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2007年5月16日X.Org 7.2.0をマージしたports treeへ移行した場合のPorts CollectionにBeryl(x11-wm/beryl)追加

ports

X.Org 7.2.0 x11-wm/beryl

X.Org 7.2.0をマージしたports treeへ移行した場合、Ports CollectionにBeryl(x11-wm/beryl)が追加されています。今のところBerylが動作が確認されているビデオチップはnVidia、Intel、ATIの最近のモデルです。
nVidiaを使う場合、WITH_NVIDIA_GL=yesを指定してX.Org 7.2.0およびBeryl一式をビルドし、nVidiaドライバをx11/nvidia-driver(古い型の場合はx11/nvidia-driver-9631、x11/nvidia-driver-7184)をインストールして/boot/loader.confにリスト1の設定を追加してからシステムを再起動し、/etc/X11/xorg.conf設定ファイルにリスト2の設定をマージします。

リスト.1 nVidiaドライバを使うために/boot/loader.confに追加する設定
nvidia_load="YES"
リスト.2 /etc/X11/xorg.confへ追加する設定 - nVidia用
Section "Device"
        Option      "AddARGBGLXVisuals" "True"
EndSection

Section "Extensions"
        Option       "Composite" "true"
EndSection

Intel/ATIを使っている場合はリスト3の設定を/etc/X11/xorg.confへマージします。動作しなかった場合はDeviceセクションのコメントされている設定をコメントアウトして再度試してみてください。それでも動作しない場合、Xorg -configureでxorg.confファイルを再度作成してからこれら設定をマージし、動作するか確認してください。

リスト3 /etc/X11/xorg.confへ追加する設定 - Intel/ATI用
Section "ServerLayout"
        Option "AIGLX" "true"
EndSection

Section "Device"
        # Option "XAANoOffscreenPixmaps" "true"
EndSection

Section "Extensions"
        Option       "Composite" "true"
EndSection

※ただコピーして追加するのではなく、それぞれのセクションに設定をマージしてください。

GnomeやKDEを起動してからberyl-manager(1)を起動すればBerylへ切り替わります。動作しない場合はグラフィックチップがそもそも対応していないか、/etc/X11/xorg.confの設定が不適切な可能性があります。

図1 Beryl(x11-wm/beryl) on X.Org 7.2.0(x11/xorg) / Gnome 2.18.1(x11/gnome2)動作例 - 上からのアングル
図1 Beryl(x11-wm/beryl) on X.Org 7.2.0(x11/xorg) / Gnome 2.18.1(x11/gnome2)動作例 - 上からのアングル
図2 Beryl(x11-wm/beryl) on X.Org 7.2.0(x11/xorg) / Gnome 2.18.1(x11/gnome2)動作例 - 下からのアングル
図2 Beryl(x11-wm/beryl) on X.Org 7.2.0(x11/xorg) / Gnome 2.18.1(x11/gnome2)動作例 - 下からのアングル
図3 表示しているアプリケーションの一覧選択機能 (マウスポインタを右上に移動かF8
図3 表示しているアプリケーションの一覧選択機能 (マウスポインタを右上に移動かF8
図4 画面中のアプリケーション一覧表示機能(Alt-TabやAlt-Ctrl-Tab。Win-TabやWin-Ctrl-Tabならラウンド表示
<p><strong>図4</strong> 画面中のアプリケーション一覧表示機能(Alt-TabやAlt-Ctrl-Tab。Win-TabやWin-Ctrl-Tabならラウンド表示</p>
図5 フォーカスの移動に応じてほかのアプリケーションと透過させたり、ウィンドウ一覧でミニサイズのアプリケーションが表示される例
<p>図5 フォーカスの移動に応じてほかのアプリケーションと透過させたり、ウィンドウ一覧でミニサイズのアプリケーションが表示される例

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