6月12日、
本稿では、
レポートに入る前に、
これまでのスピーカーや参加者の人数、会場は次のとおりです。
- スピーカーの人数:のべ約120人
- 参加者の人数:のべ約2,760人
- 場所をご提供いただいた企業様
(敬称略、 開催順):
多くの人と企業の協力のもとに開催してきました本勉強会ですが、
- 編注
- gihyo.
jpでは、 本勉強会の第7回より、 スタッフの方にレポートをご寄稿いただいております。こちらのページで一覧できます。
jQuery Mobile
ここからメインセッションの紹介です。
はじめに、
jQuery Mobileはモバイル向けのJavaScriptフレームワークです。jQueryを普段利用している人にとってはとても簡単にモバイル向けのサイトを作ることができます。
jQuery Mobileは基本的な設計のほとんどをマークアップで作ることができるので、
jQuery Mobileのメリット・
- メリット
- とても簡単にモバイルサイトが作れる
- クロスブラウザに対応できる
- 開発が活発で情報が多い
- デメリット
- フレームワークが大きく、
ルール付けや縛りが多い - ある程度のデザインが決まっているためカスタマイズが難しい
- DOM操作が多いため、
デバイスによっては動作が遅い
- フレームワークが大きく、
このメリットとデメリットを考慮したjQuery Mobileの使いどころとして、
jQuery Mobileはページ遷移にajaxを利用しているため、
講演では他にもjQuery Mobileを使った様々なデザインが見れるギャラリーや、
Sencha Touch 2
つぎに、
Sencha TouchはWebkit向けのHTML5フレームワークで、
今年新たにExt JS 4をベースとしたSencha Touch 2がリリースされました。Sencha Touch 2ではパフォーマンスの改善、
Sencha TouchはJavaScriptにコンフィグを書き込んでいくことでUIを構築していきます。そのためjQuery Mobileと比べた場合、
Sencha Touchには次のような開発を支援するツールがあると紹介しました。
- Sencha Architect 2
- Sencha Touch 2とExt JS 4用の開発環境
- 有償
(30日間の使用期間) - Mac/
Windows/ Linuxで動作する
- Sencha SDK Tools
- コマンドラインツール
- MVCプロジェクトの自動作成
- プロジェクトのBulid
- ネイティプパッケージング
- Microloader
(Webアプリのローディングを早くする仕組み)
Sencha Touchはゲームなどには向いていないが、
講演動画や講演資料も合わせてご覧ください。講演中のデモで使われたソースコードがこちらで公開されていますのでお試しください。(要Sencha Architect)
Dojo Mobile + その他のUIフレームワーク3選
つぎに、
Dojo Mobile 使ってみた
白石さんの無茶ぶりで講演&Dojo Mobileを調査をすることになったという井原さん、
Dojo MobileはiOSやAndroid、
Dojo Mobileの良い点・
- 良い点
- 用意されたコンポーネントが綺麗
- Dojo Toolkitを使ってる人は同じように使える
- ライブラリの非同期ロードが可能+事前コンパイルでまとめることができる
- 悪い点
- ドキュメントが整備されていない
- サンプルコードの書き方が古いままの物がある
- 学習コストが他のフレームワークに比べて高い
まとめとして、
その他のUIフレームワーク3選
白石さんは
それぞれのフレームワークの特徴として次の点を挙げていました。
- Kendo UI Mobile
- jQuery Mobileとコンセプトが似ているので使いやすい
- 一つのソースでプラットフォーム固有のルック&フィールをエミュレートできる
- パフォーマンスも悪くない
- MVCフレームワークやテンプレートエンジンが統合されている
- jqUI
- jQ.
Mobiを使用している - jQuery Mobileよりサイズが小さい
- 動作が軽い
- プラットフォームが限られている
- jQ.
- app-UI
- 用途特化型のマイクロフレームワーク
- 横にスライディングするページ遷移実現に特化している
- Adobeの開発者サイトで紹介されている
- スマートフォン向けとタブレット向けの異なるビューが用意されている
まとめとして、
納期を重視するならフルスタック型を、
座談会
さいごに、
テーマ:「フレームワークの使用状況は前と比べてどう変わったか」
直鳥さんは今年に来て大手の会社さんからの問い合わせが増えていると言います。Androidのフラグメント問題などで手を焼いている人たちがHTML5やブラウザーに注目していて、
吉川さんは、
テーマ:「End of Native?」
白石さんは今後ネイティブからWebアプリへ移行すると言われることが多いが、
それに対して直鳥さんは、
座談会では他にも様々なテーマでお話していただき、
30回記念 記念撮影&記念料理!
30回の節目を記念して今回の勉強会では参加者とスタッフ全員での記念撮影がありました。さらに懇親会ではGoogleさんからサプライズの記念料理がありました。どれもこれも食べるのがもったいほどの料理でした
今回の勉強会で改めて、
これからも
最後に
レポートに対する感想や、
本勉強会は、