組込みプレスVol.10
今号の特集概要
巻頭企画 #4
コンパクトにわかる
[ドメイン別]組込みシステムの現在
知っている人,知らない人にも大好評の本企画。毎回いくつかのドメイン(業種)を取り上げ,それぞれの特徴・課題・取り組みなどを紹介しています。第4回目は「地震観測装置」「ペンタブレット」です。
特集1
あなたとどう違う?
できるエンジニアの“頭の中”徹底解剖
あなたが働く開発現場には,尊敬できる先輩や上司はいますか? もしいるとするならば,なぜ尊敬できるのでしょうか? 仕事ができる,人間性が良い,頼りになる,など色々と挙げられると思います。そこで本特集では“できる”エンジニアになるたには何を取得すればよいのか,どのように考えたらよいのかを,組込みエンジニア向けの内容でお贈りします。
特集2
モデル検査の考え方とその事例
形式手法の基礎知識
本特集で取り上げる形式手法は,検証という視点で絞り込み,「形式的なシステム記述・仕様記述に基づき,計算機のサポートのもとでソフトウェアの高信頼化を図る手法」という定義で考えます。Part1では形式手法の素朴な疑問を提示し,検証ツールを紹介します。Part2では,車載コンビネーションメータの事例を紹介し,モデル検査の適用への課題を考察します。
特別企画1
システムモデリング言語の扱い方/表記のしかた
はじめてのSysML
SysMLは,Object Modeling Group(OMG)コンソーシアムが開発した,システムモデリングを行うためのモデリング言語です。UMLをベースにしているため,見た目などはUMLと似ていますが,ソフトウェアやハードウェアの開発段階で用いるUMLとは適用範囲も記述できることも異なります。本記事では,SysMLの概要とその使い方を,UMLとの比較を通じて勘違いしやすいポイントを抑えつつ解説していきます。
特別企画2
隣の組込み野郎
Qステアを加速度センサ搭載携帯電話でコントロールの巻
赤外線コントロールチョロQ「Q-STEER」(店頭価格1500円程度)には,専用のコントローラが付属し,iアプリをダウンロードしてくることで携帯電話でも操作が可能だったりしますが,せっかくだから赤外線通信を解読し,それに合った自作iアプリコントローラを作ることで,通信+携帯アプリ作成をしていきます。
目次
巻頭企画
コンパクトにわかる
[ドメイン別]組込みシステムの現在
- 地震観測装置
- ペンタブレット
特集1
あなたとどう違う?
できるエンジニアの“頭の中”徹底解剖
- Introduction:特集のはじめに
- Chapter1:できるエンジニアになるための3要素
- その1:新しい仕事にすばやく対応できるエンジニア
- その2:知識が豊富なエンジニア
- その3:ヒューマンスキルがあるエンジニア
- Chapter2:3大スキル習得法
- その1:エンジニアリングのスキル
- その2:マネジメントのスキル
- その3:リーダーシップのスキル
- Chapter3:組込み開発でおさえておきたい4つのキーワード
- リアルタイム性
- メモリの節約
- 非同期処理とマルチタスク
- GUI開発
- Chapter4:スマートに考えるオブジェクト指向
- オブジェクト指向の3つの特徴
- 設計手法とソフトウェアの品質
- 適用のしかた
特集2
検査の考え方とその事例
形式手法の基礎知識モデル
- Part1 形式検証と検証ツールの動向
- 第1章:はじめの一歩 形式手法は何するの?
パズルでさっと手慣らし - 第2章:モデル検証によるプログラム解析
ツールによるプログラム解析の実装コーディネート - Part2 形式手法の実装
- 第3章:車載コンビネーションメータの事例(1)
ソースコードしかない場合の検証方法 - 第4章:車載コンビネーションメータの事例(2)
モデル検査の適用への課題
特別企画1
システムモデリング言語の扱い方/表記の仕方
はじめてのSysML
- 第1章:SysML登場
UMLの限界とシステムモデリングのための応用 - 第2章:SysMLの書き方
理解のポイントと各種ダイアグラムの使い方
特別企画2
隣の組込み野郎
Qステアを加速度センサ搭載携帯電話でコントロールの巻き
一般記事
- 歴史探究からロボットアプリケーションの開発ツール紹介まで
ロボット技術の現在,過去,未来 - 衛星設計で培われたオープンフレームワーク
COMGY - [新連載]私ノシゴト
【第1回】松田 愛子さん - [新連載]職場の花子さん
【第1回】詠み人シラフ - [新連載]組込みエンジニアのためのデータベース入門
【第1回】知っておきたい基礎知識 - [新連載]他人には教えたくない勉強のしかた
【第1回】はじまり半分,段取り半分 - ARM研究所
【第4回】組込み機器に向けた3Dグラフィックプロセッサ技術 - 組込み教育委員会
ETSS/ETEC/OCRES情報