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- スナップショット機能の改善とABIの変更
FreeBSDでは原則としてSTALBEブランチにおいては、
APIやABIの変更を許可することはありません。APIやABIの変更が加えられるのはCURRENTブランチのみで、 STALBEブランチにはAPIやABIを変更しない改善のみがMFCされます。
しかしながら例外的に、近々ファイルシステムモジュールにおいてABIの変更を伴う改善がMFCされます。このMFCはファイルシステムスナップショットにおけるいくつかの問題を修正するものです。ABIの変更を伴ったとしても取り込む価値があると判断されたため今回マージが実施されます。
この変更はカーネル内部のデータ構造を変更するもので、ディスクに保持されているファイルシステムデータ構造には一切の変更はありません。ベースシステムに取り込まれていないファイルシステムを独自にビルドして使っている場合などはこの変更に注意する必要があります。6-STABLEでスナップショット機能を活用している場合は同修正に注目しておいてください。スナップショット機能をヘビーに利用している場合にかなりの効果が見込める可能性があります。 lib/
libarchive usr. bin/ tar libarchiveが2.
2.3へ更新されました。bsdtarも2. 2.3へ更新されています。 sys/
boot/ i386 FireWire/
dconsサポートがi386/ amd64アーキテクチャに対して追加されました。デフォルトでは無効にされています。/etc/ make. confにLOADER_ FIREWIRE_ SUPPORT=yesを追加してシステムを再構築すれば有効にできます。 contrib/
bind9
lib/bind BIND関連のソースコードが9.
4.1へアップグレードされました。 usr.
sbin/ moused moused(8)にマウスのダイナミックアクセラレーションを指定するためのオプション
“-A” が追加されました。 src/
contrib/ ipfilter IPFilterのソースコードが4.
1.23へアップグレードされました。