FreeBSDカーネルモジュールを開発する簡単なハウツーがWriting a kernel module for FreeBSDにおいて公開されています。同記事ではモジュールの読み込み時と取り外し時にメッセージを表示する簡単なカーネルモジュールの開発方法が紹介されています。FreeBSDカーネルモジュールを開発するうえできわめて有益なドキュメントですので、カーネルモジュールを開発する際には参考にしてみてください。
src
netatm removed
current - 当初の予定どおり、MPSAFEではないため8-CURRENTのコードからnetatm関連コードが削除されました。7-STABLEでもすでにnetatmはビルドプロセスからはずれており、今回の削除も3週間後にMFCが予定されています。
DTrace
current - DTrace関連のコミットが継続されています。ビルドプロセスの追加やホックの追加、プロバイダの追加などが随時実施されています。
sys/conf/NOTES
current - DTraceをサポートするためのKDTRACE_HOOKSオプションの説明がsys/conf/NOTESファイルに追加されました。
Ports Collectionからjapanese/kochi-cidfontsが削除されました。このCID-keyedフォントは商用プロダクトであるLABO System 123において使われている32ドットビットマップフォントのデータを含んでいる懸念があり使うには問題があります。問題を修正したバージョンもリリースされていないようであるため今回Ports Collectionから削除されました。
emulators/wine
Windows API互換レイヤWineのportが1.0 RC2へアップグレードされました。Wineはバージョン1.0リリースへ向けたコードフリーズ期間にはいっており、機能追加はなくバグ修正だけが実施されています。