.10にアップグレードする - Unixコマンドライン探検隊
【21】ネットワーク(その1) - Linuxカーネル観光ガイド
【69】ファイルシステムの変更と2017年のLinuxカーネルを振り返る - Monthly News from jus
【75】伝統的なツールと目新しいツール、ともに楽しむ勉強会 - Hack For Japan~あなたのスキルは社会に役立つ
【73】Code for Japan Summit 2017レポート - 温故知新 ITむかしばなし
【73】グラフィック高速アクセス機能~グラフィック描画の高速化を目指して~ - ひみつのLinux通信
【47】スマートスピーカーでコマンド入力